2014年 09月 07日
鹿島槍ヶ岳登山記 2014 その22
虚弱体質男でも、今年も目指すぞ、日本アルプス!

ブログ村の登山・カテゴリーに参加しています。面白いことにこの 10日間ほど、ず~っと 6位だったのですが、変化はあったでしょうか。 最新の順位はこちら です。応援よろしくお願いします。

身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質の中年男が日本アルプスに挑む。

扇沢から柏原新道登山口を通り種池山荘に到着した私は、種池山荘で一夜を過ごした。
いよいよ縦走の始まりです。




縦走が始まる

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6時半、一晩お世話になった種池山荘を後にする。
しかし相変わらず痩せているなあ。あと 5kgはほしいね。

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別冊山と渓谷「アルプス&八ヶ岳」より


さて、今日の行程です。

私は今、青い四角の [3] の種池山荘にいます。ここから番号順に爺ヶ岳→冷池山荘→布引岳→鹿島槍ヶ岳南峰と進んでいき、再び冷池(つめたいけ)山荘まで戻ってきて一泊するというわけです。

単純に地図の時間を合計すれば 6時間ほど。つまり 6時半にスタートを切るのだから、12時半にはもう山小屋に到着できるという計算だ。

このコースの一番嫌な点は、一度鹿島槍ヶ岳まで進んで、また山小屋まで戻ってくるという点。「向こうに進む」のではなく、「また戻ってくる」というのは、本当は好きじゃないです。

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というわけで 6時半、種池山荘を後にする。
正面に見えるのが最初に目指す爺ヶ岳の南峰だ。

残念ながら相変わらず天候の方はぱっとしない。それにつられるかのようにテンションの方もそれほど高くはなかった。

しかしこのとき手帳に私はこう書いている。

       とにかく時間はたっぷりある
       のんびり行こう

そう。新しいデジカメ、DMC-FZ1000 で丹念に高山植物を写しながら、のんびりと歩こう。それでよい。

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15分ほど歩いてから後ろを振り返ると、オレンジの屋根をした種池山荘が正面に小さく見えていた。
そしてそこから針ノ木岳に続く稜線も見えていた。

しかしその後ろに控えている山々──すなわち立山や剱岳などの立山連峰の上半身には、きのうと同じような雲が乗っかっていた。

ちなみに向こうが立山連峰で、今私が歩いているのは後立山連峰に当たる。
後立山連峰(うしろたてやまれんぽう)は、飛騨山脈(北アルプス)のうち黒部川の東側に連なる山群。黒部川を隔てて立山連峰と対峙しているわけですね。

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ハイマツ帯の中を爺ヶ岳に向けて登っていく。もうこのときは、朝食前のときのようなふらつきはなかった。

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確かご夫婦の旦那さんの方だったと思う、いきなり私に「シャクナゲ、咲いていますよ」と声をかけてきた。
大きな一眼レフタイプのカメラを手にしていたから、植物好きだと思ったのだろう。

シャクナゲというとキバナシャクナゲ(黄花石楠花)とハクサンシャクナゲ(白山石楠花)があるが、キバナシャクナゲより葉が細く、色が白いことからハクサンシャクナゲだと思う。

このハイマツ帯に、結構あっちこっちで咲いていましたよ。
そういえばハクサンシャクナゲはこういうハイマツ帯も好むんだっけ。

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シャクナゲを写していたら、例のおじいちゃんと孫のコンビの孫だけが現れた。

「あえ?おじいちゃん、来ないの?」

と尋ねたら、おじいちゃんは山小屋で待っているらしい。やっぱり 1度目は調子が出ないようだ。

「君だけ、行くんだ。頑張れ!」

頑張れも何も、彼は私よりもずっと速いペースでずんずん進んでいってしまった。
新田次郎の「孤高の人」の加藤文太郎みたいだな。将来、すごい登山家になるかもしれない。

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こっちは加藤文太郎みたいなわけにはいかん。爺ヶ岳の登りも結構きつい。朝一だとしんどすぎる運動です。

でも、朝方のように体がフラフラするようなことはなかった。
段々自分の体調が分かってきたな。

さあて、最初のピークは近い・・・。

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by JunMorosawA | 2014-09-07 17:38 | 北アルプスなど高山 | Comments(2)
Commented by アルペジロー at 2014-09-07 18:35 x
お孫さんの方はおいくつくらいでしたか?将来有名な登山家になるかもしれませんね。写真撮っておいた方がよかったかも(笑)
Commented by JunMorosawA at 2014-09-07 19:12
アルペジローさん、こんにちは。

> お孫さんの方はおいくつくらいでしたか?

多分5~6年生じゃないかなあ。

> 将来有名な登山家になるかもしれませんね。写真撮っておいた方がよかったかも(笑)

ですねえ。おしいことしたかも(笑)。
でもちょっとシャイな子でね。話しかけてもあまり喋らない子でしたよ。


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