2012年 08月 25日
白馬三山縦走記 その18
身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質の中年男が、白馬岳に挑む!

大雪渓を終え、お花畑が近づいてきた・・・。



これがお花畑?

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12時半、小雪渓を渡り始める。

ここでまた軽アイゼンをしっかりと装着する。何たって小雪渓は恐ろしいほどの急斜面を横切らなければならない。落ちたら大変なことになる。

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これは渡ったあとに振り返って写した写真。

こうしてみると、ちゃんと道があるにはあるが、かなりの急斜面であることもまた、同時に分かると思う。
すれ違うときなどにはかなり気を使う。

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小雪渓の前で休み、後でまた休んだ。手帳に「どうせペース以上なんだ。無駄に休もう」の文字がある。

12時48分、まだ真新しそうな緊急避難小屋というのが現れた。「トイレもあるのかな」とちらりと思ったら、入口にしっかりと「公衆トイレではありません」と書いてあった。やはり勘違いする人がいるようだ。

そういえば去年一ノ沢登山道を登っていたときにも一度も如意を催さなかったけれども、この日も同じだった。きっと100%汗として出てしまっているのだろう。

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1時15分ぐらいになって、左右がロープで仕切られた広場状の場所に出る。登山道以外歩くな、ってことなのだろう。

確かにロープの向こうにはミヤマキンポウゲやら、去年初めて見たハクサンフウロやらが咲いていた。
結局こういうのをお花畑というのだろうか。何かちょっとだけイメージが違う気がした。

こうしてロープで保護されてしまっていると、何だか植物園の中にいるような気がしてしまってさあ。何か白けるのだ。
もちろん「花を守るため」というのはよく分かるんだけれど・・・。

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腕章をつけた中年の男性が女性たちに高山植物の説明をしていた。ボランティアなのか、花の指導員と言おうか、花のパトロール隊とでも言うのか、そういう人たちがいるようだ。

そのうち、今度は腕章をつけた若いお兄さんがニコニコしながら私に近づいていた。私が一眼カメラなど持っていたから、相当花好きのおじさんだと思ったのだろう。

その方によると、やはり今年は春が遅れているとのこと。つまり本当ならここのお花畑ももっと見事なのかもしれない。

ちなみに彼はニコンの防水性のデジカメを持っていた。「海のお花畑も素晴らしいですよ」と言っていたから、スキューバ・ダイビングのようなこともするようだ。

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おっと。「お花畑で見られる花 7/25現在」というホワイトボードが現れたぞ。

そこには「白い花」としてムカゴトラノオ、イワオウギ、タイツリオウギ、シロウマオウギ、ミネウスユキソウ、コケモモ、ミヤマカラマツが。
「黄色い花」としてヤマガラシ、マルバダケブキ、ミヤマキンポウゲ、オタカラコウが。
「赤い花」としてイブキジャコウソウ、ハクサンフウロ、テガタチドリが。
「その他」としてヒメクワガタ、ミヤマクワガタ、ミヤマオトコヨモギ、タカネシュロソウ、ハゴロモグサ、タカネスイバ、クルマユリ、ミヤマイが紹介されていた。

そしてホワイトボードの最後に「白馬グリーンパトロール隊」の文字があった。それが彼らの正式名称らしい。

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私が今分かるのは(初めて知るのは)、イワオウギぐらいかなあ。葉っぱの感じからしてマメ科というのが分かるし。

でも何処かこのときの私は白けていた。夢の北アルプスのお花畑を目の前にしていたはずなのに・・・。

この前の大雪渓のイメージが強烈過ぎたせいか、あるいはやはり疲労していたせいなんだろうか・・・。

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by JunMorosawA | 2012-08-25 17:54 | 低山歩き | Comments(0)


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