2014年 08月 31日
日本アルプス登山記 2014 その15
虚弱体質男でも、今年も目指すぞ、日本アルプス!

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身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質の中年男が日本アルプスに挑む。

何故か原因不明の嘔吐感に悩まされ続け、当日まで敢行が危ぶまれた今回。
しかし何だかんだいって、いつの間にか柏木新道から歩き始めている私に「7つの小さな奇跡」のうちの 1つに当たる高山植物との出会いが近づいてきたのであった・・・。




アザミ沢で遭遇した幻の花

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ケルンを超え、順調に高度を稼いでいた私。

生き物のようにガスが谷底から湧き上がり、視界を奪う。
かと思うと、そのガスが取れて時々こうして針ノ木岳あたりの稜線が見えることもある。

しかし全体的には、やはり雲が多い。

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2時33分(登山口から歩き始めること 2時間28分後)、「水平道」という案内板が現れた。なるほど水平に近い楽な道だ。展望もあって嬉しい。もっと晴れていればなあ。

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あらま、今度は「水平岬(すいへいざき)」というのが現れ、更に「包優岬(ほうゆうざき)」というのが現れた。

少し多過ぎじゃないの、柏木さん。

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2時54分、アザミ沢に到着。沢という名前はついているが、水は流れていない。ただ斜面に沿って残雪が残っているだけだ。
秋にはその名の通り、アザミの群落が咲き誇こるらしい。

じつはこのアザミ沢で奇跡が待っていた。

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私にとっては「幻のスミレ」である黄色いスミレが咲いていたのだ!それもこんなに沢山!

忘れもしない、2011年5月16日。山中湖の近くの籠坂峠から鉄砲木ノ頭(てっぽうぎのあたま)に向けて歩いていたとき、白いフモトスミレが現れたんでカメラに三脚を取り付けて撮影していた。

するとそこにおばちゃん 3人組が現れ、「何か珍しいものがありました?」と問いかけてきた。

「ええ、白いスミレがあったんですよ」

と答えた私におばちゃんのうちの 1人がこう言った。

「立山には黄色いスミレが咲いていたわね」

黄色いスミレ!

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ヒゴスミレ


私はこれでも高尾山などの低山で数多くのスミレと出会っている。

アオイスミレ、ナガバノスミレサイシン、タチツボスミレ、オトメスミレ、マルバスミレ、ヒナスミレ、ニオイタチツボスミレ、エイザンスミレ、オカスミレ、アカネスミレ、コスミレ、ヒカゲスミレ、タカオスミレ、アケボノスミレ、フモトスミレ、ノジスミレ、ヒゴスミレ

しかし黄色いスミレだけは一度も出会ったことがなかった。

そしてそれは北アルプスなどの高山を歩くようになってからも一緒で、色々な高山植物に出会いながらも、黄色いスミレにだけは一度も出会ったことがなかった。

だから私にとって黄色いスミレは長い間「幻のスミレ」だった。
だからとても興奮した。手帳にも思わず「嬉しい!」と書いている。

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この旅のためにわざわざ購入した DMC-FZ1000 で夢中になって撮影。

スミレの花は小さいから、少し離れてテレマクロで写すというより、3cmまで近寄れるワイドマクロで撮影した。
しかしワイドマクロだけじゃ相当近寄らないと花が大きく写らないから、ズームマクロを併用した。

しかしズームマクロはデジタルズームなんで画質が荒れる。せいぜい 2倍までが限界だと思う。
この写真は 1.6倍で写したから、このくらいに縮小してしまうと荒れはまったく分からないんじゃないかな?

ちなみに今回は三脚を持っていかなかったから慎重に写しました。DMC-FZ1000 の手ブレ補正はよく効くと思います。

この黄色いスミレに関しては、後日また詳しく書きます。お楽しみに・・・。

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さて、黄色いスミレの登場は私のテンションをかなり上げました。

一方空模様は相変わらずこんな感じ。
撮影に時間を使い過ぎれば山小屋到着時間が遅くなる。

心地よくも、一方で少しだけ心細い山行が続いていました・・・。

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by JunMorosawA | 2014-08-31 17:11 | 北アルプスなど高山 | Comments(2)
Commented by 一坪庵 at 2014-09-01 06:22 x
おはようございます、
雪国ではオオバキスミレはどこの低山でも雑草のごとく咲いています
暑さと蒸れに弱いのか横浜に移植しても2~3年でなくなります
川砂で植えたものが良好でした、
子供の頃スミレ=黄色のイメージです(笑)
Commented by JunMorosawA at 2014-09-01 07:13
一坪庵さん、こんにちは。

> 雪国ではオオバキスミレはどこの低山でも雑草のごとく咲いています

あらま。そうなんですか。私にとっては幻のスミレが雑草のごとく咲いているとは!

にしても、やはりオオバキスミレでよかったですか。黄色いスミレって種類が多くて・・・。
http://www.plantsindex.com/plantsindex/html/group/gp_viola_y_honshu.htm

> 暑さと蒸れに弱いのか横浜に移植しても2~3年でなくなります

「積雪量の多い日本海側の山地に広く分布する」ってことなんで、このへんだと気候が合わないんでしょうね、きっと。


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