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2009年 06月 30日
逗子・岩殿寺
いよいよ6月も今日でおしまい。アジサイ狂想曲もほぼ終わりが近づいてきた。明月院のアジサイも来年に備えて近々剪定(せんてい)が行われることだろう。

今回は6月の初めに時計を戻して、一般的にほとんど知られていない逗子の岩殿寺(がんでんじ)というお寺を訪れたときのお話をお届けします。

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10時半頃家を出て、10時44分発の下り横須賀線に乗り込む。電車からはたくさんの観光客の人たちが降りてきた。きっと明月院に向かうのだろう。

そんな中、誰も知らないんじゃないかって感じの逗子のお寺に一人向かおうとしている自分が何だか妙だった。

さて、どんな地味な旅になることやら・・・。

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by JunMorosawA | 2009-06-30 19:19 | 地元(鎌倉)の話 | Comments(0)
2009年 06月 27日
葛原岡神社と源氏山の花
私の住んでいる町は北鎌倉という。JR横須賀線のその名も北鎌倉駅を降りたあたりだ。
北鎌倉のお寺にはアジサイが植えられているお寺が多いため、6月は観光客の人がどっと押し寄せる。

まあ正直私は人がうようよいるところが苦手なんで、「よくこんな時期に来るよなあ」といつもあきれている。

だから私はまだ観光客の姿を見かけない朝っぱら写真を写すことが多い。静かな鎌倉を味わいたければ、早起きするのもいい手ですよ。

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というわけで今回も、いつものように浄智寺の先からハイキングコースに入って源氏山に向かう。
源氏山の一番手前にあるのがご覧の葛原岡神社だ。ここはちょっとした「アジサイの隠れた名所」っぽくなっている。

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この、誰も人がいなくて、ゆったりとした時間が流れているって感じが、好きです。

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そろそろ「真夏の野の花」が咲き始めた。

「真夏の野の花」を代表する花といえば、何といってもこのヤマユリ(山百合)だろう。
ヨーロッパではカサブランカなど園芸種として改良されたが、本家・元祖はこの日本の花ですよ。

ところでこのヤマユリ。何となく見ていると見過ごしてしまうけれど、実は花びらのうち、外側の3枚が萼(がく)、内側の3枚が花弁になっている。
3枚ずつ分かれているんですね。今度鎌倉で出会ったらよおく観察してください。

付記 : 上の写真は6日前に写したもの。今朝見たら、もうしぼんでいた。花の命は短い・・・。

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もう一つ地味だけれども、これを紹介しておきましょう。

北鎌倉には建長寺などのお寺をはじめとして、この源氏山、明月院川沿いなど、結構いたるところに咲いているのに、花好きな人も案外正式名を知っている人が少ない。

この花の正体はヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)。アフリカ原産の球根植物で、性質はとても丈夫で、水はけのよい日当たりを好む。

また花屋さんでは「モントブレチア」という名前の方が一般的らしい。知っていましたか?

これも典型的な「真夏の花」だ。明月院通りなどを歩いていてこの花を見かけると「ああ、真夏になった」と思わず思ってしまう。
というわけで、そろそろ本格的な夏が近づいてきましたねえ・・・。

by JunMorosawA | 2009-06-27 19:19 | 鎌倉&花 | Comments(0)
2009年 06月 24日
悪魔のようなあいつ(水草水槽コケ物語)
アジサイもピークを過ぎつつあるため、今回はまたまたアクアリウム通信です。これもネイチャー(自然)ということで、お付き合いください。

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先月20日に新しくセットしたこの60cm水草水槽。こうしてみると一見何の問題もないように見える。

ところがそうでもなかった。

この手の水草レイアウト水槽にとって、一番忌み嫌うべき相手といえば、コケ(藻類:そうるい)である。

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そこで我々アクアリストはコケに対して“生物兵器”を投入する。これはそのうちの一つで、ヤマトヌマエビという。

ADA(アクア・デザイン・アマノ)という会社を興した天野さんが水草水槽に導入したことで一躍有名になった(だから海外では「Amano Shrimp」とも呼ばれている)。
とにかく素晴らしい「コケ取り職人」で、糸状のコケをきれいにたいらげてくれる。

特にセット初期によく発生するアオミドロ(田んぼなどでもよく見られる)というコケは大好物で、器用に摘み取って食べてくれる。

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もう一つはこのオトシンクルスというナマズの種類の魚。
こっちはセット初期によくガラス面などに付着する珪藻(けいそう)という名の茶ゴケが好物で・・・。

