2016年 08月 08日
大月の岩殿山から稚児落としを目指す その7
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きのう私が檀家になっているお寺でお施餓鬼(おせがき)の法要が行われた。

餓鬼(がき)とは、仏教において餓鬼道に生まれ変わったものをいう。
常に飢えと乾きに苦しんでいるこの餓鬼に対し、食べ物や飲み物などの供物を施すのがお施餓鬼の本来の意味だが、実際には先祖の供養という意味合いが強い。

さて今回は少し前のお話なのですが、5月16日に大月の岩殿山から稚児落としを目指したときのお話の 7回目・・・最終回です。
地味な話ですが、よろしかったら続きをどうぞ・・・。




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トズラへの分岐からわずか 2分後の 10時40分(大月駅から歩くこと 2時間10分後)、遂に稚児落しに到着!
この写真じゃ全然分からないかもしれないが、岩壁のへりに出ると谷底に引き込まれそうな、すごい迫力がある。

ちなみに戦国時代、岩殿山の城主は小山田信茂(おやまだのぶしげ)で武田氏の家臣だった。

ところが主君武田勝頼が、織田信長の圧倒的な軍勢に押されて籠城しようと岩殿城を目指したときに、それを阻んだのが小山田信茂本人だった。裏切ったわけですね。
大河ドラマの「真田丸」では温水洋一が小山田信茂を演じていましたよ。覚えています?

信茂の妻は織田氏に追われてここまで逃げてきた。
そのとき、追っ手に気づかれるのを恐れ、泣きやまない子供を谷底に投げ落としたという。

だから「稚児落し」という名前があるんです。

ちなみに信茂の妻も、子供の後を追うようにここから身を投げたという・・・。

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稚児落しから正面を見ると、岩殿山からの道のりが一望できる。鉄塔がいい目印になっているんだ。
こうして自分が歩いた道のりが一望できるのって、丹沢の表尾根のようで嬉しい。

ちょうどこのとき結構風が吹いていた。風に吹かれながら、「遠くまで来たなあ」という思いに少し浸っていた。

それに難所を経たわりには思ったほど疲れていない。
上出来じゃないか!

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パノラマ写真も載せておきます。
画像をクリックして右下の虫めがねマークをクリックすると大きな画像が出ます。

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10時55分頃、下山を開始する。
あとは一気に山を下るのみ・・・なわけだが、このコース、甘くない。

この下山ルートもなかなかの難所なのだ。
そう。かなり急なんです。トラロープも登場するほどに・・・。

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11時15分(稚児落しから歩くこと 20分後)、山道が終わって舗装路に下り立つ。
しばらく簡易舗装の道を下っていく。

あれ?ナントカ松っていうのがあるのはここじゃなかったっけ?何となくそんな記憶がある。

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簡易舗装の道を下っていき、短い橋を渡った先で、道が大きくY字に分岐していた。
ここを左(大月方面)に取る。

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そしてもう一度、今度はやや大きな橋を渡る。
ここに「稚児落とし」を示す指導標と共に「浅利の千本マツ」という案内が現れた。

やっぱりここだったんだ。
前回はわざわざ戻って探しにいったのだが、今回はもうそんな気力はなかったです・・・。

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「稚児落とし」や「浅利の千本マツ」の案内があった場所からはやや太い車道に出る。11時20分(稚児落としから歩くこと 25分後)のことだ。

ここからしばらくは浅利川に沿うようにして車道を大月駅に向けて歩くしかない。

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11時30分(稚児落としから歩くこと 35分後)、重要な目印の浅利公民館前バス停に到着。

9時台の次は 2時台まで大月駅に向かうバスはないから、あまり利用価値はない。
ただバス停が随分新しいものに変わっていたっけ。

ちなみにこの浅利公会堂前バス停から大月駅までは 30分ってことになっております。

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11時42分(稚児落としから歩くこと 47分後)新浅利橋という名の、大きくて文字通り新しそうな橋が現れる。
11年前はなかったような気もします。

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橋の上からも岩殿山がくっきりと見えた。

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11時48分(稚児落としから歩くこと 52分後)水色の跨線橋を渡り・・・

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11時55分(稚児落としから歩くこと 1時間後)、JR大月駅に到着。
大月駅越しにも岩殿山が見えますね。

最後の 40分ほどの車道歩きがややマイナスポイントだが、難所あり、絶景ありでとてもいいコースだ。

もうちょっといい天候の日に、また歩いてみたいと思っています。

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by JunMorosawA | 2016-08-08 09:16 | 低山歩き | Comments(0)


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