2013年 11月 14日
9月10日から42回に渡って連載した「北アルプス・双六岳登山記」も終わり、地味~な山行の話ばかりになり、流石に一時 3位を獲得していたブログ村の登山カテゴリーの順位も順調に下がってまいりました。 まあこうなったらまったりと行きましょう(ちなみに 現在の順位はこちら です)。 それにつけても急に寒くなりましたねえ。ちょうどいい秋という季節がなくて夏から一気に冬になった感じ。そんな季節の変化についていけずにちょっと風邪気味です。 さて、今回は 9月17日に茨城県にある筑波山(つくばさん)に登ったときのお話の 3回目です。 よろしかったら続きをどうぞ。 神社の左側にある登山口に到着したのが 9時25分。ここから筑波山山頂目指して歩きます。 本当はバスの終点のつつじヶ丘から奇岩・怪石コース(「おたつ石コース」というらしい)を通って山頂に向かうつもりだったのに、台風18号による土砂崩れのために現在通行止めになっているという。 そこでしょうがなくケーブルカー沿いのコースである「御幸ヶ原コース」から登ることになってしまったのです。 というわけでまずは筑波山神社からケーブルカー沿いの山道を通ってコマ展望台のある御幸ヶ原まで登る。 そして左側の男体山(なんたいさん)山頂を極めてから右側の女体山(にょたいさん)に進み、下れるところまで奇岩・怪石群に下っていってから、また山頂まで引き返して、同じ御幸ヶ原コースを通って下山・・・というなかなか厄介な計画を取らざるを得なくなってしまった。 9時28分頃かなあ、歩き始める。 するとすぐにケーブルカー宮脇駅乗り場への道が左に現れる。 しかしもちろん私は真っ直ぐに登山道の方に進む。 その登山道はこれがまたなかなかに嫌な道だった。 杉林で何の展望もない上に岩がゴロゴロしているため、歩きにくいったらありゃしないのだ。 それに風がなかったせいで暑い。20分ほど歩いただけでたまらずに上着を脱いだ。 こんな朝早い時間からでもハイカーが多くてびっくり。しかも下山者が案外多い。 何でこんな早い時間から下りてくるんだろう?シャトルバスは 8時が始発のはずなのに・・・。 一方登る方もそこそこ多かった。バスに乗っていたおっさんもいたし、その他にも中高年のおっさんが目立っていた。 このとき私が感じていたこと。 それは私が心の扉を開け放っていないという事実。 っていうのも、上から下りてきた人とすれ違うとき、私とは挨拶以外何も話さなかった人が、私より後ろにいる人とはよく喋っていたんだ。 つまり相手側からすれば、「この人は心の扉を開け放っていないから喋りにくい」と感じていた証拠なのだ。 なるほどなあ・・・と思っちゃったよ。 双六岳登山のときにはいいコミュニケーションを取っていたんだがなあ・・・。 花が 800種類もあるはずなのに、野菊、アザミ程度でほとんど現れやしない。 そんな中で妙に目立っていたのがキバナアキギリ。これだけは不思議なほどよく現れていた。 途中でケーブルカーのすぐ近くを通るところがある。 そのうちに、こうして左に位置していたケーブルカーをまたぐことになるんだ。 そのあたりにあるのがご覧の男女川(みなのかわ)の水源地の近くにある水場。 男女川は女体山と男体山の間を南下して桜川へと注ぐ川で、古来より多くの詩歌に歌われているという。 しかし前回歩いたときにはこの水場の場所がよく分からなかった。それが今回ははっきりと分かった。柄杓が置いてあって、それで水を飲んでいた人たちがこうしていたからだ。 「この水飲めるんですか?」 とやや白々しく尋ねると、柄杓で飲んでいた人がそれを私に渡してくれた。 こういうのって、やっぱり嬉しいものですよ。 このあたりには巨木が何本かあった。日光の杉並木をしのぐような立派さの杉もこうして存在していて、まさに圧巻だった。 そして、もっとかわいらしい生き物との出会いもあったのだった・・・。 ↓ 登山や自然に興味のある方、このブログを気に入っていただけた方は、こちらをクリックしていただけると嬉しいです。 にほんブログ村
by JunMorosawA
| 2013-11-14 07:25
| 低山歩き
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