雨上がりなど、ねとっとした空気を感じ、梅雨時を感じさせます。 アジサイの季節まで、あともう少しですね・・・。
さて今回は、4月16日に山梨県の九鬼山に行ったときのお話の 3回目です。
よろしかったら続きをどうぞ・・・。
8時19分(禾生駅から歩くこと 15分後)、登山口に到着。
う~ん。何処となく体がすっきりとしてないような。
やっぱ体調は完璧じゃないね。春はこういうことがよくある。
特にストレッチをするでもなく、いきなり歩き始めた。
最初はご覧のえぐれたような、枯れ沢のような道。
スミレの方は花期の長いタチツボスミレがたまに現れる程度だった。
そういえば以前来たときには入口にマルバスミレが咲いていたのに、今年は全く見当たらなかったっけ。
時々現れるのはミミガタテンナンショウぐらいだった。
一つの目安のジュウニヒトエですら現れない。
これは今年は外したかなあ。
今年は異常に春の訪れが早かったからね・・・。
この九鬼山で過去 2度、私にとっては幻のスミレであるヒゴスミレと出会っているのだが、今年はそれどころじゃないかもしれない。
しかしそれでもまだこの時点では期待していた。「稜線に達すればまだ春が残っているはず」と・・・。
5分ほど歩くと右下に沢が現れる。沢の音が心地よい。
8時28分(禾生駅から歩くこと 24分後)、水がちょろちょろと流れているだけの幅のない沢を渡る。
するとやっとイカリソウがぽつりと 1つ現れた。
花の形が船の碇(いかり)に似ていることからその名がついたメギ科イカリソウ属の花だ。
一方スミレの方は、相変わらずタチツボスミレがたまに現れる程度だった。
早くも手帳に「スミレは駄目か」と私は書いている。
相変わらず日が差さないためもう一つぱっととしないとはいえ、新緑は見事だ。
そして 20分ほどでもう体がぽかぽかになってきた。
大木につる植物がまるで蛇のように巻き付いている姿を発見!
やはり何か発見のある山なのかもしれない。九鬼山って・・・。
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