2016年 09月 14日
南アルプス・北岳登山記 2016 その25
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この連載を始める前は 20位以下でしたが、ベスト10 にぎりぎり食い込み始めました。最新の順位はこちら です。

身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質の中年男が 2年ぶりに日本アルプスに挑む。

男 「どうしたんだい。電話もせずに急に押しかけるなんて」
女 「何でもないの。ちょっと来ただけ・・・」

そう。今年挑むのは南アルプスの北岳です。
草すべりの急登が終わろうとしています。




息を呑むような絶景!

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二俣との分岐を経た私は、小太郎尾根分岐目指して歩いていく。
最早稜線上といっていい場所だ。

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7時50分(白根御池小屋から歩くこと2時間15分後)、遂に小太郎尾根分岐に到着。
ここで私を待っていたのは、まさに思わず息を呑むような絶景だった!

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まずは標高3033mの仙丈ヶ岳がでんと大きく目の前に鎮座している。

仙丈ヶ岳(せんじょうがたけ)は日本百名山・花の百名山などに選定されている山で、女性的でなだらかな山容から「南アルプスの女王」と称せられている。
女性的というけれども、こうして目の前にすると、どっしりと大きなイメージある山だ。

ちなみに仙丈ヶ岳の左後方に連なっているのが中央アルプスで、右後方に連なっているのが北アルプスだそうだ。

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仙丈ヶ岳の右手に位置していて、やや遠くに見えるのが標高2967mの甲斐駒ヶ岳。

甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)も日本百名山に選定されている山で、水成岩の山が多い南アルプスの中で例外的に火成岩である花崗岩から成るため、山肌が夏でも白く見えることが個性を際立たせている。

全国に駒ヶ岳を名のる山は20座近くあるらしいが、甲斐駒ヶ岳が最高峰だそうだ。
そんなこともあってか、深田久弥は甲斐駒ヶ岳のことを「日本アルプスで一番きれいなピラミッド」と称した。

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そして甲斐駒ヶ岳の右後方の雲の中から顔を出しているのが八ヶ岳連峰だ。

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パノラマ写真でど~んと行きます!
といってもこの幅じゃ、迫力が全く伝わってこないだろうと思う。

画像をクリックして右下の虫めがねマークをクリックすると大きな画像が出るはずです。
いっそ Windows の場合、右クリックして「名前を付けて画像を保存」にして、一旦保存してしまった方がいいかもしれない。





↑動画でもどうぞ。

親切なお兄さんに山のことを尋ねています。
最後に北アルプスに関しては、こんなことを言っています。

「とがっているのが槍ですね。そのあとばかっとしたのが大キレットで、そこから穂高連峰ですね」

こうして、知っている山々が一望できるって、幸せだ・・・。

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もう 1枚、仙丈ヶ岳と、その右後方に広がる北アルプス連峰と、甲斐駒ヶ岳の雄姿を・・・。

しつこいようだが、こうして知っている山々が一望できるって、本当に幸せだ。
何しろ 2年前の鹿島槍ヶ岳のときにはガスで何も見えなかったら、なおさらなのだ。

稜線に達したということで、風が痛く感じるほどに強く吹き荒れていた。
しかしそんなことはお構いなしに、いつまでも見ていたい絶景だった。

思わず私はここで手帳に「きょう一日を精一杯生きよう!」なんていう一見妙なことを書いている。

「道は開ける」のカーネギーの言葉だったっけなあ。
余程感激したのだろう・・・。

ただ私がこの時感じていた感動、ブログを読んでいる人には伝わり切れてないな。
広河原からここまでコースタイムで 6時間10分。それを歩き切った上で、ここに立たなきゃ!

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さて、これで THE END じゃないぞ。
ここから北岳山頂まで、あとまだ 1時間20分もある。

流石は日本第二の高峰、簡単には終わらせてくれないね。
頑張ろう!

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by JunMorosawA | 2016-09-14 17:59 | 北アルプスなど高山 | Comments(0)


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