2012年 10月 07日
愛鷹山・越前岳 その3
9月の最後の休日、富士山南麓に位置する山、愛鷹山(あしたかやま)に登る気を起こした。愛鷹山は初めて登る山だ。

朝 8時半、JR御殿場駅から午前中 1本しか運行されてないバスに乗って登山口の十里木(じゅうりぎ)に向かう。早速登山を開始した。




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2つの電波塔を経て 10時10分、ベンチのある明るい休憩所に到着。どうやらここが笹峰という場所らしい。
笹峰の到着予定時間は10時ジャストだったのだから、10分遅れている。

今回登山コース+40分の余裕があるとはいえ、山頂でお昼に 20分使うとなると残りは 20分。そのうち 10分すでに使ってしまっているわけで、ちょっと焦る。
でもここは休憩しないとね。ベンチが私を待っている。

ここも富士山の展望ポイントだ。しかしご覧のようにすっかり雲に覆われてしまって、何処にあるかすら分からないほどだった。残念だな。

それと時々「ドーン!」という大きな音が聞こえてくる。富士の演習場からの音だ。これがまたちょっと興醒めですね。

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3分ほどの休憩だけでまた歩き始める。
じつはここから道が一変する。かなり荒れたえぐられた道が多くなるのだ。

ロープもしばしば登場した。だから手を使わなければ歩けない道が多く、仕方なくカメラは首にぶら下げていた。

う~ん、まさかこんな道になるとは思わなかった。ずっとススキの原っぱが続くのかとばかり思っていたから・・・。

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そんな中、猛毒で知られるトリカブトが現れる。だけどこれも立派な秋の花ではある。

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続いてこんな花も現れた。見たことあるような、ないような・・・。

何処となくフッキソウに似ているけれども、フッキソウは春の花だったよなあ・・・。

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珍品なのかと思ったら、そのうちこんな風にどかっと現れた。
こうなるとありがたみもない。

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それにつけてもきつい!まさかこんなにしんどい道だとは思わなかった。
だいたいからして、道が崩壊してしまっているようなところが多い。

それでもかなりのハイペースで進んでいった。「やや遅れている」というのが気になっていたのだろう。
だから結構心臓は早鐘を打っていた。

一方で「しんどいけれども楽しい」という感じも多少はあった。ややクライマーズハイ状態に近かったのかもしれない・・・。

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11時5分、ぱっと目の前が開けたかと思ったら、ぽんと越前岳山頂に到着!
つらい道のりだったせいか、流石にそこそこの達成感があった。

さて、愛鷹山(あしたかやま)は静岡県の富士山南麓にある標高1,504mの山で日本二百名山に選ばれている。
愛鷹連峰と呼ばれることもあり、黒岳、越前岳、呼子岳、鋸岳、位牌岳、前岳、袴腰岳、大岳、愛鷹山といった連山からなる。

その中でも今回の越前岳は標高 1504mで愛鷹連峰の最高峰になっているというわけです。

但し、自慢の展望はゼロ。富士山の姿どころか、何にも見えない。残念だな。

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越前岳はほとんどスルーして、次なる目的地の富士見台に急いだ。
このとき私はとんでもないものに出会った。

自衛隊員である。
左右に道を譲った形の自衛隊員が 1人 1人「こんにちは」と私に挨拶をしてくるのだからたまったものではない。

そういえば昔金時山でもこんなことがあったっけ。

向こうは 1人 1回「こんにちは」と言えばいいのだからいい。こっちは 1人 1人に「こんにちは」と言い続けなければならないのだから、結構大変だ。

それに迷彩服を着た自衛隊員がずっと左右にいるというのはかなり異常な環境だ。まるで戦地にワープしてきたかのような気分になってしまった・・・。

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11時23分、富士見台に到着。

何と今度はそこに自衛隊員ではなくおばちゃんたちの団体がいた。それも 10人ほども。
それでなくても富士見台は名前の印象ほど開けた場所ではない。むしろ狭い。そこに 10名ほどの団体がいたのでは、もう私がいる場所などなくなってしまう。

ちなみに、ここ富士見台は富士山の撮影に一生を捧げた写真家、岡田紅陽が戦前戦後を通じ撮影に訪れた場所で、昭和13年に発行された 50銭紙幣の図案に採用された場所だそうだ。

しかし残念ながら富士見台からも富士山の姿は全く拝めなかった。これでは意味がない。

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というわけで再び越前岳まで戻ると、ひえ~!また自衛隊員が!
何と記念撮影をしてましたよ、山頂で。

何だかすごい時に当たってしまったなあ・・・。

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というわけで山頂でお昼を食べるのを諦めて下山を開始し、下山途中でおにぎりを頬張った。

残念ながら二度と富士山は顔を見せてくれなかった。
それでも、久しぶりに未踏の地にこうして訪れ、無事山行を行えたということで、そこそこの満足感があった。

だけどやっぱり高い山に登りたいよねえ。他の人のブログを見ると、羨ましくてさ・・・。

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by JunMorosawA | 2012-10-07 07:50 | 低山歩き | Comments(4)
Commented by 山バカ夫婦 at 2012-10-07 17:39 x
山頂での富士はこの山での定番ですが、ダメでしたか?
いつも見られるわけではないのが、山の天気ですよね。でも降られなかったので
よし、としないと・・・ですよね。
Commented by 一坪庵 at 2012-10-08 06:48 x
Junさんおはようございます。
富士山が見えなくて残念でしたが見れない時は何度通っても見れないし本当に運次第のところがありますね、群生していたお花「フジテンニンソウ」かな?
Commented by JunMorosawA at 2012-10-08 17:19
山バカ夫婦さん、こんにちは。

> 山頂での富士はこの山での定番ですが、ダメでしたか?

残念ながらダメでしたね。もう少し季節が進んでからにすればよかったかもしれません。

電車賃とバス代と合わせると結構行きますからね。あまり気軽には挑めないし・・・。
Commented by JunMorosawA at 2012-10-08 17:19
一坪庵さん、こんにちは。

> 富士山が見えなくて残念でしたが見れない時は何度通っても見れないし本当に運次第のところがありますね

これだけはしょうがないですねえ。運ですからね。あとは普段の行い(笑)。

> 群生していたお花「フジテンニンソウ」かな?

おお!フジテンニンソウかあ!

でも調べてみたら、何か花の付き方が違うような・・・。
フジテンニンソウは棒状になった部分の左右に花が付いていません?
でも確かにそっくりですが・・・。


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