2014年 08月 27日
日本アルプス登山記 2014 その11
虚弱体質男でも、今年も目指すぞ、日本アルプス!

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身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質の中年男が日本アルプスに挑む。

何故か原因不明の嘔吐感に悩まされ続け、当日まで敢行が危ぶまれた今回。
しかし何だかんだいって、柏木新道の登山口に立っていた私だった。




登山口にて

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11時56分、私は柏原新道登山口に立っていた。
登山口は左からの沢の音が心地よかった。ただ一方でちょっと蒸した感じもあったな。

沢沿いの登山口に、まるでヨド物置のような「登山相談所」があったが、人のいる気配はなかった。
お昼時だったせいか、そもそも平日はやってないのか、どっちだろう。

北鎌倉を 5時39分に出発すること、6時間ちょい。遂に登山口まで来たか。
横浜のモンベルに行ったときと同じだな。家を出るとき「面倒くさい」と思っていても、いざ行動を起こしてしまえば、「いつの間にか」そこに立っている・・・。

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ほとんど食欲は感じていなかった。でもシャリバテしたら困るんで、おにぎりを 1つだけ食べた。
五目ご飯だったのがよかったのか、案外おいしくいただけた。

時間的なものなのか、次々と登山者が下りてくる。一方これから登ろうとする登山者の方はほとんどいなかった。やはり 12時スタートはやや遅過ぎるのか。

ここまでずっと電車やバスに乗っていたんで、ストレッチをして体をほぐす。体調は特に問題ないように思えた。
ただ、ここまで歩いてくるときに、左足の外側の付け根のあたりに違和感を覚えた。

じつは本番 2週間前に丹沢の三ノ塔に登ったときに、一度コケたんだ。そのとき軽く肉離れを起こしたのかもしれない(ちょっとクセになっている場所なんだ)。

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おっと。近くにアサギマダラが現れた。
アサギマダラはタテハチョウ科マダラチョウ亜科に属する蝶で、開張は 10cm前後に達する大型の蝶だ。

春から夏にかけては日本の標高 1000~2000mほどの涼しい高原地帯を繁殖地としているのだが、秋、気温の低下と共に適温の生活地を求めて南方へ移動を開始する。
何と日本から遠く台湾まで飛んだ個体が確認されているという。そう、「旅する蝶」なのだ。

そんな「旅する蝶」にこうして山旅の前に出会えるなんて、何て僥倖(ぎょうこう)なんだろう!

ちなみにアサギマダラが停まっているのはヒヨドリバナの類(たぐい)だと思う。これこそがアサギマダラのお気に入りの花なのだそうだ。

早速この山行のために購入した DMC-FZ1000 を使って写してみる。
FZ1000 はワイド端を使ったワイドマクロだけじゃなく、テレ端を使ったテレマクロも得意だ。これはそのテレマクロを使って写している。

ま、この写真はイマイチだったけれども、今回の山行の間に、FZ1000 がどれだけ活躍してくれるか、大いに楽しみだ。
たまにはライチョウも捉えてみたい・・・。

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さて、今日のルートはこれです。

登山口に立っていた標柱によるとここの標高は 1350mだそうだ。一方目指す種池山荘の標高は 2450mだから、その差は 1100m。
数字上は丹沢の大倉バス停→バカ尾根→塔ノ岳よりも楽ってことになる。

そしてご覧のように過去の北アルプス登山と比べても楽だ。

       2011年 常念岳 標高差 1200m (山小屋まで)
       2012年 白馬岳 標高差 1600m (山小屋まで)
       2013年 双六岳 標高差 1460m (山頂まで)

じゃあ楽勝?とんでもない。
今回の場合、標高差の少なさ以上に気力も体調もイマイチなのが問題だ。

それと時間的にややゆとりがない。撮影時間や休憩時間を考えると山小屋到着時間は 4時を超えてしまう可能性も高い。
あまりいいことじゃないな。

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別冊山と渓谷「アルプス&八ヶ岳」より


地図でも確認しておこう。

私は今、青い四角の [1] の柏原新道登山口にいます。ここから柏原新道( [2] )を使って稜線上にある種池山荘( [3] )まで登り、一泊するというわけです。

翌日 [4] [5] [6] と進んで鹿島槍ヶ岳( [7] )を目指すか、緑の四角の [1] の針ノ木岳を目指すかは翌日の気分次第としておきます。

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出発直前に沢の方に出てみる。

沢の音が相変わらず心地よい。どうして沢の音ってこんなに心地よいのだろう。
でも正面の山頂付近には雲が嫌らしくまとわりついていた。

ってことは、稜線は雲の中か・・・。
今日から 3日間、ずっと「晴れ時々曇り」じゃなかったのかよ。

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12時5分、遂にスタートを切る。

このとき手帳にはこう記している。

       まだテンション変だけれども、頑張ろう!


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by JunMorosawA | 2014-08-27 17:46 | 北アルプスなど高山 | Comments(2)
Commented by 山ばか夫婦の山歩 at 2014-08-28 11:46 x
この登山口あたりは蝶が生息するには適しているのかもしれません。
最近、見かけないコムラサキが群れをなしているのを見かけましたし、
広葉樹が多く、この沢が良い環境で、昆虫が寄るのかも・・・
稜線は雲ですか、でも山の天気はわかりませんから。
Commented by JunMorosawA at 2014-08-28 17:14
山ばか夫婦さん、こんにちは。

流石は昆虫好きの山ばか夫婦さんらしいコメントですねえ。
コムラサキなんて見たことがないなあ。

今回随分蝶にも期待したんですけれど、蝶に関してはこのアサギマダラとの出会いぐらいであまりなかったんですよ。

ただこれも、「目が昆虫に向いてなかった」だけなのかもしれませんね。
山ばかさんなら、沢山発見していたのかも・・・。


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