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このように器用に口先を使って、ペロペロとなめ取ってくれる。

とにかくこのオトシン君はとても働き者で、1日中飛び回って「仕事」をしてくれる。ガラス面に引っ付いている姿も愛郷があってよいです。

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ところがそれらの生物兵器が絶対に口にしてくれない最悪のコケがある。

濃い緑色をした、あの江戸むらさきのようにどろっとしたコケで、藍藻(らんそう)と呼ばれている。
藍藻はアクアリストがもっとも忌み嫌うコケで、少量でも強烈な悪臭を放つ。その臭いをネットでお伝えできないのがとても残念だ(ああ、あなたにも嗅がせてやりたい!)。

前景草として植えたこのヘアーグラス・ショートから藍藻が発見されたのは今月の頭ぐらいだった。
実は上の写真にも写っている。写ってはいるけれど、ほんの少量だから分からないと思う。

しかし、たとえほんのわずかなカケラでも、そこから水槽全体にはびこってしまう可能性があるのが藍藻という化け物なのだ。

普通藍藻は、掃除や水換えを怠ったような窒素分やリン酸分の多い水槽で発生する。
私も過去、掃除を怠ったため、水槽中藍藻まみれにしてしまったことがある。

しかし逆に初期の汚れのたまっていない水槽にはそんなには発生しないはずなのだ。だからこれはおかしい。おかしいぞ、藍藻君!

調べてみたら、どうやら濾過(ろか)の不安定なセット初期にも発生するようだ。
だったら時が解決してくれるはずですね。

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しょうがなく毎朝スポイトを使って吸い出すようにして除去していた。それでも次の日になると、また付着している。

とうとう我慢できなくなって数日前に一度ヘアーグラス・ショートを全部引っ剥がしてしまった。そしてごく一部だけを植え直した。

その結果ご覧のように空間が増えて、構図的にはとてもバランスがよくなった。
水草水槽って、密植と空間のバランスがとても大事なのだ。

だけどその他にもヒゲ状のコケもやや目立ちだしている。
まったくこのコケさえ発生しなければ水草水槽なんて楽勝なんだがなあ!

しかし「難しいから面白い」のも事実。それに水槽内の環境バランスがうまく取れてくると、自然にコケって減ってくるものだ。
しばらく我慢の日々が続きそうだ・・・。

by JunMorosawA | 2009-06-24 21:58 | アクアリウム | Comments(0)
2009年 06月 22日
浄智寺周辺アジサイ写真
北鎌倉はこの土日がアジサイのピークだった。
で、この時期観光客の方に決まって言われることがある。

「すごい混雑ですね。いつもこんななんですか?」

私はこう答えることにしている。

「とんでもないですよ。あと1ヶ月もすれば、誰も歩いてませんよ」

人がごった返している絵は嫌いだから、数日前の朝、浄智寺周辺で写した地味なアジサイ写真で今回はお楽しみください。

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by JunMorosawA | 2009-06-22 19:01 | 鎌倉&花 | Comments(0)
2009年 06月 20日
金太郎の故郷(ふるさと)へ・後編
地蔵堂バス停から夕日の滝を経由して>金太郎ゆかりの金時山に上り始めた私。さて、どんな山行(さんこう)になることやら・・・。

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夕日の滝から薄暗いスギやヒノキの植林帯を20分ほど歩いて行くと東屋(あずまや)があり、その先にご覧の分岐がある。
右に行っても左に行っても、どちらでも金時山に行くことができる。今回は左のコースを取った。

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基本的に沢沿いの道が続く。
やや薄暗くて陰気な道とはいえ、やはり沢沿いの道っていうのはいい。沢のせせらぎは間違いなく心を癒す。

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途中でやたらに出くわしたのがこのアゲハチョウ。クロアゲハだろうか。何故か他の蝶には出くわさず、この蝶にばかり何匹も遭遇した。
何か不思議な、霊的なものを感じてしまった。

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東屋から1時間ほどで足柄峠からの林道と合体した。バス停以来、初めて他のハイカーと遭遇したよ。

ここでもう標高は千メートル近い。6月とは思えないほどの涼しさだった。
夏は低山歩きをするにはしんどい季節だが、この日みたいな日だといい。

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この日はたいした野の花とも出合えなかったが、その中で唯一目を引いたのがこれ。

ユキノシタ科の落葉低木のコアジサイ(小紫陽花)だ。
高さ1~1.5mで日本のアジサイの中ではもっとも小型で、低山の落葉樹林下に生えている。

アジサイのような装飾花(萼片)がなく両性花だけなので、何処か繊細な感じがする。

花の色は淡青色から白色まであるということで、じつはこれもよく見ると薄っすらと青みがかっているのだ。
鎌倉あたりでは見かけないと思うが、どうだろう?

