2012年 08月 21日
白馬三山縦走記 その14
身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質の中年男が、遂に猿倉から登山開始。
はたしてあの大雪渓を乗り越えられるのだろうか・・・。



大雪渓を目指して

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9時ジャスト、正面にオレンジ色の建物が現れた。白馬尻(しろうまじり)に到着したのだ。

白馬尻にはかつて村営白馬尻荘と白馬尻小屋があったらしいが、現在は白馬尻小屋のみになっている。
7月上旬から10月中旬にかけて営業していて、ちゃんと泊まることもできるという。

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小屋の手前には大きな岩があって、そこに白文字で「おつかれさん!ようこそ大雪渓へ」と書かれている。「おつかれ」の「つ」が小文字のように小さくなっているから、「おっかれさん!」と読めてしまう。どうでもいいけど。

登山をしない一部の観光客の人は、ここまででUターンしてしまうらしい。そういう人はきっとこの「おっかれさん!」で記念撮影をするのだろう。
おっかれさんです。

ところで猿倉を出発したのは 7時47分。現在 9時。

「おお。これだけのんびり歩いたのに 1時間30分のコースを 1時間13分で歩けてしまった」

と喜んだ私だけれども、山と渓谷社の「アルペンガイド9 白馬・後立山連峰」だとコースタイムが 1時間10分になっているから、まあ人並みか。

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白馬尻から大雪渓の一部が見える。

ガーン!(←昭和的表現)あんなところを歩いていくのか。あんなところ、歩いていいのか。
それも 2時間半も・・・。

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日本一の大雪渓に備えて、エネルギー、チャージ。ウイダーinゼリー エネルギーを口にした。
はっきりいって、うまくもまずくもなかった。ただ飲み干しただけ。

ついでに meiji ストロベリー・チョコも取り出してみた。
ところがこれが何とどろどろに溶けていた。
驚きだ。去年(常念山脈のとき)はこんなこと一切なかった。いかに日光が強烈かってことだ。

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小屋前の広場から先に進もうとすると、いきなり「大雪渓を登山される皆様へ」という大きな看板が現れる。

白馬大雪渓では、時として大小の落石が発生します。白馬大雪渓の通過に際しましては、絶えず上方確認をし、落石に十分ご注意ください。

のような怖い文面が書かれている。

ここから先は一般観光客の人は入っちゃダメよ、ってところだろうか。

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大雪渓脇の小道を進んでいく。
すると、いきなり現れたのが、やや大型の高山植物、キヌガサソウ。

おお!いきなり高山植物の大本命登場って感じではないですか!

キヌガサソウ(衣笠草)はユリ科の多年草で、亜高山帯の湿った林床を好むという。
なるほど。高山帯じゃなくて亜高山帯の植物なんだ。

8~10枚にも及ぶ輪生した大きな葉の中心に白い花をつける。実は白い花は萼片で、中心の黄色い部分が花弁だという。

私がこの場所で見たものは、もうその黄色い花弁の部分はほぼなくなっていた。元々キヌガサソウの花期は 6月中頃~7月下旬ってことで、もうやや遅いのかもしれない。

それでも、いきなり大本命登場・・・って感じで、私のテンションを上げた。

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更に先に進む。

そう。ここからは、もう一般観光客の人は入ってはいけない世界に突入する・・・。

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そして遂に白馬大雪渓の末端に出た!!!

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by JunMorosawA | 2012-08-21 18:09 | 低山歩き | Comments(2)
Commented by 山バカ夫婦 at 2012-08-21 19:43 x
この時期このあたりでシラネアオイの群生があったんですが・・
いよいよアイゼン装着ですね。まだこの辺は傾斜がゆるい・・・
ワクワクですね(ブログ見てる私がワクワク?変ですね)
Commented by KamakuraAQUA at 2012-08-22 07:48
山バカ夫婦さん、こんにちは。

> この時期このあたりでシラネアオイの群生があったんですが・・

ええ?本当ですか?シラネアオイには今回全然出合えませんでした。
おしかったなあ・・・。

> いよいよアイゼン装着ですね。まだこの辺は傾斜がゆるい・・・

そうなんです。実はそのアイゼンも危なかったんです・・・。


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