暑い日が続いています。といってもこれでも今年は冷夏なのだろう。ビールなどは売れなくて困っているらしいが、個人的には助かるなあ、やはり。
さて、またネタがない。っていうか、最近地元であまり写真を写していない。
というわけで今回は、去年写した写真を中心に、鎌倉で見られるカミキリムシの特集をしてみたいと思います。
まずはこれ。
青みがかった黒地に白い点々模様を持つおなじみのカミキリムシで、ゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切)という。
体長は2.5~3.5cmとカミキリムシとしては大型で、低山地だけでなく、都会、住宅地でも普通に見られる。実際数日前にも近くに現れた。
私は聞いたことがないが、成虫は胸をすり合わせてチイチイと音を立てるそうだ。
これは元々日本にいたカミキリムシではなく、明治初期に中国大陸から輸入されたラミーという植物にくっついて入ってきたということで、ラミーカミキリという。
昼間っから交尾中で実にけしからんことだが、よく見ると随分色合いが違う。まるで別種であるかのようだ。
下は明らかに黄色が目立ち、上は明らかに青が目立っている。
しかしこれはいわゆる個体差ってやつで、全く同じラミー君なんですよ。面白いですね。
ちなみに、ちょっとピントが怪しかったりする。
これまたカミキリムシ。カミキリムシは種類が多いから大変だ。
ネットで調べたところ、ベニカミキリであることが分かった。竹を食べる害虫として知られているらしい。そういえば発見したのは浄智寺の竹林の近くだった。
こちらは数日前に写したばかりのカミキリムシ。考えてみるとこの夏初めてまともに写した昆虫写真だったりする。
恐らくヨツスジトラカミキリじゃないかと思うのだが、似たようなやつがたくさんあって、どうにも同定し切れない。
でも多分ヨツスジトラカミキリだと思います(自信ないけれど)。
いずれの写真もデジタル一眼レフカメラ、EOS 40Dにタムロンの90mmマクロレンズを付けて写した。
いつも書いているとおり、マクロ撮影の際の被写界深度(ピントが合って見える範囲)は紙のように薄いから、バリバリ連写して写し、ピントがあったものだけを残している。
今回30枚ぐらい写して残したのは4枚だった。ま、そんなもんです。
ちなみに、1枚上の写真とこれでは背景の色合いに差がありますね。色温度が少し違ってしまったのでしょう(1枚上の方がやや寒色系になっている)。
というわけで、今回はこれでおしまいです。ネタがないというのはじつに困ったものです。
もうちょっと頑張って写さねば・・・。