ゴールデンウィークもとうとう終わってしまいました。皆さんは楽しめましたか?
私の方はというと、GWの間は休めないんで、しょうがなくずっと細々と仕事をしていました。
さて今回は、4月の半ばに高尾山にスミレ探しの旅に出たときのお話です。
JR高尾駅からバスに乗って日影バス停に進み、そこから小下沢林道に入った私。
林道歩きを終え、いよいよ景信山に向けての山歩きが始まろうとしていた。
9時40分、軽くストレッチを行い、靴紐を正式に締め直したあと、ご覧の沢を渡る。
ここから景信山(かげのぶやま)に向けての山歩きが始まるわけだが、案内板の文字は影信山になっていますね。
ま、それはともかく、ここのところどうも体調が万全ではない。ゆっくリズムを忘れずに慎重に歩きたい。
最初はこんな具合に小さな沢沿いの、ちょっとごつごつした道から始まる。
ちゃんと靴は登山用のモンベル・ワオナブーツを履いているから大丈夫だ。
おっと。エイザンスミレの少し大きな株があったぞ。また写してみるか。
このときは日差しがあったんで、ご覧のように傘を取り出して直射日光を防いだ。
そうすると光が満遍なく回って柔らかく写せるってわけです。
だから撮影がメインのときには必ず折り畳み式の傘を持参するようにしている。
おお!このスミレは何と、太い幹の苔むした部分に活着するように咲いていた。
苔の上に根を張っているんだな。生命力を感じますね。
それととてもネイチャーを感じます。
今度はヤマエンゴサクという野の花が登場。久しぶりに出合う。
とても小さな花だし、このとき微風が吹いていたんで、しっかりとカメラを三脚に固定して、なおかつマクロレンズにすげ替えて写した。
それでもこの程度か。まだまだだな・・・。
高尾山の沢沿いというと、忘れてはならないのがユキノシタ科ネコノメソウ属のハナネコノメだ。
春先に一番早く咲く野の花のうちの一つで、白く可憐な花(本当は萼なんだけれど)と、葯(やく:オシベの先端の部分)の赤の対比がとても美しい。
だけど流石にもうこの時期(4月半ば)だとほとんどの花がこうして赤い葯(やく)を落としていた。
3月初めだと、こういう状態のときに出合えるんですけれどねえ。
ま、ここは、4月の半ばで花が残っていただけましと考えるべきだろう。まさか出合えるとは思っていなかったもの。
さて、沢辺で時間をかけすぎてしまった。
今回の旅は野の花の撮影が目的だからこれでいいのだけれど、そろそろ先を急ぐか・・・。
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