2016年 09月 18日
南アルプス・北岳登山記 2016 その29
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この連載を始める前は 20位以下でしたが、ベスト10 にぎりぎり食い込み始めました。最新の順位はこちら です。

身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質の中年男が 2年ぶりに日本アルプスに挑む。

男 「どうしたんだい。電話もせずに急に押しかけるなんて」
女 「何でもないの。ちょっと来ただけ・・・」

そう。今年挑んでいるのは南アルプスの北岳です。
遂に北岳山荘に到着しました。




北岳山荘に到着

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10時52分、北岳山荘に到着。

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10時52分ですよ。最初の予定を見てほしい。
北岳山荘到着予定時間は 11時半だった。

まあ白根御池小屋を出発したのが 5時35分で予定よりも 25分早いとはいえ、それでも北岳山荘到着予定時間は 11時5分だったわけだから、やはりそれよりも 13分早い。
アラカン男としては上出来過ぎる出来だ。

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ここでまた白髪おじさんと会ってしまった。左側に小さく写っているのが分かります?

「どうするんですか?」と彼に尋ねられた。
間ノ岳(あいのだけ)までの往復のことだ。

間ノ岳まで往復すると 3時間。11時に歩き始めても 2時には再び北岳山荘には戻ってこれる計算だ。
いや、往復で 3時間のところ、4時間かけたって 3時には戻ってこれる。まだそれでも余裕がある。

彼はこう言った。

「まだお若いんだから」
「いや、若いったって、私ももうアラカンですよ」

すると白髪おじさんの年齢は 66 だという。
やはり 60代になってから、登山が少ししんどくなったという。50代の頃は簡単に登れた山も、60代になってからはきつく感じるようになったと。

「(まだ 50代なんだから)頑張ってよ」

う~む・・・。

正直結構くたびれていた。
白根御池小屋からあの草すべりを登り、更に北岳を登り、北岳から下山しているわけだからね。無理もない。

一方 11時に本日の行動を終了・・・っていうのはいくらなんでも早過ぎる。
だって出発前に調べたところ、山小屋のチェックイン・タイムは早くても 1時からだという。
まだ 11時でっせ。

行くっきゃないでしょう。
少なくとも中白峰までは・・・。

天空の稜線歩きを開始する

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というわけで、11時ジャスト、間ノ岳目指して歩き始めた。

雲はあったものの、基本的によく晴れていた。
日差しがあったせいか、風がやむとかなり暑かった。3000m級の稜線を歩いているとは、とても思えないほどに。

ちなみにストックはまたしまった。必要だと思えば、また出すさ。

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5分ほど歩いてから後ろを振り返ると、北岳山荘の真後ろにどんと北岳が控えていた。

あれが日本で第二位の高峰でっせ。

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BS放送だったっけ、このコースのことを「天空の稜線歩き」みたいな表現を使っていた。
しかし岩稜帯が続くため、あまり快適な道とも言えない。

それと時々もくもくとガスが立ち昇ってくる。
ガスに覆われてしまうと、途端に登山道も危険になる。

更に高山植物も思った以上に少なかった。鹿島槍ヶ岳のときには、かなりあったのになあ・・・。
そんなこともあって、もう一つ乗り切れない・・・。

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11時35分、それでもわりとあっさりと標高 3055mの中白峰(なかしらね)に到着。
40分のコースを 35分で着けたことにはなるが、手帳には「しんどい」の文字がある。

そう。やっぱり少々しんどかったのだ。
正直いって、「間ノ岳まであと 1時間も歩くのかよ」と思っていた。

そもそもピストンコースってつまらん。また同じ道を戻ってくるのだから。鹿島槍ヶ岳のときにも、それでテンションが上がり切れなかった面がある。

だけどここまで来て引き返すのは、もっと悔しい。

ここで私は「気力で行こう!」と手帳に書いている。
自分で自分に活を入れたのだ!

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by JunMorosawA | 2016-09-18 17:02 | 北アルプスなど高山 | Comments(0)


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