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林道が終わると、いよいよ急登が始まる。階段と山道が交互に現れ、かなりきつい。意識してスピードを落とさないと確実にバテる。

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東屋から約2時間、遂に金時山山頂に到着。
やはり人気の山だ。山頂には沢山のハイカーがいた。

しかし、絶景を誇る金時山なのに、ご覧のとおり視界はほぼゼロ!
これではいくらなんでも何なんで、以前冬に写した写真をアップしておきます。

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以前は東屋から1時間半で登ったこともあるから、やはり今回は遅い。
しかし今回の目的はデトックスにあったのだから、これでいい。今回は「よくやった!」と単純に自分を褒めてやりたい。

私は去年、一昨年と2年間富士山に登っている。
また今年の夏も、何処か高い山に登れたらいいなと思っている。

by JunMorosawA | 2009-06-20 20:07 | 低山歩き | Comments(0)
2009年 06月 18日
金太郎の故郷(ふるさと)へ
どうも私は5月から6月にかけて体調を崩すことが多いようだ。
去年は6月に、今年は5月に鼻のてっぺんにメンチョ(メンチョウ)ができている。
私の場合、体調を崩すと(免疫力が落ちると)メンチョができる仕組みになっているらしい。

ベストセラーになった石原結實さんの「体を温める」によると、発疹っていうのは、血液中の老廃物が皮脂腺から排泄されるために起こるもので、要するに血液の浄化作用だという。

で、せっかくの血液の浄化作用なのに、それを無理矢理薬で体内に押し込めるなんてとんでもない、ってことになるらしい。

難しい理屈はともかく、だったら「自然」と接することで体を浄化させようではないか。

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というわけで私はJR東海道線で小田原まで進み、ご覧の大雄山線に乗り込んだ。
大雄山線は小田原駅と大雄山駅を結ぶ単線のローカル線だ。

江ノ電にしてもこの大雄山線にしても、単線のローカル線は「のどかさ」が感じられていい。そしてこの「のどかさ」は確実に心と体をリラックスさせますね。

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小田原駅から22分ほどで終点の大雄山駅に到着。駅舎の外にはご覧の金太郎の像がある。
そう、このあたりの足柄地方は金太郎のふるさとなのだ。

しかしどうなんだろう。桃太郎のストーリーならみんな知っているだろうが、金太郎のそれを知っている人ってどれだけいるのだろう。
私なんぞ、「熊と相撲を取った少年」というイメージしかない。

ちなみに広辞苑で引くと・・・

「源頼光の四天王の一人坂田金時(または公時)の幼名。また、それにまつわる怪童伝説の主人公。相模の足柄山に住んだ山姥(やまうば)の子といい、全身赤くて肥満し、怪力を有し、熊・鹿・猿などを友とし、常に鉞(まさかり)を担ぎ、腹掛をかけ、角力(すもう)・乗馬を好んだ。歌舞伎では怪童丸という」

と出る。そう。一応実在の人物がモデルとされているのだ。

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大雄山駅からバスで15分ほどで終点の地蔵堂に到着。
大雄山駅からの乗客は私とこの夫婦者だけ。バス会社としてはしんどいだろうが、個人的にはこれがありがたい。

今頃私の地元の鎌倉など、人でごった返していることだろう。

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バス停から5~6分ほど進んだところに、「四万長者屋敷跡」というのがある。これはその四万長者屋敷跡にある「金太郎遊び石」。力持ちの金太郎が子供の頃にこの石(岩)で遊んだのだという。

この地方に伝わっている伝説に、「地蔵堂の四万長者というお金持ちの娘が、酒田村の酒田氏に嫁入りしたが、わけあって実家に戻り金太郎を生んだ」というものがある。

この場所がまさにその四万長者の屋敷跡で、金太郎はここで生まれ、ここで育ったというわけだ。

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四万長者屋敷跡から更に先に進んでいく。ご覧のとおりこのあたりは田園風景が広がっている。

