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うちの近くでこの野の花が前から大群生を作っていた。
トキワハゼかな・・・と漠然と思っていたんだけれども、どうも違う。
そこで調べてみたらツタバウンラン(蔦葉海蘭)だった。
蘭に似た花をつける「ウンラン(海蘭)」に似ていて、葉がツタ(蔦)に似ていることからつけられたらしい。
ヨーロッパ地中海沿岸原産で日本へは大正時代に観賞用として渡来した。それが野生化したというわけ。鎌倉だと結構あっちこっちで見かける。
でも私の持っている野の花図鑑にはどれにも載ってないんですよね~。不思議。
さて今回は、4月11日に日影沢林道から北東尾根に入って城山に登り、そこから高尾山を目指したときのお話の 4回目です。
地味な話ですが、よろしかったら続きをどうぞ・・・。
北東尾根歩きが続きます。
にしても静かな尾根だ。さっきから誰ともすれ違わない。高尾山稜とは思えない静けさだ。
ただもっともっと花が多いことを期待したのに、ちょい期待外れ。
スミレですらあまり現れない。
で、9時半頃、植林帯に入っていく。
植林帯に入った途端に今まで姿を現さなかったナガバノスミレサイシンが急に沢山現れた。
前から思っていたのだが、どうやらナガバノスミレサイシンは暗い場所でも平気なスミレのようだ。
こんなものもあった。「御料局三角点」だそうだ。
あとで調べたところ、明治時代、国有林の中でも皇室の財産であった森林は宮内庁御料局というところが管理していたということで、そのときのものらしい。
ちなみに三角点といっても特に山頂を表すものではなく、測量用のもののようだ。
9時38分(登山口から歩くこと 35分後)、また自然林に戻る。
とはいっても、高度が上がったせいで、まだ樹木が冬枯れ状態でほとんど葉っぱを付けてない。
そして9時45分、それまで全く現れなかったタイプのスミレを発見!色が濃い、いわゆるスミレ色のスミレだ。
近づいてよく観察したら茎に毛があったからアカネスミレで間違いないだろう。
しかもこの周辺には何株も咲いていた。
嬉しいね、こういうのは。
9時50分、低い笹の道が現れ、やがて植林帯に変わる。
そして 9時55分(登山口から歩くこと 52分後)、このコース唯一の目印って感じの鉄塔に出くわす。
一度樹林帯に入り、初めて大きく下る。
といってもそれは 2~3分のことで、またすぐに上りになる。
やがて伐採のために開けた場所に出る。
ここで初めて、左下に舗装された日影沢林道が見えてきた。
そんな場所で中年男性が 2人、撮影していた。
見ると城山から高尾山への縦走路の途中にある一丁平のあたりの桜がくっきりと見えていた。
思わず 2人に「よく見えますね」と声をかけ、私も撮影した。
そして 10時16分(登山口から歩くこと 1時間13分後)、あっさりと日影沢林道と合流。
「へえ、ここに出るんだ」って感じ。
ちなみにこちら側には何の案内もなかったように見えた。
さて、もう城山山頂も近い・・・。
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