2012年 09月 21日
白馬三山縦走記 こぼれ話 その2
長い間「白馬三山縦走記」にお付き合いくださいましてありがとうございました。毎日 200人以上の方にご訪問をいただいたことを感謝いたします。

また今後は地味なブログに戻るに違いありませんが、その前に今回は「こぼれ話その2」をお届けしたいと思います。




高山病に関して

高山病に関しては人によってかなり差があるようで、強い人なら日本の山ぐらいなら全然へっちゃらだし、弱い人は 3000m以下の標高でももうその症状が出てしまう。

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私は残念ながら弱いタイプだ。

上の写真は 2009年の夏に富士山に登ったときのものだが、標高わずか 2400mの富士宮口にバスで到着したときに、もうその症状が出ていた。

すなわちバスから降りて階段の上にあるレストハウスの方に向かおうとしたときにふらつきを感じたのだ。

去年常念山脈を歩いたときにも、ずっとかすかな頭痛を感じていた。
同室になった他の人に聞いてみたら、そんな人は一人もいなかった。

しかし今年はほとんど高山病の症状が出なかった。標高からしたら常念山脈も白馬三山もそんなに変わらない。

ひょっとして何年も続けて高山に登ったせいで高山病に強くなったのだろうか?

そういえばどうやら私の高山病は、低い標高で起こり始めるものの、その後はあまり悪化しないというタイプのものらしい。
まあこのくらいなら「よし」とすべきかな?


何故ひ弱な私が元気に歩けたか

身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質の中年男が、白馬三山縦走に挑戦!・・・と私は枕にずっと書いてきたけれども、自慢じゃないが、私は本当に虚弱体質男である。

重い風邪は引かない代わりに小刻みに小さい風邪を引くし、ちょっとくどいものを食べたり食べ過ぎたりするとお腹を壊すし、骨と皮しかないから夏の冷房が苦手だし・・・まあ困ったものです。

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その私が何とか白馬三山を縦走することができたのは、この頼朝像の立つ源氏山まで毎朝ウォーキングをしていたからだろうと思っています。
源氏山自体は管理された公園だが、北鎌倉から源氏山に至る道は、短いとはいえ立派な山道だ。

滑りやすい場所があったり、木の根っこが張り出している場所があったり、階段があったり・・・と案外変化に富んでいる。

舗装された道をジョギングやウォーキングするだけでももちろん体力は付くかもしれないけれども、やはりこうして毎日山道を歩くというのは、非常に有効な登山訓練になるのではないだろうか。

あと「スイッチが入る」というのは絶対にあると思います。

高い山に登るときにはスイッチが入る。だから疲れない。
高尾山程度の低山だとスイッチが入らないため、逆に案外疲れたりする・・・私はこういうのを過去に何度も経験している。

スイッチが入らない登山はとてもきついですね。


一人旅について

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白馬三山の縦走は私にとっては大きな山行(さんこう)だった。前泊含めて 3泊4日の旅でしたからね。
だから途中で弱音を吐いていたときもあった。山小屋にいるときとか。

やはり一人旅というのは寂しいといえば寂しいものです。

でも山と接するのなら、やはり一人旅がベスト・・・という気もします(本当に好きな人と一緒に行くのならともかく)。
一人じゃないと自然を正面から受け止められない気がするからです。

新田次郎の「孤高の人」の中で加藤文太郎はこう述べている。

     「私はひとりで汗を流すために山に行くんです。それが私が山に行くほんとうの理由なんです」

そして一人旅だからこそ、人とのコミュニケーションが楽しみになるのだ(今回コミュニケーションに関しては非常によかったと思っています)。

だからまた来年も一人かな?

以上で「白馬三山縦走記」を終わります。皆さん長い間、本当にありがとうございました。
また来年も会いましょう(って、このブログは地味にずっと続くのだけれども・・・)。

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by JunMorosawA | 2012-09-21 17:25 | 北アルプスなど高山 | Comments(0)


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