2012年 09月 15日
白馬三山縦走記 その39
私はもう一つ、 Kamakura AQUA というとても地味なブログもやっています。水草レイアウト水槽をテーマにしたブログです。半年ぶりに再開しました。よかったらご覧になってください。

さて、身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質の中年男が、白馬三山縦走に挑戦中!

7月28日(土曜)。とうとう鑓温泉からの下山が始まる。
雪渓の連続攻撃の先に待っていたのは、まるで尾瀬のような湿原地帯だった。




小日向(おびなた)のコルを経て

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私の前には東北軍団がいた。先頭にいるメガネをかけたリーダーさんが、とんでもないものが咲いていると私に教えてくれた。

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それはミズバショウの花だった。
残念ながらもう花期は終えていたようで、白色の仏焔苞(ぶつえんほう)をつけているものはごくわずかだったけれども、ミズバショウとの初めての遭遇は私を喜ばせた。

ひょっとしたら私が求めているのは、このような湿原地帯なのかもしれない・・・。

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7時55分、やっと明確なポイント小日向(おびなた)のコルに到着。小日向のコルは杓子尾根と小日向山との鞍部だそうだ。

ここから登山口の猿倉までは1時間40分ということになっているのだから、9時40分頃には猿倉に到着できる。
一方バスが猿倉を出発するのは 10時10分。

何だ、余裕たっぷりではないか!
よかった!これで安心したよ。

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相変わらず花は出現し続けた。

これはハクサンチドリだと思うのだけれど、違うかな?
どうもこの手のはよく分からない。

しかしずっと曇り状態が続いてくれていたおかげで撮影はしやすかった。野の花を、1つ1つポートレート写真のように綺麗に写したいと思う場合は直射日光は邪魔だからだ。
思えば大出原(おいでっぱら)のお花畑ではそれで苦労したぜ。

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これはイワイチョウだと思う。

イワイチョウ(岩銀杏)はミツガシワ科の多年草。ミズイチョウ(水銀杏)とも呼ばれる。
イワイチョウという和名は、葉の形がイチョウの葉に似ていることに由来しているのだが、実際は特に似ている感じはない。

岩と名がつくものの、岩場や風衝地(ふうしょうち)には生えず、多雪地の亜高山から高山にかけての湿原などに自生する。

花茎の高さは20cm~40cmほどあり、花茎の先に5裂する白色の花を数個咲かせる。花の縁(ふち)がフリル状をしているのも特徴だと思う。

これも初めて出合う高山植物なのに、写した枚数がたった 2枚って何さ。
バスに間に合うことが分かったのだから、もっとしっかりと写せばいいのに・・

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こちらはゴゼンタチバナ(御前橘)。ミズキの仲間で、名の由来は、白山の御前峰(ごぜんみね)で発見され、実(み)がカラタチバナに似ることから来ているという。

う~ん、これ、ちゃんと写せないです!
暗い場所だったのだ。何故三脚をしっかりと立てて写さん!

小日向(おびなた)のコルから先は、時間はたっぷりあったはずなのになあ・・・。

じつはカメラの設定もおかしかった。いつの間にか私が普段使っているプログラムモードから絞り優先モードになっていたんだ。モードダイヤルがズレてしまったためだ。
そのせいでシャッター速度が遅くなり、ブレて失敗している写真が多かった。

しっかりしろって、俺!

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8時を回り、ちょっと草原状になった場所に出た。尾瀬のような湿原地帯が終わったのだ。

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ニッコウキスゲがご覧のようにポツポツと咲いていた。
でもたいした数じゃないな。まだこれからが花期なのだろうか。

一方このあたりから、徐々に登ってくる登山者が目立つようになってきた。
しかし単独が多く、しかも男性が圧倒的に多く、山ガール的な若い女性は皆無だった。

このあたり、去年合戦尾根を下っていたときとは随分様子が違う。
そもそも人数が合戦尾根のときとは桁違いだ。合戦尾根→燕岳ルートほどメジャーではないってことなのか、猿倉から直接鑓温泉に向かって登ろうとする人は少ないのか・・・。

そういえば、山ガールだけじゃなく、合戦尾根のときには目立っていたファミリー層もほとんど皆無だった。
で、逆に通(つう)っぽい(どちらかといえば愛想のよくない)親父が多かった。そういうルートなのだろうか・・・。

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8時40分、またまたガイドには載ってない中山沢というポイントに到着。

このあたりから徐々に私に変化が現れた。

ずっと体調的には絶好状態が続いていたのに、急に妙な眠気に襲われ出したのだ。

まさに私はこのあたりから、夢の世界から現実の世界に戻ろうとしていたのかもしれない・・・。

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by JunMorosawA | 2012-09-15 17:36 | 山歩き&花 | Comments(2)
Commented by 一坪庵 at 2012-09-15 18:44 x
Junさんこんにちは!
良いお花に巡りあえてうらやましい、ハクサンチドリもゴゼンタチバナモも栽培したことがありますが綺麗で形も良いお花ですね。

モードダイヤルが勝手に動くのには参ります、5DMk2も動きます。
Mk3からは動かないようですが、改造代¥16000-だそうです(泣)
たしか60Dは動かないですよね。カメラバックに出し入れの時ぶつかり
動いてしまうことが多いです。花火の撮影なんかも暗闇での操作が多いのでロック付が欲しくなります。撮る前に点検しかないか(笑)
Commented by JunMorosawA at 2012-09-16 18:45
一坪庵さん、こんにちは。

> 良いお花に巡りあえてうらやましい、ハクサンチドリもゴゼンタチバナモも栽培したことがありますが綺麗で形も良いお花ですね。

ですね。もっと時間をかけてじっくり写したかったです。
こうしていつも後悔します。

> モードダイヤルが勝手に動くのには参ります、5DMk2も動きます。

本当に困ります。富士山に行ったときは kiss D でしたが、やはりシャッター速度優先になってしまって、故に絞りが20以上になってしまって、CCDの汚れが目立ってまいりました。

私が持っているカメラは LUMIX DMC-G1 も EOS 40D も共に動きやすいんで、たまにはちゃんとチェックしているのですが・・・。


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