2013年 10月 19日
北アルプス・双六岳登山記 その40
さて、いよいよこのシリーズも残すところ数回となりました。
やっと私も楽になれます(笑)。

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さて、虚弱体質男でも、今年も目指すぞ(目指したぞ)、北アルプス!

身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、どーしようもない虚弱体質の中年男が北アルプスは双六岳に挑む。

8月27日、新穂高温泉の近くにあるわさび平小屋で一晩を過ごした私は、翌8月28日双六岳登頂を果たし、双六小屋に一泊。
8月29日の朝を迎え、夢のような稜線歩きを満喫していたのに、弓折乗越からの下山を決意。鏡平を経て順調に下っていったのだが・・・。



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秩父沢から下り始めてしばらくして、空に変化が現れた。
あれほどの好天だったのに、雲が広がり始めたのだ。

へえ。山ってこんなもんか。
ってことは、今日これから登る人は、きのうの私のように、ずっと槍ヶ岳を拝めずに一日過ごすのだろうか。

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9時50分になると、完全に森林限界を下回ったようで、自分より背の高い樹木が随分増えてきた。

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10時(双六小屋から歩き始めること 4時間15分後)、遂に蒲田川(がまたがわ)まで下り切り・・・

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10時8分、遂に左俣林道と合流。これで登山道に別れを告げることになる。

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左俣林道では、また赤い実や黒い実が目立つようになった。だけど樹木のことはどうもよく分からない。
先頭を行く 3人女性に尋ねてみるも、彼女たちも知らなかった。

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そのうち左俣林道が、やや薄暗いブナ林に入っていく。

先頭から来るのは単独の登山者。
明日から天候が崩れることが予想されているのに、それが分かっていても休みの都合などで登らざるを得ないのかもしれない。

そう考えると私の今回の山行は恵まれていたんだなあ・・・。

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おっと。立ち枯れした樹木に、ガクアジサイのような白い花がまとわりつているではないか。

「すごいなあ」

このときはそんな程度の感想だったのだけれども・・・。
あれ?これってひょっとして、イワガラミでは!?

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東慶寺のイワガラミ

イワガラミといえば、私の地元の東慶寺というお寺の岩壁にへばりついている樹木ということで、毎年のようにこのブログでも紹介している。

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調べてみたらツルアジサイもこのように大木に巻きつくらしいが、「4枚の花弁状の萼片を持つ装飾花を持つ」という条件から外れる。

やはりこれはイワガラミに違いない。
すげえなあ!野生のイワガラミに会うのはこれが初めてだ。

ちなみにイワガラミ(岩絡)はユキノシタ科の落葉つる性木本で、枝から気根を出し、岩や樹幹に絡みついてこのように高所によじ登る性質がある。

イワガラミは本来梅雨時の花だ(少なくとも鎌倉では)。よくこんな時期まで残っていてくれたなあ・・・。

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ブナ林の道が続く。
そろそろわさび平小屋も近い・・・。

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by JunMorosawA | 2013-10-19 07:29 | 北アルプスなど高山 | Comments(0)


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