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2014年 07月 11日
今度は大月の御前山へ その7
ブログ村の登山カテゴリーに参加しています。 現在の順位はこちら です(最早何処にいるのか、分からない状況ですけれど)。

皆さんのところは台風の被害の方は大丈夫でしたでしょうか。幸い私の住んでいる鎌倉の方はたいしたことはなかったようで、朝起きたときには雨すら降っていませんでした。

さて今回は、6月2日の日に、今度は JR大月駅の近くにある御前山に登ってきたときのお話の 7回目…完結編です。

よろしかったら続きをどうぞ。



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菊花山分岐から淡々と下っていく。

時々トラロープが現れ、怖いところが何度かあった。
どうにも私は下りが苦手だ。つま先に体重をかけているつもりでも滑りそうになる。まだ怖がって、後傾してしまっているのだろうか。

そのうち先ほどの夫婦に追いついてしまった。彼らもこれで下りちゃうんだ。もっと縦走するのかと思ったよ。

私に気づいた 2人は、すんなりと道を譲ってくれた。いい人たちだ。
そのとき旦那に、菊花山からの下りは怖いんじゃないかと尋ねたのだが、「そうでもないですよ」と言っていたんで、ちょっと安心した。

今度は大月の御前山へ その7_c0196928_774170.jpg

一旦鞍部に下り立ったあと、菊花山に向けて2度ほど小ピークを越える。
大変といえば大変だ。しかし私は乗っていた。歩くのが面白くてたまらなかった。

こんな感情は久しぶりなのでは?実際手帳には「元気!」の文字がある。
やっぱり初めての道って新鮮なんだろう。

今度は大月の御前山へ その7_c0196928_775191.jpg

途中で出会った白い小さな花を付けた樹木はクマノミズキだろうか。これまでにも小さな奴になら沢山出会っていたが、ここのはかなり大きかった。

ちなみにクマノミズキなら15mほどの高さになるらしい。
コガネムシみたいな甲虫が沢山上に乗っかっていたっけ。

今度は大月の御前山へ その7_c0196928_78361.jpg

10時57分(登山口から歩くこと 1時間55分後)、本日の最終目的地の菊花山に到着。
「きくかさん」ではなく「きっかさん」と読むんだな。標高は 644mだから御前山よりも低い。

御前山同様菊花山の山頂も狭い。そして一部岩場になっているのも御前山とよく似ている。
しかし北側が切れ落ちているとはいってもそんなに目立たないため、御前山よりもやや印象の薄い山だ。

そのうち例の初老のご夫婦がやってきた。

今度は大月の御前山へ その7_c0196928_782240.jpg

旦那さんに尋ねて山座同定をする。

正面にある岩山っぽいのが岩殿山。その右手にあるのが百蔵山(ももくらやま)で、更に右手にあるのが扇山(おうぎやま)だ。
いずれも登ったことのある山だけに、山座同定できて嬉しかった。

今度は大月の御前山へ その7_c0196928_7113075.jpg

11時17分、ご夫婦さんたちが立ち去ったあとに私も菊花山をあとにした。

さて、ここから先はガイドに「菊花山からの下りはとにかく急降下。ロープ場の連続だ」と記されている場所。

実際すぐにトラロープが現れた。そして情けないことに軽くコケたりした。

今度は大月の御前山へ その7_c0196928_7114159.jpg

ガイドに「菊花山の下りは大月市街が真下に見えるほど急だ」とあるが、確かに急な道が続きます。
でもロープはあるし、思っていたほど怖くはなかった。

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11時26分、無辺寺への道を左に分ける。ここまで来ると、やっと傾斜も緩んできます。

今度は大月の御前山へ その7_c0196928_712916.jpg

11時36分、金刀比羅宮に到着。
ここまで来るともう終わりも近い。

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11時42分、赤い鳥居をくぐり、車道に下り立った。大月バイパスだ。
あとは淡々と大月駅に向かって歩いていくだけです。

今回思ったこと。それは「やはり初めての道は新鮮である」ということ。
それを本当に痛感した。

さて、いよいよ夏山の季節も近い。
今年も無事日本アルプスに登れるだろうか・・・。

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by JunMorosawA | 2014-07-11 07:13 | 低山歩き | Comments(0)


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