2013年 02月 09日
2~3日、急性腸カタルに襲われてしまった。 腸カタルっていうのは要するに腸炎のことだけれども、10~15分に 1度 波のように腹痛が襲ってくるのが私の場合の特徴だったりしている。 これを数年に 1度やっている感じだ。 最後に襲われたのは 2010年2月8日だった。三浦アルプス縦走したときだ。そのときと日付が 2~3日しか違っていないのが面白い。何か季節的なものもあるのかもしれない。 酒を断ち、脂っぽいものを避け、夜も十分睡眠を撮るようにしていたら、何とかきのうは収まったんで、また酒を飲んだ(笑)。 これがいけないのかもしれない・・・。 さて今回は、逗子の法性寺から名越の切通しを抜けて鎌倉を目指す、歴史散策の旅の 7回目です。 まったりとどうぞ・・・。 妙法寺のあたりからUターンしてバスの走っている鎌倉葉山線に戻り、安養院、上行寺などを経由する。 テニスで鍛えている学生R(がくせい・あーる)は絶好調で、何と真冬なのに半袖姿。 一方私と従兄弟のY氏は相当な厚着。歳の差を感じる。 ちなみに学生Rの肩越しに「八雲神社」という文字が見えるのが分かります?ここで右折して細い路地に入っていきます。 このあたりを地図で確認しておこう。 右下の方に前回説明した妙法寺がありますね?逆に左上の方にあるのが鎌倉駅です。 ざっと右下から左上に向かっているというわけです。 12時18分、八雲(やくも)神社に到着。 鶴岡八幡宮などと比べれば小さい神社ながら、正月は賑やかな雰囲気がある。 そこでちょっと寄ってみることにした。 手水舎(てみずや)にはイラストで「手水のつかいかた」が説明されていた。 何となくロリコンチックな絵ですね。 やはり今年もかなり賑わっていた。 ここ八雲神社は、源義家の弟新羅三郎義光が、鎌倉の悪霊退散のために京都祇園(ぎおん)社の祭神をここに勧請(かんじょう)したのが始まりと伝えられている。 というわけで、鎌倉最古の厄除け神社だそうだ。 ちなみに源義家の方は頼朝の「親の親の親の親」にあたり「八幡太郎義家」と呼ばれていた人で「後三年の役(1083年)」などで活躍し、武士として最初の昇殿を許された偉い人です。 境内には「新羅三郎手玉石」なんていうものまであります。ちなみに両手でもぴくりとも動きません・・・。 八雲神社から細い路地を更に進んでいくと、ほんの数分で今度は「ぼたもち寺」の名前で親しまれている常栄寺(じょうえいじ)に到着する。 ここ常栄寺もまたまた日蓮宗のお寺だ。このあたりには本当に日蓮宗のお寺が多い。 さて、相変わらず他宗を攻撃し続けた日蓮に対し、幕府もそのままにはできなくなった。文永8年(1271年)9月12日、幕府や他宗を批判したとして、平頼綱により遂に捕らえらる。 日蓮は馬上に乗せられて市内引き回しの上、腰越の龍ノ口の刑場に護送されることとなった。その途中桟敷の尼と言われた女性が馬上の日蓮にゴマのぼた餅を差し出した。 この故事にあやかり、慶長11年(1606年)この地に常栄寺が建立されたのだ。 ぼたもち寺から数分後、今度は妙本寺(みょうほんじ)の総門にたどり着く。12時25分のことだ。 正式名は長興山妙本寺(ちょうこうさん・みょうほんじ)。この妙本寺もまたまた日蓮宗のお寺だったりする。 ちなみに一帯を比企ヶ谷(ひきがやつ)といい、鎌倉時代に比企一族が住んでいた場所だ。 比企一族と鎌倉幕府との因縁話を詳しく書こうとすると 2~3回ほどの連載が必要になる。ちょっと重たい話で正月向きではないってこともあって、今回はパスします。 さて、ここまで来れば最終目的地の本覚寺はもう目と鼻の先だ・・・。 ↓ 自然に興味のある方、このブログを気に入っていただけた方は、こちらをクリックしていただけると嬉しいです。 にほんブログ村
by JunMorosawA
| 2013-02-09 19:26
| 地元(鎌倉)の話
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