2017年 12月 01日
【登山と体調】 絶対に疲れない登山法
ブログ村の登山・カテゴリーに参加しています。 最新の順位はこちら です。

c0196928_07222842.jpg
円覚寺・総門前

晴れてない時の写真で申し訳ない。
鎌倉は今が紅葉のピークです。この週末が一番の見頃ですよ。

さて【登山と体調について】の 3回目は絶対に疲れない登山法。
よろしかったら続きをどうぞ・・・。




絶対に疲れない登山法

c0196928_07222715.jpg
今年私は北アルプスにある針ノ木岳に登ってきた。
その縦走日の後半、私はシャリバテを起こしたのだろうか?・・・という話を 前回 書いた。

確かに荒々しい岩肌に支配された道ばかりが続いていた後半、しんどかったのは事実だ。
特にスバリ岳の手前では相当まいっていた。

しかし前回も書いたとおり、私はそれをシャリバテだったとは思っていない。
肉体的な疲労ってよりも精神的な疲労がメインだったのではないかと思っている。

そうはいっても、肉体的な疲労があったことも否定できない。
それでは何故私は疲れてしまったのか。疲れずに登山する方法はないのか・・・。。


そんな方法、あるわけないって?

c0196928_07222764.jpg

ところがここに「絶対に疲れない登山法」がある。2010年 7月に NHK の「ためしてガッテン」で紹介されていたものだ。

何しろその「ガッテン流・登山法」を用いれば、登る前より登った後の方が疲労度が減少することすらあるというのだから驚きだ。

c0196928_07222737.jpg

どういうことかというと、人の筋肉には速筋と遅筋の 2つがある。
速筋は瞬発力はあるけれど持続力がない。一方遅筋は逆に瞬発力はないけれど持続力がある。

いわば速筋は 100mを全力疾走するときに使う筋肉で、遅筋は長距離をのんびりと歩くときに使う筋肉だ。
で、このうち速筋を使うから乳酸値が上がってしまって疲れるのだ。逆に遅筋だけを使っていれば人はほとんど疲れない。

従って「絶対に疲れない登山法」とは、「速筋を使わずに遅筋だけを使うようにゆっくり歩くこと」だ。

「なあんだ、そんなことか」

と思うかもしれない。でも事実たったこれだけのことなのだ。

ではどうしたら速筋を使わずに遅筋だけを使った登山を行うことができるのか・・・。

そもそも山を登っているのだ。平地ではなく傾斜を登っているのだから、どうしても速筋を使いがちだ。
で、いつの間にかバテる・・・。

c0196928_07222742.jpg

そこでここからが「ガッテン流・疲れない登山法」の真骨頂。
そうさせないための秘策がここにある。

画面上を見てほしい。何たって「世界初!」ですからね。

それは・・・「演歌を歌いながら登る」というもの。

何故演歌なのかというと、演歌は一般的にテンポが遅いからだ。その遅い演歌のテンポに合わせるようにのんびりと登れ、というわけ。
それも頭の中で歌っていても駄目。ちゃんと声に出して歌う。

歌いながら息が上がらないくらいのペースで歩くと、自然と速筋をほとんど使わない、遅筋だけを使った歩き方ができる。これこそが「ガッテン流・絶対に疲れない登山法」なのだ。

逆に息が上がって歌えなくなったときが速筋を使い始めたサインということになる。

c0196928_07222877.jpg

まあ実際にずっと歌を歌いながら山登りをするというのは難しい気もするけれども、私も「あれ?少しペースが速いかな?」と感じたときには演歌を歌ってみたりしています。

じつはこのスバリ岳の手前のときも演歌を歌ってみた。
多分「氷雨(ひさめ)」だったと思う。テンポが遅くてちょうどいいからだ。

で、ちょっと歌いにくい状態になっていた。つまり息が上がっていた。
明らかにペースアップし過ぎていたのだ。

今になって冷静に考えてみると、その前のピークである鳴沢岳と赤沢岳の 2つの山頂にそれぞれ 30分以上いたこともあって予定時間を大幅に遅れていたため、焦りを感じ始めていたのが原因だと思っている。

十分余裕を持って計画を立てたつもりが、甘かったのだ。
来年はもっとゆとりを持って計画を立てようと、反省することしきりです。

NHK の実験によると、正しいペースで登っていれば、何と登山前よりも登山後の方が疲労度が低くなるということすらあるという。
「登山=疲れる」というのは間違った常識なのだ。

「おかしいな。息が上がってきたな」と感じたら演歌を歌ってみる(初心者の人は、最初から演歌を歌いながら登る)・・・これ、本当に薦めですよ。

↓ 登山や自然に興味のある方、このブログを気に入っていただけた方は、こちらをクリックしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村



by JunMorosawA | 2017-12-01 07:26 | 北アルプスなど高山 | Comments(2)
Commented by sasunsasun at 2017-12-01 12:06
J-minorさん

お疲れ様です!

こないだ、ためしてガッテンでやってましたね
ゆっくりのリズムを作るのに演歌は使えるのかな
J-minorさんも言われてるように歌えないのは
息が上がっている=登るスピードが早すぎるってこと。

私も話をしながら登るを基準にしてますが一人だと
ヒトリゴトになるから変な人って思われるかも? 
演歌歌いながらというのも不審者っぽい?(笑
ともあれゆっくり登るは比良山の先達の方から教えたもらった
伊藤幸司さん著の「中高年の山歩きガイド」を参考にずっと
実践してきました。
ただ、超初心者にはゆっくりでも標高差1000mになると
やっぱり下山後は疲れるかなぁ
登りは良くても下りには足にきますよね^^

Commented by JunMorosawA at 2017-12-04 18:01
おやじさん、こんにちは。

> こないだ、ためしてガッテンでやってましたね

え?最近やっていたんですか?それは知らなかった。

> ゆっくりのリズムを作るのに演歌は使えるのかな

ですね。テンポがちょうどいいんでしょうね。

> ともあれゆっくり登るは比良山の先達の方から教えたもらった
> 伊藤幸司さん著の「中高年の山歩きガイド」を参考にずっと
> 実践してきました。

そんな本があるんですか。
別なガッテンでも以前やっていましたが、初心者はとにかく速く歩いちゃうんですよね、平地を歩くペースで。

> 登りは良くても下りには足にきますよね^^

おっしゃるとおり。
むしろ下山の方が疲れますね。


<< 北鎌倉・十二月の紅葉      【登山と体調】 疲労に関して(... >>