2015年 07月 19日
ブログ村の登山・カテゴリーに参加しています。 最新の順位はこちら です。 さて今回は、陣馬山から相模湖に下ったときのお話の 4回目です。 地味な話ですが、よろしかったら続きをどうぞ。 9時35分(陣馬高原下バス停から歩くこと 1時間20分後)、陣馬山(じんばさん)山頂に到着。例の白馬が私を出迎えてくれた。 ちなみに戦国時代、武田と北条の両軍がここで対峙したという。それ故「武田氏が陣を張った」ということから「陣場」と名付けられたという説があるそうだ。 その「陣“場”」が「陣“馬”」になったのは、1950年代に京王帝都電鉄(現在の京王電鉄)が、観光地として売り出すために山頂にこの白馬の像を建て「陣馬高原」と名付けてかららしい。面白いね。 山頂は完全なる曇天。ま、これはしょうがないか。 数組のハイカーがいたが、陣馬山の山頂には沢山のベンチがある。そのうちの1つを独占してデイパックを投げ出した。 ここまで 6,632歩。やっぱ体調がイマイチなのか、結構疲れていた。お腹も微妙な感じがあった。 風が心地よかった。あまり山頂で長居しない私なのに、珍しくいつまでものんびりしていたい気分だった。 実際、いくら曇天で富士山も見えないとはいえ、高原状になっている広い山頂からはほぼ 360度の展望がある。 そう。ここはすげえ絶景の山なのだ。登山初心者だったら大感激するだろうな・・・。 紅茶と共にアップルクリームデニッシュを食べる。何しろまだ 9時半だからね。これで十分です。 食べていたら蝶が近寄ってきた。タテハチョウ科のヒオドシチョウだ。 成虫の状態で越冬するから早春から飛び始める蝶です。 名前は戦国時代の武具「緋縅(ひおどし)」に色が似ていることから付けられたという。陣馬山にふさわしい名前の蝶だな。 以前は普通種だったけれども、近年は全国的に少なくなっているらしいですよ。 9時56分、陣馬山をあとにして明王峠目指して歩き始める。 ここからは稜線歩きってことになる。 日差しがないせいか、6月とは思えないほど涼しかった。6月で低山で、こんなにハイキング向きの日など、滅多にないだろう。 あのメガネの女性は正しい選択をしたのだ。 10時20分、何もない奈良子峠を通過。 ここから陣馬高原下バス停に下っていける。一度も利用したことのないないコースだったりしている。 そして10時28分(陣馬高原下バス停から歩くこと 2時間13分後)、明王峠に到着。 明王峠にはご覧の茶屋があるが、私はこの茶屋が開いているのをあまり見たことがない。土日のみの営業なのかもしれない。 小屋の近くにはハイカーがいたんで、彼を避けるように、小屋から一段低くなっているところにあるベンチに腰掛けた。 椅子は確か丸太だったはずだ。 曇天とはいえ、正面にわずかながら展望があった。それを眺める。 何故かモンシロチョウが妙に沢山飛んでいたっけなあ・・・。 さて、元気があればここから景信山まで縦走・・・小仏バス停に下りるという手もある。 でもこの日の私の体調じゃ、それは無理。素直に相模湖に下りましょう。 ↓ 登山や自然に興味のある方、このブログを気に入っていただけた方は、こちらをクリックしていただけると嬉しいです。 にほんブログ村
by JunMorosawA
| 2015-07-19 10:34
| 低山歩き
|
Comments(2)
我々には明王峠はお気に入りの場所です。
ここ落ち着きませんか? 陣馬山山頂は空いていましたね。
0
Commented
by
JunMorosawA at 2015-07-21 18:21
山ばか夫婦の山歩さん、こんにちは。
> 我々には明王峠はお気に入りの場所です。 > ここ落ち着きませんか? そうですね。いい場所だと思います。 ただ私は茶屋が開いているのを見たことがないです。土日はやっているんでしょうか。 > 陣馬山山頂は空いていましたね。 やはりこの季節は低山はすくないですね。 |
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