2017年 03月 17日
初めての富士登山(2007年) その1
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新ネタがないんで今回から、2007年の初めての富士登山の話をします。
私にとっては初の高山・・・それが富士山でした。だから高山の原点ですね。

ホームページには書いたことがあるのですが、このブログにはないんで、大幅に加筆・訂正してお届けしたいと思います。
よろしかったら続きをどうぞ・・・。





憧れの富士山

江戸自体の昔からこんな言葉があるらしい。

      富士山に一度も登らぬバカ、二度登るバカ

言うまでもなく富士山は日本の象徴的な山である。日本人なら誰でも知っているばかりでなく、世界的にもその知名度はかなり高い。
2013年にユネスコの世界文化遺産に登録されたことも記憶に新しい。

そんな霊峰(れいほう)富士山に、日本人でありながら一度も登っていないなんてバカとしかいいようもない。
しかしあんな、こと登るということになるとおよそ面白くもない山に二度も三度も登るのもまたバカである、というような意味らしい。

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山梨県扇山より

1998年の春に昭文社の「関東周辺ハイキング・56コース」という本を購入して以来、低山歩きをするようになった私にとって富士山はまさに「憧れの山」だった。

上の写真は 2006年の秋、山梨県の扇山から写した富士山だが、このように関東周辺の山ならば、何処に登っても山頂で富士山と出会う機会が多い。
「いつかあの山頂へ!」と私が思ったとしても何の不思議もない。


富士山は遠かった

富士山は標高 3776mの、言うまでもなく日本一高い山だ。そう簡単に登れるわけじゃない。
特に雪がある時期の富士山は、上級登山者限定の「閉ざされた世界」だ。決して観光気分で登れる山ではない。

唯一私のようなド素人がトレッキング感覚で登ることを許されているのが真夏。それも、基本的に 7月1日に行われる「山開き」から 8月下旬の「山じまい」までの間だけだ。

その期間は山頂までいたるところで山小屋が営業しているし、安全指導センターや救護所も開いている。
というわけで下は小学生から上は 70歳以上のご老人までが日本一の山を目指してやってくる。

ところが 9月になるともうダメ。ほとんどの山小屋が閉まってしまうし、第一富士山は急速に冷えだしてきてしまって「人を寄せ付けない山」に変貌してしまうのだ(天気のよい上旬なら、まだ何とかなるけれど)。

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陣馬山より

そんなこともあって結局行きそびれていた。だからこんな具合に低山からその雄姿を眺めるしかなかった・・・。


今年(2007年)も富士山は遠かった

というわけで、「今年こそは!!!」という強い思いを持っていた私だった。
ところがそろそろ山開きが近づいた 6月に体調を崩してしまう。

元々私は 10代の頃から姿勢が悪く、そこから、本来カーブを描いていなければならない首の骨がストレートネックといって真っ直ぐになってしまっている。
ストレートネックの人は、首凝りとか手のしびれ・頭痛・耳鳴りなどの様々な症状を抱えていることが多い。

私も 6月あたりからそれらの症状のうちいくつかが出てしまったのだ。そんなわけで生まれて初めて鍼灸整骨院やカイロプラクティックなんてところに行ったりしたほどだった。

7月になって富士山の山開きのニュースが伝わってきても、あまり体調の方は改善されなかった。

おまけに、一緒に行く予定だったパートナーが、「どうしてもお盆のときにしか休めない」と言い出した。

ところがお盆のときの富士山ほど最悪な時期はないという。山小屋は満員鮨詰め状態。1つの布団に 2人の人間が押し込まれるのはまだいいとして、下手をすれば 3人で寝る羽目になるとか。
当然登山ルートは山頂まで長蛇の列。特に大きなバスツアーの後ろなどについてしまうと、遅々として進まなくなるという。

そんなの絶対に嫌だ。だいたいマイペースで登れない登山ほど疲れるものはない。
ということは、独りで行くしかないってことか・・・。

いつもは平気で単独登山をしている私も、山小屋で一泊する 2日がかりの登山となると話は別。
「やっぱり独りはいやじゃ」という思いが強かった。

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しかし、である。 あっぱれ!富士山みんなの登山記 などを読んでいるうちに気が変わってきた。
もちろん圧倒的にグループで登っている人たちが多いのだが、案外単独で登っている人もいたのだ。それも 20代の女性で独りで登っている人すらいた。

いい年した大の大人が、「独りじゃ富士山も登れない」というのは、ちょっと情けない話なのでは?

そこではっとした。
よおく考えてみると、毎週のように低山登山などはしている私だけれど、私はまだ独りで一泊以上の旅をしたことが一度もない!

なんてことでしょう!結局一人旅が怖かったのだ。だからなんだかんだ理屈をつけて先延ばしにしていたのだ。

カイロプラクティックの治療が多少は効果があったのか、8月に入ってやっと首の方もややよくなってきた。最早残された時間はあまりない。

遂に私は富士山への単独登山を決意したのであった・・・。



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by JunMorosawA | 2017-03-17 08:15 | 北アルプスなど高山 | Comments(4)
Commented by sasunsasun at 2017-03-17 12:30
J-minorさん

こんにちは!

富士登山 楽しみです
でもね、Jさんご紹介のブログを拝見してみると
なんとスゴイ人の列だろうと、見ただけでこりゃダメだって^^
ですのでJ-monorさんのブログを拝読しながら登った気に
なりたいと思います。
そのうちに登りたいとおもっている燕岳も混雑しそうですが
富士山ほどではないかなと^^
ではでは、続きを楽しみにしております(^O^)/
Commented by JunMorosawA at 2017-03-17 17:25
おやじさん、こんにちは。

> でもね、Jさんご紹介のブログを拝見してみると
> なんとスゴイ人の列だろうと、見ただけでこりゃダメだって^^

たしかに富士山は夏の間中ずっと混んでいます(笑)。
それでも登るのなら、お盆後の平日でしょうね。

> そのうちに登りたいとおもっている燕岳も混雑しそうですが
> 富士山ほどではないかなと^^

花にそれほど興味がないのなら、こちらもお盆後の平日なら大丈夫ですよ♪
Commented by アルペジロー at 2017-03-19 20:33 x
私が富士登山をしたのは今から20年前の1997年なので、なんとJ minorさんより
10年も前のことでした。でも、登ったのはその1回だけです。
今登れと言われたら正直、自信がないです。
ちなみに私は2日がかりではなく、早朝から登り始めて正午頃に登頂、16時頃に
下山というスケジュールだった気がします。

Commented by JunMorosawA at 2017-03-19 21:02
アルペジローさん、こんにちは。

> 私が富士登山をしたのは今から20年前の1997年なので、なんとJ minorさんより10年も前のことでした。

おお!先輩なんだ!それはすごい。

> ちなみに私は2日がかりではなく、早朝から登り始めて正午頃に登頂、16時頃に下山というスケジュールだった気がします。

それはすごい!若者のスケジュールですよ!
私は 3回富士山に登ったけれども、すべて1泊2日です(笑)。


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