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2025年 09月 30日
栂池自然園から白馬大池(+白馬岳?)を目指す その22
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うちの猫たち、右側のアメショのミラがやや凶暴(?)なところがありまして、左側にいるノルウェージャンフォレストキャットの來依(らい)があまり近づきすぎると、このように猫パンチを繰り出したりします。

だからなかなか二人が仲良くしているシーンが撮れないのですが、先日ちょっといいシーンがありました。

よろしかったら 3年ぶりの、ちょっと奇跡的なシーン をどうぞ。

さて、身長は 174cmあるのに体重はわずか 53kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質の中年・・・いや、もうとっくに「アラ古希」になってしまった男が 2年ぶりに北アルプス登山に挑む。

さて、どうなりますことやら・・・。

というわけで、栂池自然園から白馬大池(+白馬岳?)を目指したときのお話の 22回目です。
毎日張り切って更新してます!よろしかったら続きをどうぞ。





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この風吹大池(かざふきおおいけ)への分岐の直後、道は激変する。

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木道が忽然と終わりを告げ、急な岩場の斜面になるのだ。

ヤマケイのアルペンガイドには「巨岩がゴロゴロした道」と記述されている。

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この想定外の悪路に私は大いに苦戦した。

写真でも延々とそんな「巨岩がゴロゴロした道」が描写されている。

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そんな中、まさかのゴゼンタチバナの花が現れてくれたのはちょっと嬉しかった。
もう実しか見れないと思っていたから。

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それにしても悪路が続く。
私はここで 70歳前後の男性と会話したことになっている。

「立派ですよ」
「立派ですよね。よく登ったなって」

どっちがどっちに向かって言ったのかも、もう定かじゃない。

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続いてメガネをかけた男性とすれ違う。
私は彼に「いつまで続くんですか、これ」と泣きつく。

すると彼は「雪渓になるまでこれが続きます」と答えた。
「その代わり(雪渓になれば)涼しいです」とも。

続いて 60代ぐらいの女性 2人組とすれ違ったときには「もうバテました」と泣きついた。

「暑いからね~」と女性 2人組は陽気に答えていた。
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そうなのだ。このあたりから人とすれ違うことが多くなってきた。上の山小屋で食事を終えた連中が下山しているからだろう。

にしても、俺、ちょっと元気じゃない?
明らかに自分からコミュニケーションを取ろうとしていた。

悪路が続いたことで、逆にクライマーズハイになっていたのかもしれない。

もっと言えば、「生きている実感」を感じだしたのかもしれない。

以前読売新聞の夕刊に、ノンフィクション作家の角幡唯介(かくはたゆうすけ)さんへのインタビューが載っていた。
その中で角幡さんはこう述べている。

ジョーゼフ・キャンベルというアメリカの神話学者は、人間が本当に求めているのは、生きている意味ではなく、『生きているという経験』だと書いていますが、その通りだと思います。
インターネットの発達で体を使い、知るという経験が減りました。
多くの人が『生きている経験がほしい』と無意識に感じているのでは。
それが体を使っての富士登山やマラソンブームの一因ではないかと思います。

「生きているという経験」「生きているという実感」・・・それを味わいたくて登山をしている・・・これはあると思う。

そしてこのときの私はそれを感じ始めていたのだ。

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岩場の途中で黄色い花が群生していた。

黄色い花は苦手だ。ミヤマキンバイかなあ。

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8時11分(栂池ヒュッテから歩くこと 2時間15分後)、急斜面の途中で遂に思わずへたり込んだ。

   こりゃあ、白馬岳山頂まではとても無理だな。

しかし・・・である。

   ここを下るのも、嫌だなあ・・・。

「進むも地獄。戻るも地獄」といったところか。

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流石にここでカメラを一旦ザックにしまい込んだ。
ただその分ザックはカメラの分(約1kg)重くなる。

振り返ると天狗原の平原が一望できた。それはなかなか見事な光景だった。

ただまた雲が増えだしたな。どうにもすかっと晴れてくれない。

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写した写真を見ると、下山してくる人がますます増えた感じだった。

お盆後の平日なんて、もう山が空き出す頃なのにね。

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8時27分、脇に雪渓が見えてきた。

いよいよこの悪路の終わりも近いか!

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by JunMorosawA | 2025-09-30 07:51 | 北アルプスなど高山 | Comments(2)
Commented by アラカンおやじ(ササン) at 2025-10-17 09:26
Morosawaさん
ご無沙汰しております
孫に忙しい爺でスミマセンm(__)m
しかし、この巨岩がゴロゴロの登りは辛いでしょう
見てるだけで、もも勘弁とおもいました
雪渓の登りいよいよですね、涼しいだけでは辛いでしょうが・・
Commented by JunMorosawA at 2025-10-17 20:19
アラカンおやじ(ササン)さん、こんにちは。

> 孫に忙しい爺でスミマセンm(__)m

とんでもないです!
お孫さんもどんどん大きくなっているんでしょうね♪

> しかし、この巨岩がゴロゴロの登りは辛いでしょう
> 見てるだけで、もも勘弁とおもいました

でもクライマーズハイだったのでしょうか。
今では「もう一度登りたい!」と思っています。


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