空気がおいしい。「鎌倉に住んでいる人がなんていうことを」と思うかもしれないが、私が住んでいるのは交通量の多い鎌倉街道沿いで、とても空気がおいしいなどとは言えない場所なのだ。

きっと血液も浄化されていることだろう。

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途中にはご覧の動物の皮が干されていた。イノシシの皮(毛皮)だ。
こんなに沢山のイノシシがこの山にはいるのだろうか。今まで山を歩いていてイノシシに出会ったことなど一度もないから驚きだ。

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四万長者屋敷跡からおよそ15分ほどで到着したのがこの夕日の滝。

それこそこの地方の伝説によると、金太郎はこの滝の水を産湯に使い、足柄山で育ったということになっている。

さて、これから私は、それこそ金太郎ゆかりの金時山に登る。久しぶりの登山だけに、ちょっと心配だ。

これでぐったりと疲れてしまったのでは逆効果だ。のんびりマイペースで登るとするか・・・。

by JunMorosawA | 2009-06-18 21:49 | 低山歩き | Comments(4)
2009年 06月 15日
長谷の街
さて、今回は前回の御霊神社の話の続きをしたいと思います。

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御霊神社を後にした私は、正面から戻るのではなく、神社の本殿向かって右側にある鳥居をくぐった。
ここから長谷観音に向かって、その名も「御霊小路」という名の小径が続いているのだ。

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風情ある静かな小径を歩いていたら、前にいた観光客が急に立ち止まって、「これ何かしら」と言い始めた。

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トケイソウ(時計草)だった。

トケイソウは南アメリカ原産のつる性花木。茎の基部は木質で、まきひげで支柱などにからみついて伸びていく。

それにしても時計草というネーミングがまさにぴったりの花ですね。

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御霊神社から7~8分で、この長谷観音前交差点に辿り着ける。
ご覧のように、左の長谷寺に向かって次々に観光客の人が吸い込まれていく。

しかしこの日の私はちょっと用事があって長谷寺にお邪魔する時間的余裕はなかった。
そこでこの交差点を長谷寺とは反対側の右に曲がった。

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すぐに「のり真安斉商店」の建物が見えてくる。この建物は大正13年に建てられたもので、鎌倉市の景観重要建築物に指定されている。
北鎌倉ではシチュー屋さんの去来庵が有名だ。

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のり真安斉商店から5分ほど先にあるのがこの「らーめんHANABI」のお店。
前から一度食べてみたいと思っていたんで、飛び込んでみた。

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席はカウンター席のみで、12~13席ほどか。

他のお客さんはつけ麺を頼んでいたけれど、私はノーマルなラーメンを注文した。

麺は自家製麺で中太麺のストレート。スープは鰹と煮干しをベースにしたけっこう濃厚なものだった。

チャーシューもかなり大きく、そしてメンマが馬鹿太くて食感もいい。ついでにネギが妙においしく感じられた。
これで680円なら納得だなあ。

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ラーメン屋から10分ほどで六地蔵の立つ交差点に到着。

鎌倉時代この北側には処刑場があったという。そこで罪人の供養のために、生死を繰り返す六つの迷いの世界(六道)から人を救うと言われる六体の地蔵が祀(まつ)られたのが由来とか。

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六地蔵を左折して真っ直ぐに10分ほど歩いてくと、JR鎌倉駅の裏口(西口)側に辿り着くことができる。

江ノ電の長谷駅を降りてから、1時間10分ほどの散策の終了だ。

by JunMorosawA | 2009-06-15 18:53 | 鎌倉&花 | Comments(0)
2009年 06月 12日
御霊神社のアジサイ
梅雨(つゆ)に入り、毎日鬱陶しい雨が降っています。でもこんな梅雨の時期だからこそアジサイが生えるのだから、まあしょうがないことなのかもしれない。

先日用事があって長谷の街に出かけた。しかしじっくりと各お寺を回るほどの時間もない。

そこで江ノ電長谷駅から歩いて5分ほどのところにある御霊神社(ごりょうじんじゃ) に寄ってみることにした。

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これが江ノ電長谷駅周辺の写真。100円ショップの看板が邪魔だし、どうももう一つ風情がない。
最近長谷方面はアジサイの街として売り出しているのだから、もう少し考えればいいのに、と人事ながら思ってしまう。

