2017年 10月 08日
北アルプス・針ノ木岳登山記 2017 その13
ブログ村の登山・カテゴリーに参加しています。現在 10位前後のところをうろちょろしています(笑)。

身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質のアラカン男が今年も日本アルプスに挑む。

さて、今年はどうなりますことやら・・・。

柏原新道登山口からの登山がいよいよ始まります。




柏原新道登山口から歩き始める

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「ヤマケイアルペンガイド」より

さて、いよいよ柏原新道登山口からの登山が始まります。
初日の行程は柏原新道登山口から柏原新道を登っていって右上の種池山荘を目指すというもの。
見てのとおり 3時間半ってことなんで、初日は全然楽ですね。

2日目のことはここでは考えません。
針ノ木岳を目指すとざっと 8時間の行程になるから、ちょっとぞっとします(笑)。

だから「明日は 1時間かけて爺ヶ岳まで登って、それで下山でもいい」という気分でいます。

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初日は 3年前に鹿島槍ヶ岳に登ったときと全く同じ。
鹿島槍ヶ岳のときのデータを加味して、少し長めに予定を組みました。

それでも 3時10分に山小屋に着けてしまうのだから、かなりの余裕がある。
まあ撮影に時間をかけながら、のんびり登ろう。

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11時7分、遂に登山開始。

最初は扇沢に沿って歩く。
扇沢からの沢の音は、かなり盛大だ。

早速アキノキリンソウやシシウドっぽい花が現れたが、これは高山植物とは呼べないだろうな。
はたして 9月半ばでも稜線上に高山植物が残っているのだろうか・・・。

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11時11分、「柏原新道入口(種池山荘・爺ヶ岳へ)」という黄色い簡素な指導標が現れる。

今回登る登山道「柏原新道」は冷池山荘(つめたいけさんそう)二代目オーナー(=現オーナー)の柏原正泰さんが昭和30年代後半から昭和41年頃にかけて自らツルハシやスッコプを手に持ち、独力で開いた登山道だそうだ。

それ以前は扇沢を詰めて種池山荘へ直登するという北アルプスでも名立たる急登しかなかったんだそうだ。

昔よく参考にさせていただいた 猫と葉っぱと猫が好き のプカプカさんがこの道に関してこんな風に書いている。

評判通りの柏原新道の歩きやすさには、ただただ感服いたしました。
いくら登りやすいとは言ってもゴロゴロの岩場や木の根の段差とか、足をプルプル言わせながら必死こいて登る所もたくさんあるだろうと思っていたのです。人の評判はあまりアテにならないので…
柏原新道に至ってはそういうものがひとっつもありませんでした。
筋肉を酷使するような場所がいつまでたっても現れない、きめ細やか整備。
大段になるような場所には薄い石を敷き詰めて、くるぶしの高さ程度の段差にまで整えてあります。
この道を切り開いた柏原さんはとても細やかな心を持った方なんですね。

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なるほど石畳風のところもあり、よく整備された道です。
初心者にも安心して歩ける道といっていいと思います。

このあたりで上から夫婦者が現れた。登山ルールに従って道を譲ってくれたけれども、手帳によるとあまり愛想は良くなかったらしい。

まだこのあたりは樹林帯で直射日光は遮られていたはずなのに、15分ほど歩くと暑くなってきた。
9月半ばでもこんなものか。

さて、ザックのオスプレー・ケストレル38 を背負うのは 1年ぶり。何だか左右のバランスが悪い気がして仕方なかった。あるいはベルト類の締め方がまだ足りてなかったのかもしれない。
それともこれも慣れなのか。

11時22分頃、若い単独の女性が 2組続いた。
もちろん挨拶を交わしたけれども、まだ乗ってなかったのか、高山植物のことを尋ねる勇気はなかった。

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まだまだ森林限界には程遠く、巨木が目立つ。
ヤマケイ・アルペンガイドによるとコメツガ、シャクナゲ、ヒノキなどの樹木らしい。

コメツガは本州の中部以北の他、紀伊半島・四国・九州の山地に点々と生育する常緑針葉樹で日本固有種なんだそうだ。
亜高山帯の針葉樹林の構成種の一つであり、オオシラビソ・シラビソ・トウヒなどとともに針葉樹林を構成する・・・というものらしい。

しかし前回も今回もちっとも分からない。コメツガの葉はかなり特徴的なのだから、もうそろそろ覚えてもいいはずなのにね。

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11時26分には「モミジ坂」の看板と出会っている。
じつは今回 9月半ばということで「少しは紅葉し始めているのでは」と期待していたのだが、まだその気配はなかった。

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時にはこんな巨木も現れた。
いいね。深山って感じがして・・・。

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11時43分(柏原新道登山口から歩くこと 36分後)、右側(東方)が開け、市街地が見えてきた。信濃大町あたりだろう。

そういえばうちの近くにあった会席料理のお店で働いていた若い女性の板前さんの実家は信濃大町だったっけ。

結婚しちゃったんだよなあ。今はどうしているだろう。
もう母親になったのだろうか。

時は流れていくなあ。
俺は変わらんけれども・・・。

さて、そろそろ目が覚め始めたかな?

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by JunMorosawA | 2017-10-08 09:05 | 北アルプスなど高山 | Comments(0)


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