2012年 09月 04日
白馬三山縦走記 その28
身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質の中年男が、白馬三山縦走に挑む!

7月27日(金曜)、遂に白馬山荘を出発。杓子岳登頂を果たした私は、白馬三山最後の山、鑓ヶ岳を目指したのであった。




鑓ヶ岳を目指して

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7時50分、杓子岳(しゃくしだけ)をあとにして次なる目的地鑓ヶ岳(やりがたけ)に向かう。

何か、すげえところを歩いてるなあ・・・って感じ。
地球も捨てたもんじゃないぜ!

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振り返れば先ほど私が立っていた杓子岳だってすげえところです。
ちょっと崩れたら山頂なんてなくなっちゃうんじゃないかって感じです。

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相変わらずのガレた斜面歩きの途中で、去年ダイソーで買ったブナの木温度計で温度を確かめてみたら 16度だった。風があったから体感温度はもっと低かったと思う。

そう。日差しは強烈に強かったのに、温度はまだ上がってなかったんだ。だから私はまだユニクロのフリースを着ていたほどだ。

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だってほら、まだ 8時です。自分の影がこんなに長く延びている。

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こんな石ころだらけの場所に、またコマクサが咲いていた。

コマクサは漢字で書けば駒草。駒草の駒とは馬のことだ。花の形が馬の顔に似ているところからつけられた。
他の植物が決して生えないような極限の環境に育つ。すごいやつです。

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8時10分頃、杓子沢のコルと呼ばれる場所に達すると、また高山植物が目立ってきた。

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自信はないけれど、この右側のは葉っぱの形からするとテガタチドリかなあ。
今回の山行、高山植物の撮影がメインのはずだったのに、案外ちゃんと写してない。

後ろにある白っぽいのはイワオウギだろうか。こっちも自信ないけれど。

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おお!ミヤマオダマキがびっくりするほど群生しているではないか!
すげえなあ、ここも!

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ちなみにミヤマオダマキ(深山苧環)は、キンポウゲ科オダマキ属の多年草。

花期は6~8月で先端に数輪の花をうつむき加減につける。花は青紫色で先端が白っぽくなっている。またスミレのように後ろに距(きょ)があるのも大きな特徴だ。
「苧環(おだまき)」とは、昔紡(つむ)いだ麻糸を巻いた道具のことで、花の形がそれに似ていることによる。

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ちなみにこちらは低山に咲いているヤマオダマキ。山中湖周辺の山で 6月28日に撮影したものです。
こういう普通のオダマキしか見たことがなかったから、「すげえ!」と思ってしまったわけです。

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すげえけど、歩き始めて 2時間半が経過し、流石に多少疲れが目立ち始めてきた。そこで午後の紅茶で休憩。

私はこの午後の紅茶をわざわざ自宅から 2本も持ってきている。コーヒーがダメな私は、山で飲む紅茶を最高の楽しみにしているのだ。

誰にでもこういうものの 1つや 2つ、あると思う。
逆に、こういう楽しみがないとやってられない感じかな?

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さて、鑓ヶ岳まであとひと踏ん張り。頑張ろう!

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by JunMorosawA | 2012-09-04 18:09 | 山歩き&花 | Comments(4)
Commented by 山バカ夫婦 at 2012-09-04 21:11 x
おっ天候は回復しましたね。
まさに、お花畑もありの夏山風景ですね。
Commented by 一坪庵 at 2012-09-05 07:00 x
それにしても良い景色だなぁ~
沢山のお花とご対面良いなぁ~

コマクサは極暑極寒のガレ場に咲くんだから驚き!
何回も栽培したけど夏越が出来ない、熱帯夜で消えて行く・・・・・

自生地は乱獲で減ったけど今は人工栽培の苗を戻しているところも多いですね、買えば1株千円?無理ないか・・・・・・でもとって良いのは写真だけ・・・・・
そこに行くと深山オダマキは丈夫です、種を飛ばして花壇の隅でシッカリ生きています(笑)
Commented by JunMorosawA at 2012-09-05 18:59
山バカ夫婦さん、こんにちは。

> おっ天候は回復しましたね。
> まさに、お花畑もありの夏山風景ですね。

はい。幸い理想的な展開になりました。
しかしこの理想的な展開が大出原では問題になったりしました。

それと、あまりにも天候がよ過ぎて、かなり焼けてしまいました(苦笑)。
Commented by JunMorosawA at 2012-09-05 18:59
一坪庵さん、こんにちは。

> それにしても良い景色だなぁ~
> 沢山のお花とご対面良いなぁ~

本当に最高でしたよ!
ただ直射日光って、花の撮影にはしんどいですね。ポートレートに直射日光が向かないのと一緒で・・・。

> コマクサは極暑極寒のガレ場に咲くんだから驚き!

本当ですよね。何でまたあんな場所を選択したのか・・・。
自然って不思議です。

> そこに行くと深山オダマキは丈夫です、種を飛ばして花壇の隅でシッカリ生きています(笑)

そうですね。ミヤマオダマキの方が群生している印象がありました。
ただ、もっとじっくり観察したかった!いつもあとでこのように後悔する・・・。


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