2018年 09月 22日
北アルプス・唐松岳→五竜岳 縦走記 2018 その37
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先日訪れた巾着田に向かう山中で、ご覧のヤマホトトギスに幾度も出会いました。

ホトトギスは彼岸花と並んで 9月の花ですね。
普通の紫のホトトギスもいいですが、私はこの白いヤマホトトギスがとても好きです。

さて、身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質のアラカン男が今年も日本アルプスに挑む。

今年はどうなりますことやら・・・。

五竜岳方面目指しての稜線歩きが続いています。




遠い山小屋

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12時34分、私はこんな場所を歩いていた。

ガスは薄れ、正面には薄っすらと五竜岳が見えている。
それに向かって、まだまだ長い稜線が続いている。

唐松岳頂上山荘から歩き始めてからすでに 1時間19分。
大黒岳までは 1時間ってことだから、もうとっくに越えていたことになる。

しかしこのときの私はそれがよく分かってなくて「大幅に遅れているのかな?」などと思っていた。確かに休憩は結構取っていたからね。

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500mlのペットボトルに入れてあった水がなくなっていたからプラティパス・ソフトボトルに入っている水を移し替えた。

しかし何故かこの水がまずい!
おかしい。山小屋の水じゃない。わざわざ家から持ってきてミネラルウォーターの水だ。

そういえばプラティパス・ソフトボトルが臭くて何度も洗ったっけ。
これは水の問題ではなく、容器側の問題かもしれない。何か雑菌が残っていたのだろう。

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こんな場所にも高山植物が咲いている。

雄しべの先がくるりとかぎ状に回っているのは、鹿島槍ヶ岳からの下山時に感じのいい女性から教えてもらったミヤマホツツジだ。結構沢山咲いていたよ。

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今まで現れなかったトウヤクリンドウも現れた。
高山植物としてはやや花期が遅い花だね。

にしても、唐松岳頂上山荘←→五竜山荘間は高山植物などほとんどないんじゃないかと予想していたから、ちょっと意外だった。

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ガスがほぼ取れてきた。正面右側に見えているのが五竜岳だ。

大黒岳と、五竜山荘直前の白岳との鞍部は後立山連峰で最も低い鞍部で通称「最低鞍部」と呼ばれているという。
そして最低鞍部にはハイマツに混じり、ダケカンバやシラビソが生育しているというのだから、今はその最低鞍部に向かって歩いているのだろうか・・・。

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そして、また現れたよ、イワヒバリが!
まるで「私を写してよ」とばかりにごく近い距離に現れた。

不思議な鳥だ。

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1時10分(唐松岳頂上山荘から歩き始めること 1時間55分後)、また樹林帯に入ってきた。
正面に見える樹木は針葉樹のシラビソですよ。

最低鞍部にはハイマツに混じり、ダケカンバやシラビソが生育しているというのだから、どうやらその最低鞍部のあたりを歩いているようだった。

岩稜帯のあとに、こうして自分よりも背の高い樹木が現れる・・・これぞまさに最低鞍部ならではの光景なんだな・・・。

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1時24分(唐松岳頂上山荘から歩き始めること 2時間9分後)、そんな樹林帯の中でまた休憩。

自分が何処にいるのかイマイチ分からなかったのか「計算間違ったのかな?」と手帳に書いている。

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1時32分(唐松岳頂上山荘から歩き始めること 2時間17分後)、こんな広々とした斜面を私は登っていた。

「最低鞍部から、深いハイマツ帯の急斜面を登り返して白岳を目指す。明るいハイマツ帯に出て、広い斜面をジグザグに登りながら高度を上げる」とガイドにある。

まさに私が見ているのがその「広い斜面」であることは間違いなかった。
それがまだよく分かっていなかったようで「まだ山小屋見えず」「また登りあり」と私は手帳に愚痴っぽく書いていた。

そしてとうとうすれ違った男性に「山小屋はまだですか?」と泣きつくように尋ねた。
すると彼は「登って下れば(山小屋が)ありますよ。時間もかからないと思いますよ」と返してくれたんで、随分ほっとしたものだ。

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1時40分(唐松岳頂上山荘から歩き始めること 2時間25分後)道が下り出す。
しかしまだ山小屋が見えてこない。
登って下れば山小屋があるんじゃないのかよ。

このあたりで少し日が差し始めた。すると途端に暑くなる。

そこで水を飲む。
ところがその水がまずい。
まいったね。

っていうか、そんなまずい水を飲んでも大丈夫なんだろうか。
それでなくてもお腹には自信がないのに・・・。

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2時(唐松岳頂上山荘から歩き始めること 2時間45分後)また道が緩やかに登り出す。
もう登りはいいよ・・・。

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2時12分(唐松岳頂上山荘から歩き始めること 2時間57分後)、坂を登り切るとそこに指導標が!

最後のピークの白岳にやっとたどり着いたか!

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by JunMorosawA | 2018-09-22 08:06 | 北アルプスなど高山 | Comments(2)
Commented by sasunsasun at 2018-09-22 13:17
Morosawaさん

お疲れさまです!

それにしても気持ちの良さそうな
稜線歩きですね。
写真でこれだけ雄大に見えると言う事は
実際にこの場所に立つと引き込まれるくらい
の景色なんでしょうね!
ん~しかし小屋が見えないのがなぁ・・
Commented by JunMorosawA at 2018-09-23 07:50
おやじさん、こんにちは。

> それにしても気持ちの良さそうな稜線歩きですね。
> 写真でこれだけ雄大に見えると言う事は
> 実際にこの場所に立つと引き込まれるくらい
> の景色なんでしょうね!

そうですね。こういう稜線歩きができるのが高山のよさですね。
低山も楽しいけれども、このスケール感はないかなあ・・・。

> ん~しかし小屋が見えないのがなぁ・・

そうなんですよ。そう思って歩いていました(笑)。


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