2016年 09月 11日
南アルプス・北岳登山記 2016 その22
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この連載を始める前は 20位以下でしたが、ベスト10 にぎりぎり食い込み始めました。最新の順位はこちら です。

身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質の中年男が 2年ぶりに日本アルプスに挑む。

男 「どうしたんだい。電話もせずに急に押しかけるなんて」
女 「何でもないの。ちょっと来ただけ・・・」

そう。今年挑むのは南アルプスの北岳です。
白根御池小屋の夜を迎えています。




急登・草すべりを登る

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5時35分、白根御池小屋から急登で名高い草すべりを歩き始める。
ここから小太郎尾根分岐まで 3時間登り続けなければならない。

朝一ってことで、若干ふらつくような感じがあったように思える。
ごく軽く高山病に罹っているのかもしれないが、思えば常念山脈を縦走したときだって朝はこんなだったはず。心配には及ばないだろう。

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振り返ると鳳凰三山の方から太陽が上がっていた。モロ逆光過ぎて写真的にはイマイチだが、感動的だ。

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すぐに白根御池が遠ざかり、早速高山植物が咲き乱れる地帯に入っていく。

このとき最初に出会った高山植物は、北岳を代表する高山植物の一つのミヤマハナシノブ(深山花忍)であるように思えるのだが、特定できないのが悔しい。

他にもクガイソウ、タカネナデシコ、トリカブトあたりの高山植物が現れたものの、まだまだ本命は登場しないって感じで、高山植物に関しては不満だった。

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5時59分(白根御池小屋から歩くこと24分後)、早くも休憩。
やはり朝一の急登はしんどい。すでに結構汗をかいていた。

何しろこの天候だからね。
忘れていた日焼け止めクリーム Biore UV PERFECT を塗る。きょうは天候がいいだけに相当日焼けしそうだもの。

休んでいる間に 3人組の登山者に抜かれた。
それがどうも部屋で一緒だった連中のようだ。そのうちの 1人が「お先、失礼します」と言ってきたんだ。

いい連中だったんじゃないか。もっと宿で積極的にコミュニケーションを図ろうとすればよかった。

次にわりと若いカップルに抜かれた。
よいです。私は飽くまでマイペースで行きますよ。

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草すべりはその名のとおり、高い樹木がなくて草で覆われた斜面なのだが、残念ながらそんなに私の心を揺さぶるような高山植物は現れない。

マルバダケブキで埋め尽くされた斜面と出くわしたりもしたが、マルバダケブキなど丹沢にも咲いているしね。

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こちらはタカネナデシコかな?

でも枯れかかっている感じだし、イマイチだなあ・・・。

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6時16分(白根御池小屋から歩くこと 41分後)、今度は樹林帯に入っていく。
ただコメツガばかりだった初日と違って明るい樹林帯だだから閉塞感はない。

とはいえ、道は結構ごつごつした岩で覆われていて、なかなかです。
このあたりで ICレコーダーで録った私のおしゃべりを・・・。

       いやあ、こいつは朝からしんどい。
       こいつは朝からシンドバッドの冒険です。
       とにかく斜度がね、シャドーマンです。
       今から暑い。まだ 6時16分(なのに)暑い。
       ただ風は心地いいです。

ほとんど意味不明ですね。

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続いて大きな岩に遭遇。
このときはこんな一人コント(?)をしている。

       神 : 汝(なんじ)はこの岩を背負って生きよ
       私 : いいです。あなたにおゆずりします
       神 : え?わしがこの岩を背負うの?そんなこと言わ(岩)んといてよ!

大事なのはコントの出来ではありません(笑)。
どうやら私は案外草すべりの急登を楽しんでいたようだ・・・。

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by JunMorosawA | 2016-09-11 18:13 | 北アルプスなど高山 | Comments(0)


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