2009年 06月 30日
逗子・岩殿寺
いよいよ6月も今日でおしまい。アジサイ狂想曲もほぼ終わりが近づいてきた。明月院のアジサイも来年に備えて近々剪定(せんてい)が行われることだろう。

今回は6月の初めに時計を戻して、一般的にほとんど知られていない逗子の岩殿寺(がんでんじ)というお寺を訪れたときのお話をお届けします。

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10時半頃家を出て、10時44分発の下り横須賀線に乗り込む。電車からはたくさんの観光客の人たちが降りてきた。きっと明月院に向かうのだろう。

そんな中、誰も知らないんじゃないかって感じの逗子のお寺に一人向かおうとしている自分が何だか妙だった。

さて、どんな地味な旅になることやら・・・。

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# by JunMorosawA | 2009-06-30 19:19 | 地元(鎌倉)の話 | Comments(0)
2009年 06月 27日
葛原岡神社と源氏山の花
私の住んでいる町は北鎌倉という。JR横須賀線のその名も北鎌倉駅を降りたあたりだ。
北鎌倉のお寺にはアジサイが植えられているお寺が多いため、6月は観光客の人がどっと押し寄せる。

まあ正直私は人がうようよいるところが苦手なんで、「よくこんな時期に来るよなあ」といつもあきれている。

だから私はまだ観光客の姿を見かけない朝っぱら写真を写すことが多い。静かな鎌倉を味わいたければ、早起きするのもいい手ですよ。

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というわけで今回も、いつものように浄智寺の先からハイキングコースに入って源氏山に向かう。
源氏山の一番手前にあるのがご覧の葛原岡神社だ。ここはちょっとした「アジサイの隠れた名所」っぽくなっている。

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この、誰も人がいなくて、ゆったりとした時間が流れているって感じが、好きです。

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そろそろ「真夏の野の花」が咲き始めた。

「真夏の野の花」を代表する花といえば、何といってもこのヤマユリ(山百合)だろう。
ヨーロッパではカサブランカなど園芸種として改良されたが、本家・元祖はこの日本の花ですよ。

ところでこのヤマユリ。何となく見ていると見過ごしてしまうけれど、実は花びらのうち、外側の3枚が萼(がく)、内側の3枚が花弁になっている。
3枚ずつ分かれているんですね。今度鎌倉で出会ったらよおく観察してください。

付記 : 上の写真は6日前に写したもの。今朝見たら、もうしぼんでいた。花の命は短い・・・。

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もう一つ地味だけれども、これを紹介しておきましょう。

北鎌倉には建長寺などのお寺をはじめとして、この源氏山、明月院川沿いなど、結構いたるところに咲いているのに、花好きな人も案外正式名を知っている人が少ない。

この花の正体はヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)。アフリカ原産の球根植物で、性質はとても丈夫で、水はけのよい日当たりを好む。

また花屋さんでは「モントブレチア」という名前の方が一般的らしい。知っていましたか?

これも典型的な「真夏の花」だ。明月院通りなどを歩いていてこの花を見かけると「ああ、真夏になった」と思わず思ってしまう。
というわけで、そろそろ本格的な夏が近づいてきましたねえ・・・。

# by JunMorosawA | 2009-06-27 19:19 | 鎌倉&花 | Comments(0)
2009年 06月 24日
悪魔のようなあいつ(水草水槽コケ物語)
アジサイもピークを過ぎつつあるため、今回はまたまたアクアリウム通信です。これもネイチャー(自然)ということで、お付き合いください。

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先月20日に新しくセットしたこの60cm水草水槽。こうしてみると一見何の問題もないように見える。

ところがそうでもなかった。

この手の水草レイアウト水槽にとって、一番忌み嫌うべき相手といえば、コケ(藻類:そうるい)である。

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そこで我々アクアリストはコケに対して“生物兵器”を投入する。これはそのうちの一つで、ヤマトヌマエビという。

ADA(アクア・デザイン・アマノ)という会社を興した天野さんが水草水槽に導入したことで一躍有名になった(だから海外では「Amano Shrimp」とも呼ばれている)。
とにかく素晴らしい「コケ取り職人」で、糸状のコケをきれいにたいらげてくれる。

特にセット初期によく発生するアオミドロ(田んぼなどでもよく見られる)というコケは大好物で、器用に摘み取って食べてくれる。

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もう一つはこのオトシンクルスというナマズの種類の魚。
こっちはセット初期によくガラス面などに付着する珪藻(けいそう)という名の茶ゴケが好物で・・・。

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このように器用に口先を使って、ペロペロとなめ取ってくれる。

とにかくこのオトシン君はとても働き者で、1日中飛び回って「仕事」をしてくれる。ガラス面に引っ付いている姿も愛郷があってよいです。

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ところがそれらの生物兵器が絶対に口にしてくれない最悪のコケがある。

濃い緑色をした、あの江戸むらさきのようにどろっとしたコケで、藍藻(らんそう)と呼ばれている。
藍藻はアクアリストがもっとも忌み嫌うコケで、少量でも強烈な悪臭を放つ。その臭いをネットでお伝えできないのがとても残念だ(ああ、あなたにも嗅がせてやりたい!)。

