ヒーターもなければフィルターもない・・・というこのコトブキ・クリスタルキューブ 300、不思議なことにまだ絶好調状態が続いています。
魚はいません。小さなエビ(アルジーライムシュリンプ)と、無数のミジンコと、目に見えない微生物たちが環境を作っているようです。
さて今回は 高麗山→湘南平 & 吾妻山 のお話の 3回目です。
よろしかったら続きをどうぞ・・・。
花水川を越えて最初に現れた信号がご覧の「高麗」だった。
高麗(こうらい)とは、918~1392年に朝鮮半島に存在した王朝で、転じて現在の朝鮮の異称の一つでもある。
昔海から渡ってきた朝鮮人がこのあたりに多く住んでいたのだろう。
ただここでの読み方は「こうらい」ではなく「こま」だ。これから登る高麗山も「こまやま」だしね。
「日本橋まで 66km」なんていう標柱も現れます。流石は東海道ですね。
7時30分、花水バス停に到着。
本来、ハイキングの起点になる高来神社に一番近いのがこのバス停だ。案外沢山運行されているようだ。
7時31分(古花水バス停から歩くこと 13分後)いよいよ「高来神社入口」という信号が現れる。
右折するとすぐに高来神社の立派な石造りの鳥居が現れる。
正面に見えている山がこれから登る山ですよ。
2番目の石造りの鳥居のすぐ右側に立派そうな建物が現れる。
「ああこれが高来神社なんだ」と思ってしまうが、違う。
こちらは慶覚院(けいがくいん)というお寺。
明治初年の神仏分離で廃寺となった高麗寺の末寺だそうだ。
古い「かながわハイキング・ガイド」というガイドブックによると「今は地蔵堂と鐘楼だけがあります」と記述されているから、私が手を合わせたこの建物は地蔵堂なのだろう。
慶覚院の先にあるのが高来神社に到着。
高麗(こうらい)とおなじく高来と書くのだから、「こうらいじんじゃ」と読みたくなるが、「たかくじんじゃ」と読むのだそうだ。
このあたり、いろいろ読ませ方が変わるのが面白いですね。
高来神社は縁起によると約 2千年前の創建で、別当の高麗寺と共に鎌倉時代にはかなり栄えたらしい。
今でも地元の人に篤く信仰されているという。
本堂の右手に 10段ほどの石段があり、その先からいよいよハイキングコースが始まります・・・。
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