2017年 10月 15日
北アルプス・針ノ木岳登山記 2017 その20
ブログ村の登山・カテゴリーに参加しています。現在 8位前後のところをうろちょろしています(笑)。

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鎌倉はここのところ雨ばかり降っています。
源氏山の頼朝様も「いい加減晴れてくれよ」と思っているかもしれません・・・。

身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質のアラカン男が今年も日本アルプスに挑む。

さて、今年はどうなりますことやら・・・。

種池山荘に到着しました。山小屋の周囲を散策します。
よろしかったら続きをどうぞ。




山小屋の周囲を散策する

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3時40分ぐらいから表に出た。

まだよく晴れていたから、防寒着は全く必要なかった。
ま、今回着ているモンベル・メリノウール・トレールシャツは厚手だしね。

種池山荘の近くには、種池という池が実際にある。まずはその先にあるテント場に向かってみた。

しかしテントはわずか 4張しかなかった。
やっぱり少ないね。

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再び山小屋の方に戻り、今度は爺ヶ岳の方に進んでみた。
ちなみに爺ヶ岳の先には日本百名山の一つの鹿島槍ヶ岳があります。

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このあたりはチングルマのお花畑になっているのだが、もう花期を終えてすっかり花柱(かちゅう:オシベの円柱状の部分)が長く伸びて放射状に広がった状態になっていた。

やはり 9月の半ばに稜線上で高山植物との出会いを期待するのは無理があるのか・・・。

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ただヤマハハコ(山母子)と思われる花はまだ咲いていた。
きっと花期が長いのだろう。

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ずっとこのあたりの道はこぶし大の石が敷き詰められているから山小屋のサンダルでは痛くて歩きにくいのだけれども、更に爺ヶ岳の方に進んでみた。

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振り返ると種池山荘の赤い屋根がくっきりと見えた。
何かメルヘンチックな山小屋ですよね。

何よりこの開放的な背景がたまらない・・・。

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4時が近づき始めた頃、Uターンする。
左正面に左右にゆったりと長い頂稜(ちょうりょう:頂上へつながっている稜線)を見せている山があった。

ちょうど4時頃、70前後ぐらいのご夫婦に遭遇した(写真に写っている 2人)。

これがとてもよく喋るご夫婦でねえ(特に奥さんの方が)。
彼らからそのなだらかな山が蓮華岳であることを教えてもらった。

蓮華岳(れんげだけ)は、北アルプス(飛騨山脈)北部、富山県中新川郡立山町と長野県大町市とにまたがる標高 2799mの山だ。
また日本山岳会により日本三百名山の一つに選定されていて、日本で 66番目に高い山だそうだ。

いわゆる後立山連峰の南端に当たり、針ノ木峠を挟んで針ノ木岳の東側に対峙している。

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つまり左にあるなだらかな山が蓮華岳で、そこから急に低くなっているのが針ノ木小屋のある針ノ木峠で、針ノ木峠からまた急に高くなっているのが針ノ木岳というわけ。

今回のコースとしては針ノ木岳→針ノ木峠(針ノ木小屋)→蓮華岳という順番になるため、3日目に針ノ木小屋から即下山してしまったら登らない山ということになる。

っていうか、この時点では針ノ木岳に向かうかどうかすら、また未定だった。 翌朝 1時間かけて爺ヶ岳まで登ってご来光拝んでそのまま下山・・・というパターンも考えていたのだから・・・。

何せ針ノ木峠にある針ノ木小屋を目指すと 8時間かかるからなあ・・・。
一方で今回のタイトル=「針ノ木岳登山記」だしねえ(笑)。

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聞いたらご夫婦は町田に住んでいるということだから、比較的ご近所ということになる(私の住んでいる鎌倉から電車で 45分ほど)。

きょう見た針ノ木雪渓にビビっていた私が下山ルートのことを尋ねると、もう雪道を下るところはほとんどないそうだ。

奥さん、針ノ木岳周辺の山域のことを「人が少ないのがいい」と褒めていた。
それも 2度言っていたのが印象的だった。

背中を押された気がしたよ。

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さて、種池山荘の近くには、その名も種池という小さな水たまりのような池がある。

その種池を眺めていたら、私と同世代の人だろうか、ご覧の短髪の男性が近づいてきて、「種池って何処なんですか?」と尋ねてきた。
「ああ、ここですよ」と目の前の水たまりのような小さな池を示すと、少しがっかりした様子だった。

「サンショウウオがいるって山小屋の人から聞いたもんだから」

サンショウウオ?そんなものがこの水たまりのような池にいるとはとても思えない。
ところが覗き込んだ彼が「オタマジャクシみたいのがいますね」と言う。

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やがてそれがサンショウウオだと分かった。
ちゃんと前足と後足があるんだ。

驚いたよ。

しかもオタマジャクシ大のが、何十匹もいる!
1つ前の写真のように、彼はタブレットでそれで写し始めた。

にしても、まさかこんな水たまりのような池にサンショウウオがいるとは!
だって、多分自然のサンショウウオなど、私は生まれて初めて見る。

あとで調べてみたら、種池のサンショウウオはクロサンショウウオらしい。
東日本に広く分布する山地にいる止水性のサンショウウオで、全長13~16cmにもなるというから、私が見たのはまだ子供ってことになる。

普段は水の中ではなく林の中に生息していて、2~7月に池沼、水溜り、湿地などに20~80個の卵を収めた「卵のう」っていうのを一対産むんだそうだ。
またペットで飼っている人もいるというから、驚きですね。

それにしても 3年前のときにはサンショウウオのことなど、全く知らなかった。
短髪さんに感謝しなくちゃね。

さて、そろそろ夕食の時間かな?

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by JunMorosawA | 2017-10-15 08:25 | 北アルプスなど高山 | Comments(2)
Commented by sasunsasun at 2017-10-15 10:17
J-morosawaさん

お疲れさまです!

サンショウウオ あらら、ほんとおたまじゃくしに
足と手が生えてきたときの姿にそっくりだ(笑

さて、針ノ木岳 まだまだ遠いですね^^
Commented by JunMorosawA at 2017-10-15 16:58
おやじさん、こんにちは。

> サンショウウオ あらら、ほんとおたまじゃくしに
> 足と手が生えてきたときの姿にそっくりだ(笑

ね?全然サンショウウオっぽくないでしょ?
それでも初めて見たんで、ちょっと嬉しかったですよ。

> さて、針ノ木岳 まだまだ遠いですね^^

まだまだ遠いです。なかなか筆も進みません(苦笑)。


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