前景草として植えたこのヘアーグラス・ショートから藍藻が発見されたのは今月の頭ぐらいだった。
実は上の写真にも写っている。写ってはいるけれど、ほんの少量だから分からないと思う。

しかし、たとえほんのわずかなカケラでも、そこから水槽全体にはびこってしまう可能性があるのが藍藻という化け物なのだ。

普通藍藻は、掃除や水換えを怠ったような窒素分やリン酸分の多い水槽で発生する。
私も過去、掃除を怠ったため、水槽中藍藻まみれにしてしまったことがある。

しかし逆に初期の汚れのたまっていない水槽にはそんなには発生しないはずなのだ。だからこれはおかしい。おかしいぞ、藍藻君!

調べてみたら、どうやら濾過(ろか)の不安定なセット初期にも発生するようだ。
だったら時が解決してくれるはずですね。

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しょうがなく毎朝スポイトを使って吸い出すようにして除去していた。それでも次の日になると、また付着している。

とうとう我慢できなくなって数日前に一度ヘアーグラス・ショートを全部引っ剥がしてしまった。そしてごく一部だけを植え直した。

その結果ご覧のように空間が増えて、構図的にはとてもバランスがよくなった。
水草水槽って、密植と空間のバランスがとても大事なのだ。

だけどその他にもヒゲ状のコケもやや目立ちだしている。
まったくこのコケさえ発生しなければ水草水槽なんて楽勝なんだがなあ!

しかし「難しいから面白い」のも事実。それに水槽内の環境バランスがうまく取れてくると、自然にコケって減ってくるものだ。
しばらく我慢の日々が続きそうだ・・・。

# by JunMorosawA | 2009-06-24 21:58 | アクアリウム | Comments(0)
2009年 06月 22日
浄智寺周辺アジサイ写真
北鎌倉はこの土日がアジサイのピークだった。
で、この時期観光客の方に決まって言われることがある。

「すごい混雑ですね。いつもこんななんですか?」

私はこう答えることにしている。

「とんでもないですよ。あと1ヶ月もすれば、誰も歩いてませんよ」

人がごった返している絵は嫌いだから、数日前の朝、浄智寺周辺で写した地味なアジサイ写真で今回はお楽しみください。

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# by JunMorosawA | 2009-06-22 19:01 | 鎌倉&花 | Comments(0)
2009年 06月 20日
金太郎の故郷(ふるさと)へ・後編
地蔵堂バス停から夕日の滝を経由して>金太郎ゆかりの金時山に上り始めた私。さて、どんな山行(さんこう)になることやら・・・。

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夕日の滝から薄暗いスギやヒノキの植林帯を20分ほど歩いて行くと東屋(あずまや)があり、その先にご覧の分岐がある。
右に行っても左に行っても、どちらでも金時山に行くことができる。今回は左のコースを取った。

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基本的に沢沿いの道が続く。
やや薄暗くて陰気な道とはいえ、やはり沢沿いの道っていうのはいい。沢のせせらぎは間違いなく心を癒す。

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途中でやたらに出くわしたのがこのアゲハチョウ。クロアゲハだろうか。何故か他の蝶には出くわさず、この蝶にばかり何匹も遭遇した。
何か不思議な、霊的なものを感じてしまった。

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東屋から1時間ほどで足柄峠からの林道と合体した。バス停以来、初めて他のハイカーと遭遇したよ。

ここでもう標高は千メートル近い。6月とは思えないほどの涼しさだった。
夏は低山歩きをするにはしんどい季節だが、この日みたいな日だといい。

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この日はたいした野の花とも出合えなかったが、その中で唯一目を引いたのがこれ。

ユキノシタ科の落葉低木のコアジサイ(小紫陽花)だ。
高さ1~1.5mで日本のアジサイの中ではもっとも小型で、低山の落葉樹林下に生えている。

アジサイのような装飾花(萼片)がなく両性花だけなので、何処か繊細な感じがする。

花の色は淡青色から白色まであるということで、じつはこれもよく見ると薄っすらと青みがかっているのだ。
鎌倉あたりでは見かけないと思うが、どうだろう?

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林道が終わると、いよいよ急登が始まる。階段と山道が交互に現れ、かなりきつい。意識してスピードを落とさないと確実にバテる。

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東屋から約2時間、遂に金時山山頂に到着。
やはり人気の山だ。山頂には沢山のハイカーがいた。

しかし、絶景を誇る金時山なのに、ご覧のとおり視界はほぼゼロ!
これではいくらなんでも何なんで、以前冬に写した写真をアップしておきます。

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以前は東屋から1時間半で登ったこともあるから、やはり今回は遅い。
しかし今回の目的はデトックスにあったのだから、これでいい。今回は「よくやった!」と単純に自分を褒めてやりたい。

私は去年、一昨年と2年間富士山に登っている。
また今年の夏も、何処か高い山に登れたらいいなと思っている。

# by JunMorosawA | 2009-06-20 20:07 | 低山歩き | Comments(0)