2012年 08月 27日
白馬三山縦走記 その20
身長は 174cmあるのに体重はわずか 54kg、体脂肪率は何と 6%前後という貧相な体つき。
おまけに過敏性腸症候群気味で年中胃腸の調子がぱっとしないという、虚弱体質の中年男が、白馬三山縦走に挑む!

大雪渓・小雪渓を乗り越え、私は遂に稜線に達した。




白馬山荘にて

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猿倉登山口を 7時47分に出発すること 4時間37分、2時24分に遂に稜線に達する。
白馬岳の手前には、巨大な白馬山荘がでんと控えていた。私がこれから泊まる山小屋だ。

稜線の左右もちょっとしたお花畑になっていた。確かウルップソウも咲いていたと思う。
しかし小心者の私は宿泊手続きを終えてしまわないとどうも落ち着かない。だからお花畑の花に気持ちが向かわなかった。

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白馬山荘が近づいてくる。

白馬山荘は標高 2832mに位置する日本最大級の山小屋で、収容人数は実に 800人を誇る(混雑時は平気で千人を超えるとか)。
明治38年(1905年)日本で最初の営業小屋としてスタートして以来、100年以上の歴史を持つという。

また山頂レストラン「スカイプラザ白馬」では、ちょっとしたディナーまで食べられるってことで、若い女性にも人気があるらしい。
山小屋も進化していますね。

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2時47分、遂に白馬山荘まで到着。

登山口の猿倉を出発したのが 7時47分だから、ちょうど5時間ジャスト。コースタイムは6時間(か6時間20分)なのだから、結果的には 1時間も早かったことになる。

1時間も早く到着できたことは体力的な面ではとても評価できる。
しかし同時にこれは、いかに高山植物の撮影に時間を割けなかったかを表しているわけで、その点では不満だったりもする。

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山小屋の入口に「富山県・長野県」という案内板があった。ちょうどこの稜線上が 2つの県の境になっているようだ。

すげえなあ、富山県って日本海に面した県じゃないか。俺って富山県に入ったことなんてあったっけ?
ひょっとしたらこれが初めてかもしれない。初めての富山県がこんな場所とはね・・・。

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正直 5分ほど入口付近でウロウロしていたけれども、2時52分、意を決して(←オーバーな)受付のあるロビーに入っていく。

中に入るとまずは宿帳という名のペーパーに住所・氏名・年齢・登山コースなどを書く仕組みになっている。

窓口は昔の駅の切符売り場のようになっていて、「団体受付」「一般受付」「会計」のようにいくつも並んでいる。
私は当然「一般受付」の方にそのペーパー(宿帳)を提出した。

するとスタッフが「予約済みですか?1人ですか?食事はどうしますか?」などといくつかの質問をしてくる。

この手続きが終わると、ちょっと待たされる。
ここで向こうは私をどの部屋に割り振るか、決めるのだろう。

で、今度は「会計」と書かれた窓口の方から名前を呼ばれる。
そこの担当は 2人いて、1人は美人さんだったのに、私の相手は若い男でちょっとがっかり。

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料金は 1泊2食付きで 9,000円。去年の燕山荘や常念小屋が 9,500円だったから、それよりも 500円だけ安い。まあこのあたりが北アルプスの相場なんだろう。

領収書に私の寝床が記入されていた。1号館の 1階 5A-8 だそうだ。
同じ領収書の裏に「白馬山荘見取図」が書いてある。向こうはそれに赤鉛筆で印を付けつつ、私の寝床、洗面所、食堂の案内をしてくれる。

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3時前でも到着時間が遅いのか、夕食は 5:00、5:45、6:30 と 3回あるうちの 3回目にされてしまった。もうそんなに入っているんだ。
朝食は例によって 5時からの早いもの順らしい。このあたりは去年の燕山荘や常念小屋と同じだ。

一通り説明したあと、最後に「何か分からないことがあったら、またここにおいでください」と若いスタッフが私に言い、それでおしまい。

あれ?つまり寝床まで案内してくれないの?

これは富士山、木曽の御嶽山、去年の常念山脈にあった山小屋全てを含めて初めてのことだな。
へえ・・・って感じです。巨大な山小屋ゆえのことかな?

というわけで、一人で自分の寝床に向かいます。どんな場所だろう?

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by JunMorosawA | 2012-08-27 16:22 | 低山歩き | Comments(0)


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