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2019年 06月 02日
大戸集落から草戸山に登る その3
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アジサイよりも先にクチナシの花が満開になってきました。

クチナシ(梔子)はとても香りのよい花をつける、夏の代表的な花木だ。
一見花びら(花弁)が 6枚に見えるけれども、実は筒状になったものが 6裂したものだという。

花後の実は長さ 2~3cmで、秋に赤く熟しても口を開かないことから、クチナシという名がついたとされています。

というわけで今回は、大戸集落から草戸山に登ったときのお話の 3回目です。
地味な話ですが、よろしかったら続きをどうぞ。




大戸集落から草戸山に登る その3_c0196928_08253479.jpg

大戸観音のすぐ先に上大戸というバス停があった。ずっとこっちのほうにまでバスが入ってきているんだな。

それが信じられない。
っていうのも、町田街道からこちらに入ってきた途端に交通量がほぼゼロになってしまったからだ。

大戸集落から草戸山に登る その3_c0196928_08253556.jpg

途中から川沿いの道になる。左手に流れている川は多分境川だ。

ネットで調べたところ、「境川」はまさに「都県境」で、川の北側は東京都町田市、南側は神奈川県相模原市なのだそうだ。

川の対岸に咲いている黄色い花はヤマブキ(ちなみにこの日は 4月22日)。
よく見ればニリンソウが結構群生している場所もあった。

大戸集落から草戸山に登る その3_c0196928_08253578.jpg

8時20分(公会堂前バス停から歩き始めること16分後)、青少年センター入口バス停に到着。

あとで調べてみて驚いたのだが、大戸行きのバスに乗ればここまで来れていたのだ。
へえ・・・。

まあ、この日はこうしてのんびりと歩くのが目的のようなものだから、そう知ったからといって損したような気になることはなかった。

大戸集落から草戸山に登る その3_c0196928_08253570.jpg

ところでバス停の先で道がY字型に分岐しているのが見えると思います。
バスはこの先左の道を進み、終点の大戸バス停に向かうようだ。

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Y字型の真ん中にお地蔵さんが祀られていた。

ネットで調べたところ、1850年(嘉永3年)に安置されたもので、子育て地蔵の名で人々の信仰を集め、昔は子宝に恵まれない人々の参詣が絶えなかったという。

子育て地蔵の右手に「青少年センター入口」という案内があった。
それに従ってY字型を右に取ります。

大戸集落から草戸山に登る その3_c0196928_08282617.jpg

近くの空き地に、ニリンソウより一回り大きいイチリンソウが咲いていてびっくり。

へえ。これは意外。まだ結構花が残っているんだな。

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やがて右手に畑が広がるようになる。ネットの文章に「地蔵尊の周辺は長閑な里山の風景が広がっている」というのがあった。
まさにそんな感じ。薄曇り状態ではあったが、とても気分がよかった。

しかし、やっぱり左足の状態はよくなかった。激痛こそ走らなかったものの、時々違和感を覚えていた。
残念だよ、まったく。

大戸集落から草戸山に登る その3_c0196928_08282760.jpg

この日は 4月22日ってことで、もうスミレの季節は過ぎているはずなのに、一面にタチツボスミレが咲いていたところがあった。

大戸集落から草戸山に登る その3_c0196928_08282771.jpg

そのうち白いスミレが現れた。
一段高くなっていたんで一度はそのまま通り過ぎたのだが、引き返して確認したら、距にうっすらと紫色が残っているオトメスミレだった。

へえ。オトメスミレって案外高尾山周辺にはないのにね。

大戸集落から草戸山に登る その3_c0196928_08282741.jpg

8時34分(公会堂前バス停から歩き始めること 30分後)、「第二駐車場」と書かれた駐車場が現れる。

どうやら青少年センターの一角に入ったようだ。
登山口を探さなければ。

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by JunMorosawA | 2019-06-02 08:30 | 低山歩き | Comments(0)


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