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2012年 07月 04日
雨の明星ヶ岳
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数日前に明月院通りに出かけた。
この通りはやや暗いせいか、今頃アジサイが色づいていた。

しかし 7月になり、鎌倉のアジサイもほぼ終わりになったのは事実だ。
そろそろ各お寺のアジサイも剪定(せんてい)が行わますからね。それで完全に THE END になります。

そして暑い夏になり、待望の夏山のシーズンが始まります。

「今年も北アルプスに行きたい!」

と密かに念じている私と致しましては、もうそろそろ本気モードにならなくてはなりません。

「本気モード」の第一弾として 5月に丹沢の表尾根を歩き、第二弾として前回は同じ丹沢の鍋割山に登ってきた。

さて、次は何処へ。
7月になってからアジサイが満開になるのが箱根方面だ。たまたま新聞に箱根のアジサイのことが載っていたこともあって、「たまには向こうもいいな」と私は思った。

1999年1月18日に明星ヶ岳から塔ノ峰→阿弥陀寺→箱根湯本駅と歩いたことがある。
その逆をやってみたらどうだろう?基本的にずっと登りになるから足腰を鍛えるには最適だ。

阿弥陀寺は「箱根のアジサイ寺」とも呼ばれている。ちょうどいいではないか。よし、行こう!




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というわけで地元北鎌倉から小田原駅に進み、ご覧の 7時15分発の箱根湯本行きの電車に乗る。

で、前から2両目の車両に乗り込んで周りを見てみたら、何と女子中学生や幼稚園児か小学生低学年ぐらいの制服姿の女の子ばかり。上の写真でも、何となくそれが分かるでしょう?

そうか。ちょうど通学の時間なんだ。それにしてもあまりにも女性ばかりなんで、女性専用車両じゃないかって心配しちゃったよ。

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7時29分、箱根湯本駅に到着する。
ホームから外を眺めて、ちょっと唖然。

じつはこの日は、Yahoo! の 3時間ごとの天気予報だと、6時台は弱雨マークになっていたんだ。しかし9時台からは曇りマークだったのだから、「まあ大丈夫だろう」とタカをくくっていた。

しかし今のところ雨がやむ様子はなかった。山にかかっているガスはますます増えているように見え、駅まで襲ってきそうな勢いだった。

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まあいいさ。とりあえず阿弥陀寺までは行ってみよう。最悪そこでアジサイの写真を写して戻ってくればいいのだから。

阿弥陀寺までは山道じゃない。梅雨時のレインウェアはうっとうしいから、傘を差していこう。

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駅を出て、ご覧の登山電車のガード下をくぐり、ひめしゃらの湯の方に向かって上っていく。

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少し登ったところから登山電車が強羅の方に向かって走っていくのが見下ろせた。中には例の女子中学生たちや幼稚園児たちがごっそりと乗っているようだった。一体何処に学校があるのだろう?

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一方正面の山々は濃いガスに覆われていた。ガスはいくら濃くてもいい。雨だけはやんでほしい。

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すぐに左手に「開運!なんでも鑑定団」でお馴染の北原照久氏が収集したおもちゃのコレクションが所狭しと並ぶ「北原おもちゃミュージアム」が現れる。ミュージアムの前にはバス停があった。
そうそう、ひめしゃらの湯までたしか無料送迎バスが走ってたんだっけ。でもどうせこの時間じゃ走ってないだろうな。ミュージアムもひっそりとしていたもの。

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ひめしゃらの湯まではかなりの急坂の舗装路。山道よりもむしろこういう道の方がつらいものだ。
しかも雨が降っているのだから、条件はより悪い。

しかし不思議にも案外体は軽かった。ってことは今日は体調がいいのかもしれないぞ。

それにしても、いくら 7時台とはいえ、誰も歩いていないとは・・・。

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途中に阿弥陀寺の案内があった。やはりアジサイで売っているのがここからも分かるが、「琵琶演奏の寺」という文字も見えますね。

さて、どんなお寺かな?

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by JunMorosawA | 2012-07-04 21:57 | 低山歩き | Comments(0)


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