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2009年 08月 25日
スイフヨウ
ここ数日、朝夕に若干の秋の気配を感じるようになって来た。
そこで秋の訪れを探しに数日前の朝、東慶寺さんに訪れてみた。

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開門直前の東慶寺はまだひっそりとした感じ。

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そして境内の方も、ご覧のように全くひっそりとしていた。
緑以外の色が何もないことに気づくだろう。

たまたま庭師の方に出会えたんで、「まだ秋の花が咲き出しませんね」と尋ねたら、こういう返事が返ってきた。

「今はちょうど何もないですねえ。やっとフヨウが咲き始めたってところですから」

まだやはり秋には早いか・・・。

仕方なく、去年のホームページの方では伝えたのだが、このフヨウつながりの話を・・・。

私はほぼ毎日、源氏山まで片道で20分ほどのウォーキングを行っている。最近目立つようになっていたのが、この花だった。

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そう。フヨウの花である。
最初私はこのフヨウの花を、「普通のフヨウの花」だと思って見ていた。

しかし違うのである。

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1枚目の写真は朝6時半頃写したもので、こちらはお昼前に写したもの。
色がピンクに変化しているのが分かりますか?

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ご存知の方も多いでしょう。この花の正体はスイフヨウ(酔芙蓉)。
フヨウ(芙蓉)の園芸品種で、朝方は白色をしているのに、こうしてお昼になると段々ピンク色に変わってくる。

その様が、酒飲みの顔がだんだん赤くなっていくのに似ているところから、「酔う芙蓉」と呼ばれるようになったようです。

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「夕方から夜にかけてさらに赤くなる」ということだったんで、本日夕方4時ぐらいに見にいった。

そしたらご覧のように見事に色が濃くなっていた。

フヨウはムクゲと同じで1日でしぼんでしまう一日花。今咲いている花も、明日にはもう散ってしまうのだろうか・・・。

by JunMorosawA | 2009-08-25 19:35 | 鎌倉&花 | Comments(0)


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