2012年 04月 18日
先に「季節もの」の長興山紹太寺のシダレザクラの話をアップしてしまったので、今回は少し前のお話となります。ご了承ください。 私にちょっとした異常事態が続いていた。気が付いてみると、1~2月の間に一度も山歩きをしてなかったのだ。 確かにこの数年、1~2月はロクな山歩きをしたことがなかったのだが、それにしても 1~2月の間にゼロなんていうことはこの 10年近く、ない。 アクアリウムとかギターとか映画鑑賞とか、他の方に趣味の主役の座を奪われていたから・・・というのもあるにはあったけれど、やはり心身共に充実してなかったというのが一番大きいのだろう。 3月に入ってやっと 2度の山行(さんこう)を行った。1つは湯河原の幕山で、もう 1つは地元三浦半島の三浦アルプスだ。 しかし両者共にたいした山でもないのに山行のあとにぐったりとした疲労感に襲われてしまった。何とも情けない。 正月以来飲酒量が増えているのも影響していたようだ。胃腸が弱いのに飲んだくれていたんじゃ、調子など上がるはずもない。 だから 4月最初の休みの日のとき、どうしようか迷った。 しかしその日は快晴が保障されていた。そんな日に映画ってわけにはいかんでしょう。 それに流石に「春の日差しの中、歩いてみたい!」という気持ちが体の底から少しだけ湧き出ていた。 というわけで春を満喫すべく、4月2日の日、沼津に向かって旅立った私だった。 今回向かう沼津駅はもう JR東日本の管轄外だからスイカが使えない。だから直接券売機で切符を買った。 1,450円。結構するなあ。まあ映画を定価で観れば1,800円かかる。ディズニーランドならもっとずっと高い。 一方山なら入山料などを取られることもなくタダだ。そう思えば登山など安い趣味である。 北鎌倉を出発したのは 6時40分頃。日が延びて最早早朝の雰囲気はカケラもない。こんなことからも春を感じますね。 大船の駅ナカコンビニで食料をゲットしたあと、6時53分発の熱海行きの東海道線に乗り込む。 箱根に向かうときにも丹沢に向かうときにも小田原までは東海道線を使うけれども、小田原から先となると途端に回数が減る。 まして湯河原から先ともなるとますます回数が減る。調べてみたら 2009年の 3月16日以来だった。 で、そのときも今回も、私が目指すのは同じ沼津アルプスという山稜だった。 7時58分、熱海に到着。ここで静岡行きの東海道線に乗り換える。同じ下り東海道線なのにホームが違うのがどうも解せない。 というわけで、わざわざ階段を上り下りして 4番線から 3番線に向かう。ずんずん先頭車両の方に進んでギリギリに座席を確保することができた。 この乗り換えのときに、朝食のサンドイッチ用のホット・ミルクティーをゲットした。 JR沼津駅に到着したのは 8時24分だった。 新幹線が隣の三島駅には停まるのに沼津駅には停まらないってことで、昔に比べると寂れたと言っていた人がいるが、本当なんだろうか。 私には十分乗降客の多い駅に思えたけれども。 このあたりには沼津登山東海バスと伊豆箱根バスの 2つのバス会社のバスが走っている。 今回沼津アルプスの基点として選んでいたのは、3年前と同じ香貫台(かぬきだい)入口バス停だった。そこに行くには沼津登山東海バスに乗らなければならない。 だからこちらの伊豆箱根バスじゃいけないのだけれども、ふと私の目に入ったのは、行き先表示の「伊豆長岡駅」の上の「沼津アルプス」の文字。 上の写真でも見えますよね?だから「これでもいいんじゃないの?」と判断して乗ってしまった。 本当にいいのかい? ↓ 自然に興味のある方、このブログを気に入っていただけた方は、こちらをクリックしていただけると嬉しいです。 にほんブログ村
by JunMorosawA
| 2012-04-18 07:45
| 低山歩き
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