2017年 11月 01日
北アルプス・針ノ木岳登山記 2017 その37
ブログ村の登山・カテゴリーに参加しています。 最新の順位はこちら です。

c0196928_09554339.jpg

木枯らし1号も吹き、段々季節が秋から冬に以降しようとしています。
そして朝のウォーキングの際、太陽の位置が日に日に低くなっているのを感じます。

私は新年早々誕生日を迎えるので、「また歳を取るのか」と、いささかうんざりです(笑)。

さて、身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質のアラカン男が今年も日本アルプスに挑む。

遂に 2日目のゴール、針ノ木小屋に到着しました。
よろしかったら続きをどうぞ・・・。




針ノ木岳峠に到着

c0196928_09554179.jpg

3時41分、遂に針ノ木岳峠に到着。
結局種池山荘からここまで、コースタイム 8時間30分(「ヤマケイアルペンガイド」だと 7時間20分)のところを 10時間10分もかかってしまった。

鳴沢岳と赤沢岳と針ノ木岳の山頂だけで合計 1時間41分もいたのだから無理もないとはいえ、それにしてもここまでかかるとは思わなかった。

ここまでの総歩数は 19,449歩。
正直登山の疲れ+頚椎症の症状で、結構しんどい感じがあった。

そもそもこの日の行動時間は休憩も含めてとはいえ、10時間10分。
去年の白根御池小屋→北岳山頂→北岳山荘→間ノ岳→北岳山荘のときが 9時間25分だったのだから、それをも超えている。

疲れるのも、無理はないよ。

c0196928_09554181.jpg

ここ針ノ木峠は信州(長野)と越中(富山)を結ぶ要路として古くから人々が行き交った場所だそうだ。

針ノ木岳峠には黄色い指導標が立っていて、縦に大きく「針ノ木岳峠 2536m」と書いてあった。

また前方(東)を指して、蓮華岳、北葛岳、七倉岳、船窪小屋の名が見られた。
左(北)は明日の下山コースの大沢小屋、扇沢方面だ。
そして右(南)に進むと平ノ渡場を経て五色ヶ原の方に進めるようだ。

c0196928_09554178.jpg

針ノ木峠のすぐ隣(っていうか同じ場所)に針ノ木小屋が建っていている。
屋根だけじゃなく、建物全体が茶色と黒に近いグレーからなっていて、シックな感じの山小屋です。

c0196928_09554279.jpg

黄色い指導標から回り込むようにその針ノ木小屋の入口に進む。

入口前にベンチがあり、そこに例の関西60代2人組がいて、生ビールを飲んでいた(ま、上の写真は翌朝撮ったもので、このときのものじゃないんだけれどね)。

「宴会中ですわ」

10時間も行動していたのに山ではビールを飲みたくならない自分の体調が恨めしいね。

そんな2人に、

「いやあ、疲れました!去年の北岳のときよりも疲れましたよ」

とあらためて言いました。


針ノ木小屋に入る

c0196928_09554208.jpg

もう 4時近い。流石に早く受付を済ませてしまわないとまずい。
そこでそんなに迷うこともなく、ドアに近づいた。

ここ針ノ木小屋は標高 2536mの針ノ木峠に建っていている。
北は白馬岳から続く後立山連峰の終点、南は槍ヶ岳、穂高岳に続く通称裏銀座の始点に位置するということだ。

収容人数は 100人ということだから種池山荘の半分に過ぎず、小さい方の山小屋に属すると思う。
私が利用した山小屋の中では、多分双六岳に登ったときのわさび平小屋(収容人数 60人)に次いで小さいと思います。

c0196928_09554252.jpg

入口付近は土間風になっていて、右側に下駄箱が、左側に食堂と思われる場所が、そして正面に受付があった。

c0196928_09554262.jpg

最初受付には誰もいなかった。「すいません」と声をかけると、まだ 30ぐらいにしか見えない若い男性が現れた。

その人相手に宿泊の手続きをしようとしたわけだが、いきなり「予約はされてますか?」みたいなことを言われてしまった。

「いえ」と否定すると、ちょっと表情が硬くなった。
つまりそこには「こんな時間からチェックインするんですか?」という雰囲気が感じられた。

確かにもう 4時近かったけれども、3年前に種池山荘に入っていったのも 4時近かったし、常念小屋に入ったときなど 4時を回っていた。
だから 4時までに小屋に入れば全然問題ないだろうと思っていたから、その態度にやや驚いた。