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長谷駅からほんの数分で、創業元禄3年(1690年)の老舗の和菓子屋、力餅屋(ちからもちや)が立つ分岐点に到着する。
観光客の人もよく知っていて、次々に店内に吸い込まれていった。

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力餅屋の手前を右折するとすぐに正面に江ノ電の踏切が見えてくる。そしてその先に御霊神社の鳥居が見えてくる。

ちなみに鳥居の上にある巨木はタブの大樹(たいじゅ)で、浄智寺のタチヒガンなどと共に「かながわ名木100選」に選ばれている。

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御霊神社の近くにはアジサイが沢山植えられている。江ノ電の線路際も例外ではない。
だから、江ノ電+アジサイの写真を写そうと、素人カメラマンが沢山集まる。

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あまりいい写真は写せなかったが、まあこんな感じですね。
というわけで、カメラマンにとっては外せないポイントとなっている。

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鳥居の奥にあるのが御霊神社(ごりょうじんじゃ) 。
この神社は、後三年の役で活躍した鎌倉権五郎景政(かまくらごんごろうかげまさ)を祀(まつ)っていて、地元では「権五郎さま」と呼ばれ親しまれている。

16歳で参戦した後三年の役の際に、彼は敵に左目を射抜かれてしまう。しかしその後も戦いを続け、とうとう相手の軍勢を一人残らず打ち果たしたという。

景政が陣地に戻ってきたあと、目に突き刺さっている矢を抜いてやろうとして三浦為継が彼の顔に足をかけたときに、「矢に当たって死ぬのは武士の本望。しかし土足で顔を踏まれるのは恥だ」と激しく怒ったという。

先ほどの力餅屋で売られている「力餅ち」という和菓子は、御霊神社で祀られている権五郎景政にちなんだものなのだ。景政は大変な力持ちだったということで、それに引っかけたわけですね。

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境内にはたくさんのアジサイが植えられていて、神社の裏手の方にはご覧のアジサイの小径もある。

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その中でも一番驚いたのがこの柏葉(かしわば)アジサイ。柏葉アジサイは東慶寺にもあるが、こんなにこんもりとした奴は初めて見た。観光客の人も驚いていた。

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というわけで御霊神社を後にした。
お金のことを書くのもなんだが、この御霊神社は拝観料を取られるわけでもないし、長谷寺や明月院ほどは混雑しないので、アジサイの隠れた名所としてお薦めだ。
皆さんも長谷の街を訪れた際には是非どうぞ。

次回はこの続きのお話をお届けします。

by JunMorosawA | 2009-06-12 22:06 | 鎌倉&花 | Comments(3)
2009年 06月 09日
東慶寺のイワガラミ
鎌倉・・・特に私の住んでいる北鎌倉は境内にアジサイの咲いているお寺が多いということで、6月はいつも1年も最も混雑する月になっている。今日もすごい人でした。

だけど6月に咲く花はアジサイだけではない。
あとは何を知っています?ハナショウブ?イワタバコ?

それではこれはどうでしょうか・・・。

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今日の午前中、東慶寺に訪れてみた。

ご覧のとおり、アジサイもほぼ見頃を迎えつつある。今がだいたい7~8分咲きといったところだろうか。

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ハナショウブ畑のハナショウブは今がまさに見頃。やはり今年はいつもよりもやや満開になるのが早い。

しかし今日お伝えしたいのはアジサイでもハナショウブでもない。これだ。

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その花は東慶寺の本堂の裏手の岩壁に、こんな具合にへばりつくように咲いている。何の花だか、分かりますか?

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この植物の正体はイワガラミ。ユキノシタ科のつる性落葉樹だ。花はこんな感じでちょっとガクアジサイに似ている。

周囲の花のように見えるものは萼(がく)が変化したもので実を結ばない装飾花。中心の小さな白いものが両性花(おしべとめしべの両方の機能をする器官を持つ花)で、このあたりもガクアジサイの特徴と同じだったりする。

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岩壁の高さは10メートル以上はあるのかなあ。ご覧のように下から見上げたときの圧巻ぶりは、まさに筆舌につくしがたいほど。

