2012年 08月 31日
白馬三山縦走記 その24
身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質の中年男が、白馬三山縦走に挑む!

無事登山初日に白馬岳登頂を果たした私は、白馬山荘で眠れぬ夜を過ごしたのであった・・・。



白馬山荘の朝

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4時前から宿泊客が廊下を歩く音がうるさかった。早立ちの連中だろう。

私は眠れたのだろうか。

否。

おそらく 2/3 は起きていたと思う。
当然寝不足。お腹も重たい。

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4時半頃外に出てみた。

何ということだ!
ガスが立ち込めていて、ほとんど何も見えない!

これではご来光どころの騒ぎじゃない。
山小屋の入口で、女性陣が心配そうに外を眺めていたのが印象的だった。

体調も胃腸もよくなく、外はガス・・・。
最悪の朝ではないか。

考えてみると一昨年の木曽の御嶽山のときも、去年の燕岳のときも、朝は恵まれていた。素晴らしいご来光を拝めた。こんなに最悪な朝も珍しい。

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4時40分頃岩手さん(仮名)が現れる。こんな天候の下(もと)、朝食も食べずに栂池(つがいけ)の方に向かうという。彼は今日中に岩手に戻らなければならないからだ。

もう二度と会わないかもしれないけれども、健闘を祈ります。機会があったらまたいつか会いましょう。会えるときには会えるものです。

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5時になってヘビー級カメラマン氏と共に食堂に向かう。
食事の内容はこんな感じ。朝食だから比較的地味めなおかずが主体です。

さて、今朝の食欲はどうか。
いや、一方では「おいしい」と思っていたんだ。でもやっぱり食欲の方は相変わらずで、おかずこそ全て食べたものの、ご飯の量はご覧のように少なめにした。

睡眠も食欲ももう一つか。
これで頑張れるのかな、今日の縦走・・・。

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寝床に戻る。昨日はとうとう便が出なかったとヘビー級カメラマン氏に話すと、彼も旅先だと便秘気味になるタイプだということだった。何かそこにはあるのかもしれない。

彼は結構外の天候状態を気にしていた。もう少し様子を見てから出発するという。
体格に似合わず、案外慎重派なのかもしれない。

私にも不安があった。さっき外を歩いたとき、若干のふらつきを感じたのだ。
そういえば去年常念小屋に泊った翌朝も感じていたっけ。
これって高山病なのか、それとも寝不足か、あるいは高山の朝ってこうなるものなのか。

いずれにしてもこんなコンディションの中、独りで初めてのルートを歩くのだから、不安がないわけない。
そしてそれはヘビー級カメラマン氏も同じだという。へえ・・・。

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テレビでは白馬村の天気予報が常時表示されていた。3時間ごとの天気予報によると、6時、9時、12時、すべて晴れになっている。これを信じるしかない。

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6時ちょっと前、ヘビー級カメラマン氏に一晩お世話になった白馬山荘の前で写真を写してもらう。

じつは彼も私とまったく同じルートをこの日歩く。そんな彼に「また向こう(鑓温泉)で会えたら会いましょう」と話す。

手帳には「不安もあるが気力もある」の文字が。
へえ。そうなんだ。だったらきっと大丈夫だろう・・・。

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by JunMorosawA | 2012-08-31 18:58 | 低山歩き | Comments(2)
Commented by 山バカ夫婦 at 2012-08-31 19:52 x
我々も朝食を弁当に変えて、早立ちの時は周囲の人に前夜に断って3時に起床しますが・・・
慣れないと眠れませんよね。耳栓は持っていくんですけど、あんまり役に立たないです。
でも、同じ小屋での人とのつながりは、結構面白いんですよね。
こないだなんて、何人もの人が結局、入山から下山(温泉)まで一緒でした。

Commented by JunMorosawA at 2012-09-01 18:26
山バカ夫婦さん、こんにちは。

> 慣れないと眠れませんよね。耳栓は持っていくんですけど、あんまり役に立たないです。

私も以前は持っていったんですけれど、おっしゃるとおり、あんまり役に立ちませんね(苦笑)。

> でも、同じ小屋での人とのつながりは、結構面白いんですよね。
> こないだなんて、何人もの人が結局、入山から下山(温泉)まで一緒でした。

今回もそれに近い感じがありましたよ。
ただ残念ながら若い山ガールとの出会いは、今年はほとんどありませんでした(笑)。


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