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2015年 12月 20日
久々に山の怖さを知った檜洞丸・犬越路ルート その8
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懐かしのサイモン&ガーファンクルの「ブックエンドのテーマ」に挑んでみました。
まあ歌は相変わらずだけれども、ギターと合わせて評価してください(笑)。

さて、今回は丹沢の檜洞丸に登ったときのお話の 8回目です。
地味な話ですが、よろしかったら続きをどうぞ。




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11時5分(西丹沢自然教室から歩くこと 2時間25分後)、やっと箒沢への分岐に到着。

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箒沢への分岐から檜洞丸山頂まではわずか 15分。

ここから先は木段が終わって木道中心の道に変わる。この木道は 7月に咲くバイケイソウを守るためのものらしい。

尾瀬と違って湿原こそないものの、風情はそれに近い。

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ガスで乳白色に染まる中、冬枯れしたブナ林の中を木道の道を進んでいく。

展望がないのは残念だが、「これはこれで別世界かもしれない」と私は手帳に書いている。

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11時12分、木道の右側に立派な太陽光発電のパネルが現れた。
ここからまた少し登りになるはずだが、もう山頂は間近のはず・・・。

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 11時20分(西丹沢自然教室から歩くこと 2時間20分後)、遂に檜洞丸山頂に到着。
手帳には「やっと着いたか」の文字が。

それにこれでやっと 5分の遅れを取り戻していた。
しかしこれだけ頑張って、5分の遅れを取り戻しただけとは・・・檜洞丸、強敵過ぎるぜ。

山頂には若い男女の 3人組と、単独が 2組ほどいた。

大きなテーブルが空いていたんで、そこにデイパックを下ろした。

ここまで 10,606歩。そりゃあ疲れました。ここまでほとんどノンストップのハイペースで登ってきたのだから。
しかし手帳には「疲れたが、へとへとじゃない」という力強い言葉が。

同時に「ただ展望ゼロが残念!」とも。
そうだよなあ。展望こそがご褒美なのにさ・・・。

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ここで檜洞丸のことを・・・。

檜洞丸(または桧洞丸:ひのきぼらまる)は、丹沢山地西部、神奈川県相模原市と同県足柄上郡山北町の境にある標高 1,601mの山。別名、青ヶ岳(あおがたけ)とも言う。

丹沢山地最高峰の蛭ヶ岳から西へ伸びる丹沢主稜にある山で、丹沢山地で 4番目に高い山だそうだ。
そんなこともあって、西丹沢の盟主とも呼ばれるとか。

またウィキペディアによると、「 5月下旬から 6月初旬にはツツジの季節になる」ということで、このツツジとは太平洋側の山地で多くみられるトウゴクミツバツツジとシロヤシオ(ゴヨウツツジ)のこと。
近年はツツジの名山として多くの登山者が訪れるようになったということだ。

現在丹沢山地全体で森林の立ち枯れ・衰退が問題となっている。檜洞丸も例外ではなく、1980年代から森林の衰退が進み、今日の山頂周辺の森は少し明るい雰囲気となっているということだ。

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ところでお腹が全く空いてない。こんな状態で無理矢理おにぎりを食べてもお腹を弱らせるだけかもしれない。

そこで持ってきた白湯と共にチョコを食べるだけにした。

じつは木道の道を歩き始めたころから感じ始めていたのだが、風が結構強くなってきていた。
だから、恐らく 30分も山頂でじっとしていたら、寒くなっていたかもしれない。

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さて、こんな天候の下(もと)で犬越路に向かうのは正直心細い。
でもしょうがない。ここから同じ道を戻るのは、もっと嫌だもの。

もうここまで来たら、挑むしかないな・・・。

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by JunMorosawA | 2015-12-20 14:43 | 低山歩き | Comments(0)


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