山地には自生しているらしいが、ここまで見事なものには多分お目にかかれないと思う。

これ、元は1本の幹から広がっているんですよ。信じられますか?私がイワガラミを見るのは3年ぶりぐらいだが、また一回り大きくなった気がする。

こんな場所に咲いているため普段は非公開になっているのだが、今だけ時間限定で特別公開されている。

このイワガラミの特別公開は、14日(日曜)まで。平日は、11時から12時と、午後1時から2時、最後の土日は午後3時から4時のみだ。

お早くどうぞ!

by JunMorosawA | 2009-06-09 18:30 | 鎌倉&花 | Comments(0)
2009年 06月 06日
水上葉と水中葉
6月に入って早6日。6月最初の土曜日ということで、北鎌倉の街にはアジサイ求めてたくさんの観光客が訪れました。

しかし今回は久しぶりのアクアリウム通信です。

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先月20日にセットした新しい60cm水槽。設置から約2週間が経ち、白濁も取れ、まあまあ環境も安定してきたようだ。

上の写真はセット12日目の写真。まだまだ水草が繁茂しきらずにいるから絵にはならないまでも、まあ各水草も順調に生長している。

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一番目立っているのがこのオレンジ・ミリオフィラムという水草。名前のとおり綺麗なオレンジ色をしている。

「でも待てよ。何か変じゃないか。下半身は緑じゃないか」

と気づいたあなたはえらいです。

じつはこの水草、買ってきたときはどうだったかというと・・・。

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このように見事に緑色だったのです。

どういうことかというと、水草には、水上に出たときの葉「水上葉」と、水中にいるときの葉「水中葉」の2つの形態があるのだ。

もちろんその両者がほとんど変わらないものもあるのだが、このように大きく変わるものも少なくない。

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これは最近買ったニードルリーフ・ルドウィジアという水草。これなども見事に緑だし、第一何と黄色い花まで付けている(私は花を付けた水草など初めて買った!)。

これが水中葉になると、一変して真っ赤な水草に変化するのだ。ちょっと信じられませんね。

さて、ここからはちょっとお勉強モードに入りましょう。

植物が生長するときに必要とする三大栄養素って覚えてますか?「窒素(ちっそ)、リン酸、カリ(カリウム)」です。小学生のとき、やりましたよね(中学かな?)。

このうち窒素とリン酸は魚のフンやらエサの食べ残しやらで水槽内で勝手に増えていくから、水草の育成に必要なのは主にカリウムってことになる。

だから水草用の肥料に、園芸用のハイポネックスなどは利用できない。ハイポネックスには窒素、リン酸、カリがすべて入ってしまっているからだ。

「じゃあ水草専用の肥料を」ということになるわけだけれども、これがべら棒に高い!

例えば「A○A」という有名なメーカーの「ブラ○○ィK」という液体肥料など、500mlで定価で2,500円もする。

で、私は今日、ネットでこれを買いました。

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これは何かというと、炭酸カリウムの粉末なのだ。これで250g入っている。

そのうち50gを500ml弱の水に溶かすと、じつはブラ○○ィKとほぼ同じ液肥ができてしまう(ブラ○○ィKには水道水の中に含まれている塩素を中和する働きもあるが、それは除外して)。

これの価格は送料込みで1,200円ほど。50g分なら240円。それで2,500円相当の液肥ができてしまうのだ。

もっともこれはネットに流布されている情報を元にしたもので、本当に炭酸カリウム溶液=ブラ○○ィKなのかどうかは分からないけれども、少なくともカリ肥料にはなるはずだ。

こういうことができたのも、ネットに時代になったからこそだ。ネット社会のよさを感じる瞬間だ。
興味を持った人は「炭酸カリウム 水草」などで検索し、自己責任で行ってください。

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というわけでこれが現在の水槽。長くなりすぎて水面にまで達したオレンジ・ミリオフィラムはトリミングした。

      ◎手前に植えてあるヘアーグラス・ショートは芝生のように繁茂する予定
      ◎手前の左右にあるブリクサ・ショートリーフはもっと大きな株になる予定
      ◎左右後方に植えてある有茎草はどっと繁茂する予定
      ◎流木はウィローモスというコケに覆われて深緑色になる予定
      ◎流木に活着させてあるミクロソリウム セミナローは大株になる予定

      ◎そして真ん中がへこんだ凹型構図になる予定

なのだけれども、いったいどうなることやら・・・。

by JunMorosawA | 2009-06-06 18:08 | アクアリウム | Comments(0)