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2013年 07月 10日
曇天の芦ノ湖西側稜線歩き その2
(本当にしつこいようだけれども)5月にギター用のブログを開設しました。



鎌倉でギターを弾いてるおじさんのブログだから Kamakura Guitar ・・・何とも安易なネーミングですが、まあぼちぼちやっていこうと思っています。こちらもよろしくお願いします。

さて今回は、芦ノ湖西側にある稜線歩きのお話の2回目です。
ごゆっくりどうぞ。




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7時55分、何となく他の乗客に釣られて降りてしまったバス停は元箱根バス停。ご覧のように箱根関所跡まで 1200mという地点だ。

え?関所跡まで 1200m?何かおかしい。
あわてて地図で場所を確認。

どうやら私はとんでもなく手前で降りてしまっていた。
すなわちこの先まだバス停は「→元箱根港→箱根支所前→恩賜公園前→箱根関所跡」と 4つもあったのだ。

やれやれ・・・。

曇天の芦ノ湖西側稜線歩き その2_c0196928_21255183.jpg

しょうがなく芦ノ湖に沿った道路を歩いていく。

すぐに赤い大きな鳥居が目に入る。近くには売店や食堂が数多くあり、朝の開店準備をしている店もあった。

おっと。その中の 1軒のお店は「あしのこ茶屋」。1998年11月16日に私が山菜そばを食べたお店ではないか(鳥居の左手前がそれ)。
懐かしいね。

曇天の芦ノ湖西側稜線歩き その2_c0196928_2126138.jpg

芦ノ湖を覗く。
芦ノ湖越しに見えるのが、今回歩く箱根の外輪山ですよ。

それにしてもぱっとしない天候だ。しかし逆にこの時期としては直射日光がなくて歩きやすいか・・・。

曇天の芦ノ湖西側稜線歩き その2_c0196928_21261242.jpg

関所跡に向かっていくと杉並木が出迎えてくれる。

江戸時代に植えられた杉で、かつては箱根湯本から畑宿にかけての旧街道沿いにも杉が林立していたらしいが、明治初期までにほとんど姿を消してしまったとのことで、現在ではここ芦ノ湖周辺に見られる 400本だけとか・・・。

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かつては明治天皇の箱根離宮だった恩賜箱根公園前を通過し・・・。

曇天の芦ノ湖西側稜線歩き その2_c0196928_2126368.jpg

8時20分にやっと本来のスタート地点と言える箱根関所跡バス停に到着。
25分も余計な道を歩いてしまったよ。

ま、歩くのが目的で来ているのだから、いいけれどさ。ウォーミングアップには最適だったかもしれないし。

箱根関所は、江戸時代第一の主要道路である東海道を監視するために設置された重要な関所だ。 鉄砲の江戸への持ち込みと、江戸に住まわせた諸大名の家族の女性が江戸の外に出るのを厳しく取り締まった「入り鉄砲に出女」という言葉は有名ですね。

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芦ノ湖を覗いたら、箱根海賊船がぷっかりと浮かんでいた。
この箱根海賊船の向かう先は、本日の最終ポイントの桃源台だ。こいつに乗っていけばあっという間なんだろうなあ・・・。

曇天の芦ノ湖西側稜線歩き その2_c0196928_2127215.jpg

というわけで 8時20分、箱根関所跡バス停から、やっと本来のコースを歩き始める。
ちなみにここを歩くのは 2007年5月21日以来だ。

何となく記憶に従ってこの芦川入口バス停を右折する。

曇天の芦ノ湖西側稜線歩き その2_c0196928_21271186.jpg

するとすぐに「白浜 1.9km」という指導標があった。

私はこれから海ノ平に進み、山伏峠→三国山と山歩きをするわけだが、単に芦ノ湖の西岸を歩くウォーキングコースもある。白浜はそのコース内にあるのだろう。

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芦川入口バス停からほんの数分で正面に案内板が見えてくる。
あそここそが今回のコースの真のスタート地点である・・・。

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by JunMorosawA | 2013-07-10 21:28 | 低山歩き | Comments(0)


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