2016年 09月 15日
南アルプス・北岳登山記 2016 その26
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この連載を始める前は 20位以下でしたが、ベスト10 にぎりぎり食い込み始めました。最新の順位はこちら です。

身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質の中年男が 2年ぶりに日本アルプスに挑む。

男 「どうしたんだい。電話もせずに急に押しかけるなんて」
女 「何でもないの。ちょっと来ただけ・・・」

そう。今年挑むのは南アルプスの北岳です。
北岳山頂が迫ってきました。




ひたすら北岳山頂を目指す

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8時ジャスト(白根御池小屋から歩くこと 2時間分25後)、指導標の「肩ノ小屋 0.8km 40分:北岳 1.5km 1時間20分」に導かれるように北岳山頂を目指す。

北岳まであとまだ1時間20分もあるのか。案外ある印象だね。

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ここからは世界が一変して露岩帯の道。岩山登山に近いイメージだ。

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一方後ろを振り返るとそこにいつも仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳が控えていた。
何とも贅沢な眺めだ。





山頂が近付くにつれ、ますます荒々しさが増していく。
風も結構強く吹き荒れていた。

そんな様子を動画(↑)でどうぞ。

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8時14分、富士山がどか~んとまた見えたんで、思わずまた休憩。

ここで私は初日のバス停から顔を合わせている緑おじさんとまた出会った。
相当北岳に詳しそうだったから、明日の下山路のことを尋ねてみた。

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ヤマケイ・アルペンガイドより


明日の最終日、私は北岳山荘から下山することになる。

時間的には八本歯のコルから広河原を目指した方が速いのは分かるが、やや道が危険。いっそもう一度北岳に登り返した方が安全だと言う人もいるが、どうですか・・・と

すると彼は、八本歯のコルの下山路はしっかりしているから怖いことは何もないと主張した。北岳山荘から広河原に下る場合はやはり断然楽だという。
むしろ北岳から下山する道・・・つまり今歩いている道を下る方が怖いっていうんだ。

多分このとき私は八本歯のコルコースで下山することを決意したんじゃないかと思う。

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北岳山頂目指して荒々しい道を登っていく。
なるほど。言われてみればここを下るのは嫌かもしれない。

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8時36分(白根御池小屋から歩くこと 3時間1分後)、北岳肩ノ小屋に到着。
北岳肩ノ小屋は収容人数 150人。北岳の頂上に一番近い山小屋だ。

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今回は肩ノ小屋には用がないんでそのままパスして進もうとしたら、干してあった真っ白なタオルにアブが 30匹ほど停まっていて、ぞっとした。

別に肩ノ小屋が不潔な山小屋というわけじゃない。先ほどから妙なほどアブが多いのだ。
これも南アルプスの特徴なのだろうか?

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少し進んでから後ろを振り返った絵が素晴らしい!
肩ノ小屋の正面に甲斐駒ヶ岳が、そしてその右後方に八ヶ岳連峰が見えていた。

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8時59分(白根御池小屋から歩くこと 3時間24分後)、中白根沢ノ頭(両俣小屋)への分岐を経る。

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中白根沢ノ頭への分岐を過ぎた直後、他の登山者が消えた瞬間があった。

こんな岩山をぽつりと独りで登っているんだ・・・という事実に、あらためて驚く。

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で、こんな場所に咲いている花があった。

白色の花の中にある紅色の斑点が特徴的だ。多分初めて見たはず。
ユキノシタ科のシコタンソウ(色丹草)だと思う。名の由来は北方領土の色丹島からきている。

お前は、いったい何でこんな場所に咲いているんだい?

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おっと!先の方に人の姿が・・・。
あれが山頂か!

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by JunMorosawA | 2016-09-15 16:58 | 北アルプスなど高山 | Comments(0)


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