2017年 09月 10日
ブログ村の登山・カテゴリーに参加しています。 最新の順位はこちら です。 9月に入ってから、どうも頚椎症の具合がよくありません。 そうなると、首凝り、肩凝りだけじゃなく、朝起きたときなどに、手がうまく握れないような嫌な感じに襲われたりします。 まあこの歳になれば、何か 1つ 2つは不具合も出てくるってものなのでしょうが、こうして文章をパソコンで打っていても不快な感じがするというのは、嫌なものですよ。 さて今回は、秋を感じに箱根・明神ヶ岳に行ったお話の 2回目です。 よろしかったら続きをどうぞ・・・。 7時59分、最乗寺への入口である道了尊(どうりょうそん)駅に到着。 駅からここまでバスで 9分ほどです。 登山の前に最乗寺の本堂ぐらい見ておこうと、杉林の参道を進んでいきます。 すぐに現れるのがご覧の立派な門。いわゆる三門ですね。 1784年(天明4年)に火災のため焼失してしまったらしいが、2003年(平成15年)、600回大遠忌事業の一つとして総工費4億以上をかけて再建されたということだ。 大きな寺はやっぱ違うね。 これが本堂のあたり。 ここ最乗寺は禅宗のお寺だ。 禅宗には臨済宗(りんざいしゅう)と曹洞宗(そうとうしゅう)の二つがある。 北鎌倉の禅寺は建長寺にしても円覚寺にしても全て臨済宗だ。一方この最乗寺は曹洞宗(そうとうしゅう)のお寺だ。 曹洞宗では福井県永平寺、鶴見の總持寺に次ぐ大寺院で、全国に4000余りの門流を持つんだそうだ。 本堂をあとにして、大きな赤い鉄下駄のある登山口に進む。 何故鉄下駄があるのかというと、道了禅師(どうりょうぜんじ)という僧侶が天狗になって山中に身を隠して寺を守ったという言い伝えが最乗寺に残されているのだ。 最乗寺の別名を「道了尊(どうりょうそん)」というのはそのためです(ちなみにバス停の名前も「最乗寺」ではなく「道了尊」だ)。 で、天狗の履き物といえば下駄というわけです。 ざっとストレッチをしたあと、8時12分、登山開始。 まずは足場の悪い登りが続く。木の根っこが不気味に張り出しているところもある。 そして結構ぬかっている。ひょっとして前日か未明にでも雨が降ったのかもしれない。 わずか 5分ほどでの登りでとりあえず道は落ち着く。 しかしこの時点で、もう結構息が上がっていた。 そして湿度の高さを感じた。雨の影響だろうな。 こんな下半身苔むした石仏が現れたりして、古道であることが嫌でも伝わってくる。 やや荒れた道が続く。杉の古木が立ち並ぶため、展望もきかない。 それにしても静かだ。蝉の鳴き声が全く聞こえない。鎌倉ではまだ盛んに鳴いているのに、いったい何故だろう? 虫の音もなかったから、本当にシーンとしていた・・・。 そんな中、ヤマホトトギスを発見。 普通のホトトギスはもっと紫色っぽいが、ヤマホトトギスはご覧のように白さが目立ち、何処か高貴な感じがする。 いずれにしてもホトトギスといえば典型的な 9月の花だ。 今回はどれだけ秋の野の花と出会えるだろう・・・。 にほんブログ村
by JunMorosawA
| 2017-09-10 14:50
| 低山歩き
|
Comments(2)
Commented
by
sasunsasun at 2017-09-11 10:16
J-morosawaさん
お疲れ様です! 明神が岳 神仏融合の地 中なか登りごたえがありそう。 とにかく湿度が高いく蒸していると物凄く疲れますよね。 雨上がりならましてやでしょうか それにしても頸椎炎がきになります ちょうど季節の変わり目ご自愛ください
0
Commented
by
JunMorosawA at 2017-09-11 17:46
おやじさん、こんにちは。
> 明神が岳 神仏融合の地 中なか登りごたえがありそう。 箱根から登るコースもいいですが、このコースもいいですよ。 > とにかく湿度が高いく蒸していると物凄く疲れますよね。 > 雨上がりならましてやでしょうか そうなんですよ。もうちょい爽やかな空気の中、登りたかったですね。 > それにしても頸椎炎がきになります > ちょうど季節の変わり目ご自愛ください 正直、9月に入って、ずっとさえません。 季節の変わり目のせいなのかなあ・・・。 |
アバウト
カレンダー
カテゴリ
全体 地元(鎌倉)の話 鎌倉&花 低山歩き 山歩き&花 スナップ アクアリウム 旅 街歩き・レジャー施設 ギャラリー 北アルプスなど高山 閑話・その他 健康・病気 スマホ・アプリ カメラ・写真 未分類 タグ
低山歩き(779)
北アルプスなど高山(400) 丹沢とその周辺(272) 高尾山とその周辺(245) 伊豆・箱根(238) 野の花(195) 鎌倉(190) 中央線沿線の山(190) 奥多摩・奥武蔵(136) 庭の花(108) 富士山とその周辺(98) 湘南・三浦半島・逗子(84) 初詣(62) 街歩き・レジャー施設(57) 動物・鳥(29) 閑話・その他(24) 地元(鎌倉)の話(24) 動物・昆虫・鳥(24) スマホ・アプリ(21) 健康・病気(20) 旅(18) アクアリウム(18) カメラ・写真(11) ギャラリー(1) ブックマーク
お気に入りブログ
最新のコメント
最新のトラックバック
検索
以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 2023年 02月 2023年 01月 2022年 12月 2022年 11月 2022年 10月 2022年 09月 2022年 08月 2022年 07月 2022年 06月 2022年 05月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2021年 12月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 09月 2021年 08月 2021年 07月 2021年 06月 2021年 05月 2021年 04月 2021年 03月 2021年 02月 2021年 01月 2020年 12月 2020年 11月 2020年 10月 2020年 09月 2020年 08月 2020年 07月 2020年 06月 2020年 05月 2020年 04月 2020年 03月 2020年 02月 2020年 01月 2019年 12月 2019年 11月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 07月 2019年 06月 2019年 05月 2019年 04月 2019年 03月 2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||