きのうまでで桜の花の時期もほぼ終わった。
そこで久しぶりに、愛機LUMIX DMC-G1にマクロレンズをつけて、更には三脚もつけて、朝の散策に出かけた。
浄智寺の先でまず出合ったのがこのヒメオドリコソウ。
シソ科の多年草で、明治26年に東京で初めて記録されたヨーロッパ生まれの帰化植物だ。
しかし何だろう、このひどい絵は。
久しぶりのマクロ撮影ってことで腕が鈍ってしまったのだろうか。
先が思いやられる・・・。
浄智寺の奥、源氏山・大仏ハイキングコースの入り口で、可憐な白い花をつけたニリンソウに出合った(左側の紫色の花はショカツサイ)。
キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草で、高尾山の日影沢あたりには大群生している場所があるが、ここにも毎年かなりの数が咲く。
ご覧のように、基本的には花を2つ(ニ輪)ずつ咲かせることから「ニ輪草」と呼ばれているけれど、実際には1つのこともあるし、3つのこともある。
しっかり三脚を使い、更には手ブレ防止のためにタイマーまで使って撮影した。
それでも微風による被写体ブレは防げない。
そこで風がやむまでしばし待つ。
この感じ、久しぶりだなあ・・・。
源氏山の、葛原岡神社の近くではショカツサイが群生していた。このショカツサイも、そうそろそろ盛りを過ぎようとしている。
カメラを縦にしたり横にしたり、いろいろ構図を変えながら写す。
マクロレンズはズームレンズではないため、背景に東屋(あずまや)がちょうど入るようにするためには自分が位置を変えなければならない。
この不便さが、またある種心地よかったりもする。
こちらは前ボケを入れて写してみたのだけれど、ちょっとイマイチかな?
でも、過去何度か書いているが、この手の写真はコンデジ(コンパクトデジカメ)だとなかなか写せない。
被写界深度(ピントが合って見える範囲)の浅い(狭い)一眼レフカメラ+マクロレンズだからこそ、こうしてきれいにボケる。
それはともかく、マクロ撮影の勘を取り戻すまで、もうちょっとリハビリが必要なようだな・・・。