心配になって「食事大丈夫ですか?」と尋ねると、一応優しく「大丈夫ですよ」と言ってくれた。

ちなみに夕食も朝食もお願いした。

つまり明日は蓮華岳には登らずに、朝食を食べて針ノ木雪渓をすぐに下ろうと決意していたってこと。
蓮華岳に登るんならお弁当にしてもらって 4時半に山小屋を出発しなければならなかったわけだが、とてもそんな元気があるとは思えなかったのだ。

それだけ疲れていたってことだろう。

ま、明日こそ台風の影響が出始めるだろうから、とっとと下山したいっていう気持ちもあったんだろうけれどね。

c0196928_09554334.gif

宿泊料金はこんな感じ。
つまり 1泊2食付だと 9,500円。種池山荘と全く同じだ。

ここではモンベルカードの割引きのことは尋ねなかったが(雰囲気的にね)、あとで調べてみたところ割引きはないようだった。

そして宿泊料を払ってもここは夕食券、朝食券は渡されない。1リットル分の水サービス券だけだ。
山小屋によって微妙にやり方が違いますね。

まだプラティパス・ソフトボトルの水を全く使ってなかった私は「それはいいです」と受け取らなかった。
水は貴重なはずだから、向こうにとってもいいことのはずです。

にしても、プラティパス・ソフトボトルの水を全然使わなかったってことは、普通のペットボトルに入れてあった水(500ml)と午後の紅茶(500ml)で持ってしまったことになる。

午後の紅茶はきのうから飲んでいるのだから半分とすれば 250ml。水もその程度しか飲んでいなかったと思う。
つまり合わせて 500ml。いくら 9月半ばとはいっても、少ないね。

あっ、そうそう。赤沢岳の山頂で 200mlのアップルジュースを飲んでいるし、ウイダーinゼリー 180gもあったか。
それにしても少ない方かな?

c0196928_09554367.jpg

さて、部屋はどんなだろう?
この下駄箱の雰囲気からすると、ガラガラっぽいイメージもあるのだが・・・。

↓ 登山や自然に興味のある方、このブログを気に入っていただけた方は、こちらをクリックしていただけると嬉しいです。
にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村



by JunMorosawA | 2017-11-01 09:59 | 北アルプスなど高山 | Comments(2)
Commented by sasunsasun at 2017-11-01 11:20
J-morosawaさん
お疲れ様です!
10時間を超える行程は体に堪えたでしょうね。
山小屋はやはり3時頃までに入るのが暗黙のルールなのでしょうか。
4時だと遅いのかなぁ。
ともあれ、かなり空きすきの山小屋の様子
この日は最後の小屋、ゆっくり寝られたのでは?
さて、明日は下るだけですね
Commented by JunMorosawA at 2017-11-01 21:17
おやじさん、こんにちは。

> 10時間を超える行程は体に堪えたでしょうね。

正直、こたえましたね。
まあ登山の疲れなのか、頚椎症から来るものなのか、もう一つはっきりとはしなかったですけれどね。

> 山小屋はやはり3時頃までに入るのが暗黙のルールなのでしょうか。
> 4時だと遅いのかなぁ。

どうやらそのようですね。
まあ大きな山小屋ではそうでもないのでしょうが、小さな山小屋だと、なおさらですね。

> ともあれ、かなり空きすきの山小屋の様子
> この日は最後の小屋、ゆっくり寝られたのでは?

はい。お陰さまで、まずまずでした(笑)。


<< 北アルプス・針ノ木岳登山記 2...      北アルプス・針ノ木岳登山記 2... >>