2017年 08月 09日
何かと出会いの多かった草戸山
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台風のせいでとうとう今週も北アルプス行を断念せざるを得なかった。
まあ台風とは喧嘩できない。しょうがないですね。

ということもあり、今回は 7月18日に草戸山に登ったときのお話をしたいと思います。
それも、登山途中に出会ったものを中心に書きます。よろしかったら続きをどうぞ・・・。





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そんなわけで今回は 7月18日に草戸山に登ったときのお話を書きたいと思いますが、草戸山コースの話は以前にも何度か書いています。
そこで今回は登山途中に出会ったものを中心に書きたいと思います。

橋本駅からバスに乗ること 25分ほどで公会堂前バス停に到着。
バス停から 15分ほど車道を歩けば城山湖へのハイキングコースの入口に達することができる。

この日は薄曇り状態でそんなに暑くなかった。7月ってことを考えれば上出来の気候だろう。

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ふと見ると地面に深緑色をした綺麗な甲虫がいた。「一つでもいいから新しい出会いを作りたい」と思っていた私はそいつを撮影。

あとで調べてみたところ「緑色の金属光沢をしており、上翅にははっきりとした筋と点刻がある(無視navi)」という特徴からして、アオオサムシ(青歩行虫)で間違いないようだ。

残念ながら「全国で最もよく見かけるオサムシの仲間」だそうです。
それでも私は今までオサムシなどに注目したことなど一度もなかったから、こうして名前が分かったことが嬉しかった。

そういえば手塚治虫(てずかおさむ)はオサムシが好きだったので、手塚治という本名に虫をくっつけて、最初「てずかおさむし」という読み方をしていたのを知っていますか?
のちに飲み方は「てずかおさむ」に替えましたけれどね。

ちなみにオサムシの仲間はほとんど飛ぶことがないそうだ。
これは主に地面を這う生活をしているため、飛ぶ必要がなくなり、翅が退化してしまったことによるという。
まあニワトリなんかと一緒ですね。

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登山道でしばしば出会ったのがヤマユリ(山百合)だ。

ヤマユリはユリ科の多年草で、我が国特産の種。
ヨーロッパではカサブランカなど園芸種として改良されたが、本家は飽くまで日本だったりする。

そう世界に誇れる日本の花なのですよ。

またユリ根(ゆりね)は、きんとんや茶碗蒸など山菜として古くから好まれ、美味であることで有名ですね。
だからって盗掘しちゃ、駄目ですよ。

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久しぶりにダイミョウセセリ(大名せせり)にも会いました。
ダイミョウセセリはご覧のように黒地に白帯のあるセセリチョウです。

普通蝶は翅を閉じて止まる。翅を開いて止まるのは蛾(が)の方だ。だけどこのダイミョウセセリはいつでも翅を広げて止まる。
流石は大名だけのことはありますね。堂々としてますね。

ダイミョウセセリという名前の由来は諸説あってはっきりとしない。
ネットで調べた限りでは、白い紋が大名が紋付を羽織っている様子に似ているからとか、翅を広げて止まっている様子が、大名行列が来たときに地面に平伏す町人に似ているからという説が有力のようだ。

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クワガタムシにも会いました。でも種類が何なのか、全く分かりません(苦笑)。
小さかったから、オオクワガタではなく、コクワガタなのではないかと思います。

子供がいたら、喜ぶだろうなあ・・・。

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ハイキングコースの入口から 1時間弱ほどで開放感あふれる城山湖に到着。
湖畔を歩いていたら、実に綺麗な野鳥のさえずりが聞こえてきた。

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頬(ほお)が白いことからその名がついた、スズメ目ホオジロ科のホオジロ(頬白)だった。

これでもデジカメのデジタルズーム機能も使って換算 1124mmで写している。
それでもやっとこの大きさなのだ。



今回デジカメの動画機能を使って、さえずりを録音することにも成功。

ウグイスの鳴き声を「ホ~ホケキョ」などと人の言葉に直すことを「聞きなし」という。
ホオジロの場合、何て鳴いているか、分かりますか?

「一筆啓上仕候(いっぴつけいじょうつかまつりそろ)」です。
ちょっと文学的でしょ?

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近くにこんな野鳥もいました。何だか全然分かりません。
ホオジロのメス?にしては色が薄いか・・・。

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そして湖畔では再び蝶に遭遇。
タテハチョウ科の蝶、アカボシゴマダラ(赤星胡麻斑)だ。久しぶりに出会う。

本来日本だと奄美大島とその周辺の島々でしか見られない蝶だという。
それが2000年あたりから、中国から持ち込まれたと思われる別亜種が、関東(神奈川、東京、埼玉など)で繁殖し、分布を広げているんだそうだ。

つまり昆虫マニアによる放蝶が原因というわけですね。
そんなわけで「要注意外来生物」に指定されているらしいです。

鎌倉でも以前出会ったことがありますよ。

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11時20分、高尾山口駅に到着。
3時間20分ほどの地味な山行だったが、出会いが多くてとても楽しかった。


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by JunMorosawA | 2017-08-09 11:55 | 低山歩き | Comments(2)
Commented by sasunsasun at 2017-08-09 13:07
J-minorさん

お疲れ様でした!

山に行く楽しみに花や昆虫、鳥などとの出会いが
あることをJ-minorさんさんから教わりました。

今回もたくさんの出会いがあったようで楽しい山行きでしたね!

あ、そうだ、針ノ木の雪渓ですが今年はかなり雪が多かったとのことで
普段よりかなりしっかり残っているとかとかです
(関東の山屋の方から教えてもらいました)
あ、Jさんも関東の方だった^^

Commented by JunMorosawA at 2017-08-09 17:22
おやじさん、こんにちは。

> 山に行く楽しみに花や昆虫、鳥などとの出会いが
> あることをJ-minorさんさんから教わりました。

地味だけれども、こういう山行もいいですよね。

> あ、そうだ、針ノ木の雪渓ですが今年はかなり雪が多かったとのことで
> 普段よりかなりしっかり残っているとかとかです

そうなんですよ。ってことは、可能性としては「春が遅い」ってことで、お盆過ぎても、花が残っている・・・かもですね・・・。


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