2009年 04月 09日
北鎌倉・台峯のおろち桜
じつは先週の土日に「匠の市(たくみのいち)」というものが行われた。その匠の市の行事の一つに、「おろち桜」の見学ツアーというのがある。

「おろち桜」とは、台峯という場所にある桜の巨木の俗称だ。何たって今年はそのおろち桜の見学ツアーに100人だか150人だかの人が集まったという話をNさんという人から聞いた。

じつは恥ずかしながら私はそのおろち桜をまだ一度も見たことがない。これはちょっと地元の人間としては恥ずかしいことではないか。

そこで2日前の朝、「独りおろち桜見学ツアー」を行った。




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台峯に向かうには葛原岡神社から梶原団地の方に進む。この団地の中にもたくさんの桜が植えられていて、まさにこの日が満開だった。

ただもう一つ空が青くない。空が青くないと、どうにも桜の花が映えない。

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葛原ヶ岡神社から10分ちょいで日当公園に着く。ここを右に(真っ直ぐに)進み、最初の道を右に曲がると台峯への入り口につながるのだが、はっきりいってちょっと分かりにくい。

しょうがなくここで犬を連れた奥さんに道を尋ねた。
奥さん、一眼レフカメラをぶら下げた私を最初少し胡散臭そうに見ていたようでもあったが(何しろ団地の中だから)、詳しく教えてくれた。

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葛原ヶ岡神社から15分ほどで台峯の入り口に到着。
道のどん詰りが山道への入り口になっているだけで、特に何の案内もない。

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山道に入っていく。道は下りがメインでつらい登りはない。

また犬を連れた奥さん風の女性と会ったんで、彼女におろち桜のことを尋ねてみた。すると野村不動産の「ガケに注意」という案内板があるところがそれだという。

おまけに、その先に一本桜というのがあることも教えてくれた。

「写真集を見て来たんですよねえ?それに使われている桜です」

そういえば最近写真集が出たんだっけ。今年の匠の市の「おろち桜」への参加者が多かったのもそのせいだろうか。

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入り口からわずか5分ほどで「ガケに注意」という案内板が現れた。そう、この後方に写っているのがおろち桜なのだ。

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これがそのおろち桜だ。なるほど、幹が根元からいくつにも分かれていて、大蛇がとぐろを巻いているようにも見える。

ご覧のとおり、あまりにも巨木過ぎて普通のカメラのレンズじゃ納まり切らない。だから中途半端な絵になってしまった。

Nさんの話によるとこのおろち桜は山桜だそうだ。山桜は花と葉を一緒に付けるということもあって、肝心の桜の花が分かりづらい。

それに、どうやらこの桜に関しては花期をもうやや過ぎているようだった。
だから桜を写しているようには見えないですね。残念だ。
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奥さん風の女性の言葉を信じて「一本桜」を求めて、更に先に進んでいくと左右が高いヤブになっている道に変り、その先に桜の木が見えてきた。

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忽然と畑のような広い空間が現れ、菜の花の咲き乱れる先に2本の桜の巨木があった。

今までがずっと暗い道が続いていただけに、この変化は劇的だった。
ただ、結局私にはどちらが一本桜なのか分からないまま朝のウォーキングのタイムアップを迎えてしまった。

この先をずっと歩いていくと何処に辿り着くのか。今度またじっくりと歩いてみたいものだ・・・。

by JunMorosawA | 2009-04-09 17:37 | 鎌倉&花 | Comments(0)


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