2012年 12月 25日
とうとう今年もあと 1週間。本当に 1年って短いですね。 まさに「光陰矢のごとし」です。 あらためて書くまでもないが、「光陰」の「光」は日、「陰」は月を表す。つまり「光陰」とは月日や歳月のことだ。 それが矢のように過ぎ去ってゆく・・・歳を取れば取るほど実感する言葉ですね。 さて、今回は相模湖の南東にある低山の石老山(せきろうざん)に登ったときのお話の 5回目です。 年の瀬です。まったりとどうぞ。 明るかった桜山展望台コースが終わって八方岩コースと合流すると再び杉やヒノキの暗い樹林帯になる。日本の山の欠点ですね。 しかし合流地点からわずか 9分後の10時ジャスト(バス停から 1時間17分後)、融合平(ゆうごうだいら)見晴台に到着。 融合平見晴台は眼下に相模湖を見下ろせる、素晴らしいビューポイントだ。その向こうにあるのは陣馬山あたりの山だろうか。 ちなみにこの場所、ガイドブックによると桜の季節にはとりわけ美しい場所だという。先ほどの場所も「桜山展望台」なんだし、これは桜の季節にこそ訪れるべき場所かもしれない。 このあたりから、時折強い風が吹き出し、帽子が頭から外れた。ダイソーで百円で買った、帽子と襟を留める道具が大いに役立った。 山頂目指して再び歩き始める。場所によっては枯葉に靴が埋まりそうになるほどだった。 そして日陰にはご覧の霜柱・・・。 もう完全な冬になったことを実感する。 10時30分(バス停から 1時間47分後)、石老山山頂に到着。 石老山(せきろうざん)は標高 694mながら、相模湖の名山としても知られ、関東百名山の一つに選定されている。また東海自然歩道の通過点でもある。 じつは山頂に到着する直前に 3人組みのおばさんたちとすれ違ったのだが、山頂には誰もいなかった。まだ10時半と時間が早いせいもあるのだろう。 石老山は 360度の展望・・・というわけにはいかないながら、正面は切り開かれている。 そしてそこから丹沢山塊が一望できる。 しかし正面右手に見えるはずの富士山は・・・ご覧のように残念ながら半分ほど雲で隠れていた。 以前訪れたときの展望がこれなのだから、贅沢言ってはいけないか・・・。 ところで山頂には冷たい風が吹いていた。手がみるみるかじかんでいくのが分かった。 あまりの寒さにマウンテンパーカーのボタンをはめようとしたのだが、なかなかそのボタンがかからなかったほどだ。 そのくらい風が吹いているのだから、富士山にかかっている雲も風で飛ばされていなくなるんじゃないかとしばらく粘ってみた。 しかし上空の雲は流れているのに、富士山にまとわりついている雲は一向に動こうとしなかった。 惜しい。こうなったら下山途中にある大明神展望台の方に期待するしかないな・・・。 ↓ 自然に興味のある方、このブログを気に入っていただけた方は、こちらをクリックしていただけると嬉しいです。 にほんブログ村
by JunMorosawA
| 2012-12-25 18:44
| 低山歩き
|
Comments(2)
さすが山頂は展望がいいですよね。この時期だと人も少ないんで
しょうが、春先はハイクの人でテーブルがなくなるほどですが・・ 富士山が隠れていたのが少し残念でしたね。
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JunMorosawA at 2012-12-28 18:33
山バカ夫婦さん、こんにちは。
> さすが山頂は展望がいいですよね。この時期だと人も少ないんでしょうが、 > 春先はハイクの人でテーブルがなくなるほどですが・・ やはりそうですか。ってことは桜の時期に静かな山行を期待するのは無理そうですね・・・。 > 富士山が隠れていたのが少し残念でしたね。 そうなんですよ。最近富士山には振られっぱなしです(苦笑)。 |
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