2017年 11月 03日
北アルプス・針ノ木岳登山記 2017 その39
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身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質のアラカン男が今年も日本アルプスに挑む。

とうとう 3日目の朝を迎えました。
よろしかったら続きをどうぞ・・・。




針ノ木小屋の朝

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夕べは 7時10分に寝床に着いたわけだが、ちょうど下が厨房だったのか、山小屋スタッフによる下からの騒音がかなりうるさかった。
そのうち愛知県の旦那のいびきも始まった。

しかしそれでも 1時まで熟睡できたのは奇跡といっていいかもしれない。
このとき窓から外を見た。雲がある一方で星が見えていた。台風18号が近付いているはずだが、何とかなりそうだ。

その後はずっとウトウトしている感じだった。

5時、ピピピという目覚ましの音がした。関西60代2人組がセットしていたのだろう。
彼らと共に私も起き上った。

自分の体調をチェック。
首凝りなどの症状が相変わらずあったものの、特に悪化はしてなかった。
ただ、ほんの薄っすらと高山病の症状がある感じだった。それでも今年は実に軽度だ。

早速トイレに行く。

このとき、脚やきのうの後半気になったひざが大丈夫そうであることが分かった。
どうやら無事下山できそうだ。

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カメラのバッテリー交換をしたあと、5時20分頃外に出てみた。

鹿島槍ヶ岳の方が少しだけ朝焼けしていた。
台風18号が近付いているんだ。これ以上を臨むのは無理だろう。

元々針ノ木峠の東には蓮華岳があってご来光を期待できる場所ではないのだから(ご来光を拝みたかったら 1時間かけて蓮華岳に登るしかない)。

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山小屋の入口のところに戻ると関西60代2人組がベンチでコーヒーを沸かしていた。

「では、そこを 1枚」などとカメラを向けると「こんなの撮らんといてくださいよ。貧乏人の食事ですよ」と笑いながら言っていた。

カメラを手にしている私に「ご来光は無理だから、山の朝焼けを撮らんと」と言ってきてくれた。

やっぱいい 2人だなあ。

ちなみに彼らは山小屋で朝食を取らずにここで行動食を食べて済ますそうだ。
生ビールを飲んでしまって金がないから(笑)。

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5時半が近付いたんで食堂に向かう。

並んでいたのは 10人分の食事だけだった。
そういえば関西60代2人組も愛知県ご夫婦も朝食は取らなかったっけ。

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朝食ってことで、ご飯にみそ汁の他は、玉子焼き、ソーセージ、梅干し、魚の甘露煮のようなもの、海苔程度だった。

シンプルなおかずがかえって嬉しい。今朝もそこそこの食欲があった。

結局山小屋での食事は 4回ともおいしくいただけたことになる。
やはり私は山にいるときの方が胃腸の調子がいいようだ。

テレビには常に天気予報が隅に表示されていた。
それによると雨が降るのは 21時以降になっていた。

どうやら台風の直接的な影響は受けなくて済みそうだ。
ラッキーだね。

そして食後に待望の便意があった。
トイレに行ったら、いい便が出ました。3日ぶりですよ。

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部屋に戻ってくる。

まだいた愛知県ご夫婦の奥さんに「脚は大丈夫ですか?」と声をかける。
一晩寝て回復したようで大丈夫そうだった。

出発の準備を整え、ご夫婦に挨拶をして部屋をあとにした。

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6時近くなり下に下りていくと、受付にいたのはやや年配の男性だった。
「お世話になりました」と声をかけると「どうもありがとうございました」と丁寧に返された。

彼のおかげで山小屋の印象がまた一段とよくなった。

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外に出ると、例の入口近くのベンチに関西60代2人組の姿がなかった。
迷っていた蓮華岳に向かったのかもしれない。

残念だなあ。
彼らにはいろいろお世話になったから、ちゃんと正式にお別れの挨拶をしたかったよ・・・。

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というわけで 6時ジャスト、扇沢に向けて下山開始である・・・。

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by JunMorosawA | 2017-11-03 09:04 | 北アルプスなど高山 | Comments(0)


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