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さて今回は、6月2日の日に、今度は JR大月駅の近くにある御前山に登ってきたときのお話の 6回目です。
よろしかったら続きをどうぞ。
9時50分(登山口から歩くこと 48分後)、遂に御前山と九鬼山を結ぶ尾根に出る。
九鬼山(くきやま)には春の花のシーズンに過去何度か訪れている。
そうなんだよねえ。今回のコースはその九鬼山にも通じているんだ。
さて、まずはここを左にとって御前山(ごぜんやま)を目指す。
分岐からわずか 4分後の9時54分(登山口から歩くこと 52分後)、遂に御前山(ごぜんやま)に到着。
山頂には初老のご夫婦が 1組いた(右端に写ってますね)。
彼らはとても感じのいい人たちだった。まずは奥さんが「富士山が見えますよ」と私に声をかけてくれた。
しかも、私に気を使ってくれたのか、3分もしないうちに「そろそろ行きましょうか」と立ち去ってしまった。
御前山は標高わずか 730mながら、今回のコースの最高ポイントだ。
山頂は狭く、しかもごつごつとした岩場になっている。
しかも南側は絶壁ですごい迫力だ。
こういう場所って何処か男心をくすぐる。吹き荒れる風も心地よかった。
いい場所だな。駅からこんな近い場所に、こんな秘境のようなところがあるなんて。しかも初老のご夫婦の配慮でここを独占できるなんて!
奥さんがおっしゃっていたように、全然期待していなかった富士山が薄っすらと見えていた。
素晴らしいなあ・・・。
そしてこれがパノラマ写真。クリックすると大きな画像が出ますよ。
低山でここまで楽しめるなんてな・・・。
ちなみに御前山という名前はこの前訪れた奥多摩の山と全く同じ名前だったりする。
何か御前山って名前は日本全国にありそうな気がしたんで山名の由来を調べてみたら、「御前」とは神前に供する「御膳」のことで、要するに山の形が御膳のように三角形をなしている・・・というところから来たみたいだ。
なるほどね。だったら日本全国にあっても不思議はないね。
10時8分、やっと私は御前山をあとにした。
先ほどの分岐まで戻って、今度は菊花山を目指す。
ここからは稜線歩き。気持ちがいい。わざわざ手帳にも「いいね」と書いているほどだ。
またハルゼミがはっきりと鳴いているところがあった。これも初夏らしくっていい。
10時12分頃か、岩山を巻いて歩く。あとで上を歩くルートもあったことに気付いた。そっちを通った方がよりダイナミックだったかな?
流石は稜線歩きである。時々大きく展望が開ける。よいね。
風のせいで心配していた暑さもまったく気にならなかった。
風様様だな。
10時23分(登山口から歩くこと 1時間21分後)、菊花山分岐の指導標が現れる。
ちなみに真っ直ぐの方は馬立山(まだてやま)と、何度か訪れたことのある九鬼山(くきやま)を示していた。
九鬼山からこっちに来るコースも面白そうだな。その場合も、やはり御前山は外せないかも。
さて、ここからは、次なる山、菊花山(きっかさん)を目指します。
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