2011年 10月 27日
ホトトギスの国
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1週間ほど前に浄智寺(じょうちじ)さんにお邪魔した。

鐘楼門(しょうろうもん)の前のススキが秋の日差しを受けてキラキラと輝いていたが、今日の主役はこちらではなく・・・。

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古木の足元に咲いていた、こちらの野の花の方。
もう鋭い人ならば分かりますね?

というわけで、続きをどうぞ・・・。




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花の正体は、秋の代表的な野の花の一つであるホトトギス(杜鵑草)。

ホトトギスの仲間は東アジアからインドにかけて20種ほどしかなく、そのうち半分が日本に自生しているという。そういった意味で、日本は「ホトトギスの国」といえるらしい。

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名前の由来は、この紫の斑点。花びらだけでなく、雄しべ、雌しべにもある紫の斑点が鳥のホトトギスの腹の斑紋に似ていることによる。
「ホトトギス」という鳥の名前がそのままストレートに花の名前になっている例は、他にはないと思う(ヒヨドリバナなんかはあるけれども)。

それにしても、ここ浄智寺のホトトギスの株は立派ですねえ・・・。

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一方こちらは丹沢の山の中で発見したヤマホトトギス。

ご覧のように普通のホトトギスと違って白地にポツポツと赤紫の斑があるだけで、何となくこちらの方が上品なイメージがあるような気がしなくもない。

普通のホトトギスの花期が 9~10月とするならば、こちらはそれよりもやや早い 7~9月頃。実際上の写真は丹沢の大倉尾根で 9月1日に写したものだ。

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そしてこちらがこの夏、北アルプスの一ノ沢登山口の近くで見つけた黄色いホトトギスで、タマガワホトトギスという。

まさか黄色いホトトギスに出合えるとは思ってもいなかったから、このときは本当に驚いた。こういう出合いこそが山歩きの最高の楽しみの一つだ。

黄色いホトトギスといえば、丹沢の沢筋には、「サガミジョウロウホトトギス」という幻のホトトギスが咲いているという。それも黄色いホトトギスなのだ。
しかし「絶滅危惧種」ということで、まだ私は出合ったことはない。

いつか出合ってみたいものだ、「ホトトギスの国」の住人としては・・・。

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by JunMorosawA | 2011-10-27 17:53 | 鎌倉&花 | Comments(2)
Commented by 山バカ夫婦 at 2011-10-28 10:14 x
私も昨日行きました。稲村ヶ崎~極楽寺~長谷~大仏ハイキングコース~北鎌倉をのんびり歩きました。そうホトトギスもどこかで見たんですが、もう枯れかけていたので・・・どこの寺だったかなぁ。東慶寺にはリンドウが咲いてました。
Commented by JunMorosawA at 2011-10-28 18:02
山バカ夫婦さん、こんにちは。

ブログも拝見しましたが、よい天気の日でよかったですね。
見知った地元のコースなのに、他の人の写真だと新鮮に見えるから不思議です。

> 稲村ヶ崎~極楽寺~長谷~大仏ハイキングコース~北鎌倉をのんびり歩きました。

ってことは、きっと私の家の前も通ってますね。多分・・・。


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