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基本的に消化器系が弱い私は滅多にカツなど食べないのだけれども、それでも時々は食べます。
しかし「少しでもヘルシーに」と「ねぎとみぞれのロースかつ定食」を選びました。
ロースかつの上に大根おろしとねぎが乗っているもので、それにポン酢とグレープフルーツを振りかけて食べるタイプのカツなのだ。
ま、「カツはカツ」ですけれどね(笑)。
さて今回は、やや古いお話になるのですが、12月7日に、峰の薬師から城山湖を経て高尾山口駅に向かったときの 6回目です。
地味な話ですが、よろしかったら続きをどうぞ・・・。
9時5分(クラブ前バス停から歩くこと 1時間7分後)、三沢峠に到着。
三沢峠は峠という名前はついているけれども、別に展望のいい場所というわけではない。単なる分岐だ。
ここを「城山湖 1.5km」という指導標に従い、少し戻るように右の道に進んでいく。
するとわずか3~4分で、今度はこんな分岐に出る。
この分岐を真っ直ぐに歩いていけば草戸山に行ける。その草戸山から高尾山口駅にあっさり下山できる。
しかしそれではあまりにもあっけなかろうと、ぐるりと城山湖を一周しようという計画を立てた。
そこで「野鳥観察休憩所 800m」の方に進んでいきます。
時々左下に城山湖を見下ろすことができる、未舗装の林道風の道を淡々と下っていく。
9時17分(クラブ前バス停から歩くこと 1時間19分後)、野鳥観察休憩所に到着。
要するに東屋から城山湖にいる野鳥を観察できますよ・・・って感じの場所のようだ。
野鳥観察休憩所の先で右正面に「加藤武雄文学碑」と書かれた標柱が現れるから、そこから林道を離れて山道に入る。
するとすぐに加藤武雄文学碑が現れた。
加藤武雄文学碑ったって、私は加藤武雄なんて聞いたこともない。あとで調べた城山町中沢に生まれた大正、昭和の小説家だそうだ。
文学碑から少しだけ山道を下り、9時22分(クラブ前バス停から歩くこと 1時間24分後)、城山発電所が忽然と現れた。
城山発電所はわが国初の大規模な純揚水式発電所だそうだ。
「揚水発電(ようすいはつでん)」とは、夜間などの電力需要の少ない時間帯の余剰電力を使用して、下部貯水池から上部貯水池へ水を汲み上げておき、電力需要が大きくなる時間帯に上池ダムから下池へ水を導き落とすことで発電する水力発電方式のことだそうだ。
ここの場合、「下部貯水池」が津久井湖に当たり、「上部貯水池」が城山湖に当たる。
つまり、夜間の余剰電力を利用して、津久井湖の水を城山湖に汲み上げ貯留し、電力需要の多い昼間に、城山湖から津久井湖に放流して発電するというわけですね。
城山湖と津久井湖は全長 1.5km の水路で結ばれていて、この間の落差 153m を利用して発電しているのだそうだ。
さて、というわけでここから「上部貯水池」に当たる城山湖にもう一度戻ります。
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